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世界が終わってしまったあとの世界で(下) Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 7個の評価

商品の説明

著者について

1972年、イギリス、コーンウォール生まれ。ケンブリッジ大学で社会学と政治学を専攻。2008年に本書でデビュー。様々なジャンル・フィクションの要素を織り込んだ独特の作風が高く評価される。2012年に長篇第二作Angelmaker(早川書房近刊)とノンフィクションThe Blind Giantを発表。2014年5月に第三長篇を発表予定。妻子とロンドン在住。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00KVA42QW
  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2014/4/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/4/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 473 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 368ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 7個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち4.3つ
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ロバもびっくり
5 星
ロバもびっくり
行った先々でその夜同行していたはずの女をだれ一人見ていない!? そんなあり得ない事態に翻弄される男もいれば、行ったこともない初めての土地でだれもが自分を見知っていることがわかり、呆然自失する女もいる。いやこの場合、一瞬にして自らの存在自体が抹消された(=改変された世界にたたき込まれた)スイックスの話をすべきだろうか。ただこの、ニック・ハーカウェイのデビュー長篇では、世界の側が切り換わるわけでは全くない。朝起きると一晩の間に6年の歳月が流れてました、その間の記憶もありませんっていうのもキツイけど、こちらはスパン数十年、そもそもこの世界に自分が存在していた形跡がなく(あれよという間に周囲のだれもがあんただれ状態に。さりとてまわりに相貌失念を慫慂する何かが本人の側にあるとかないとかやおへんで)、にもかかわらず実体はあり、記憶と世界の間にズレはあってもソゴはないわけで。といって、レイチェルのようにだれかの記憶を刷り込まれているわけでもない(だれも何も仕組んでいない)。なんでだべ、苦悶の揚げ句、主人公の「ぼく」(サピア=ウォーフ仮説ではないが、だれもが世界のどこかにマップ化されているとして、彼にはしかしそれを知る手立て、自身のリンカクを形づくったはずの名前がない)は、自ら自分の人生をでっちあげ、かかる空想のなかにいまあるのではと考える(はずれだけどね)。本当の自分には名前がある。ジョー・スポークという。気がつく人はどのくらいいるだろう。なんとハーカウェイの2作目『エンジェルメイカー』で、ロンドンを舞台にラスキン主義者同盟(ラスキンとはあの、ウィリアム・モリスの盟友ジョン・ラスキン ❲ ! ❳ なんですなこれが)の陰謀と闘う主人公と同盟、いや同名ではないか。読み終わったいまとなっては、ここがいちばん謎かな。『鉄腕アトム』に出てくる、コントロールを失った変身ロボット、プークを彷彿させるエピソードや、オブライエンの自転車人間が出てきてもおかしくないようなΧίμαιρα百出のシークエンス、フアン・ルルフォを参照しているとしか思えない言い回しなど、ほかにもみどころ多々あれどきょうはここまで。
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
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5つ星のうち5.0 ロバもびっくり
2019年5月3日に日本でレビュー済み
行った先々でその夜同行していたはずの女をだれ一人見ていない!? そんなあり得ない事態に翻弄される男もいれば、行ったこともない初めての土地でだれもが自分を見知っていることがわかり、呆然自失する女もいる。いやこの場合、一瞬にして自らの存在自体が抹消された(=改変された世界にたたき込まれた)スイックスの話をすべきだろうか。ただこの、ニック・ハーカウェイのデビュー長篇では、世界の側が切り換わるわけでは全くない。朝起きると一晩の間に6年の歳月が流れてました、その間の記憶もありませんっていうのもキツイけど、こちらはスパン数十年、そもそもこの世界に自分が存在していた形跡がなく(あれよという間に周囲のだれもがあんただれ状態に。さりとてまわりに相貌失念を慫慂する何かが本人の側にあるとかないとかやおへんで)、にもかかわらず実体はあり、記憶と世界の間にズレはあってもソゴはないわけで。といって、レイチェルのようにだれかの記憶を刷り込まれているわけでもない(だれも何も仕組んでいない)。なんでだべ、苦悶の揚げ句、主人公の「ぼく」(サピア=ウォーフ仮説ではないが、だれもが世界のどこかにマップ化されているとして、彼にはしかしそれを知る手立て、自身のリンカクを形づくったはずの名前がない)は、自ら自分の人生をでっちあげ、かかる空想のなかにいまあるのではと考える(はずれだけどね)。本当の自分には名前がある。ジョー・スポークという。気がつく人はどのくらいいるだろう。なんとハーカウェイの2作目『エンジェルメイカー』で、ロンドンを舞台にラスキン主義者同盟(ラスキンとはあの、ウィリアム・モリスの盟友ジョン・ラスキン ❲ ! ❳ なんですなこれが)の陰謀と闘う主人公と同盟、いや同名ではないか。読み終わったいまとなっては、ここがいちばん謎かな。『鉄腕アトム』に出てくる、コントロールを失った変身ロボット、プークを彷彿させるエピソードや、オブライエンの自転車人間が出てきてもおかしくないようなΧίμαιρα百出のシークエンス、フアン・ルルフォを参照しているとしか思えない言い回しなど、ほかにもみどころ多々あれどきょうはここまで。
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2017年3月1日に日本でレビュー済み
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年8月31日に日本でレビュー済み
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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