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家路 [DVD]

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仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,391
DVD [DVD]
¥2,200
フォーマット 色, ワイドスクリーン
コントリビュータ 内野聖陽, 久保田直, 田中裕子, 松山ケンイチ, 安藤サクラ
稼働時間 1 時間 58 分

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商品の説明

ここで、生きていく。3月11日ーーあの日、故郷を失った家族の再生の物語。

[セールスポイント]
◆ベルリン映画祭公式出品作品。
震災の影響で立ち入れなくなった故郷- 突然の弟の帰還がもたらす、家族の未来とは。
深い葛藤を抱えながら、希望を見出そうとする家族の感動の物語。
◆主演:松山ケンイチをはじめ内野聖陽、田中裕子、安藤サクラ等豪華キャストの卓越した演技力が胸を打つ。
◆監督は、ギャラクシー大賞をはじめ数々のドキュメンタリーの受賞歴を持つ久保田直。
劇映画デビュー作となる本作では25年以上にわたるテレビドキュメンタリーのキャリアを通じて追いかけてきた「家族の姿」を描く。
◆福島ロケで、日本の原風景ともいえる厳しいながらも美しい自然の中で、
「家族とは」「生きるとは」「人間の誇りとは」「命とは」を観るものに問いかける
◆主題歌は本作のテーマに共感したSalyu「アイニユケル」(作詞・作曲・編曲:小林武史)が作品の世界を彩る。

[内容解説]
“故郷"― それは、自分が生まれた場所。
かけがえのない家族がいた場所。
そこが無人になった時、故郷を捨てた弟が帰ってきた。
ある思いを胸に。


震災の影響によって、故郷が“帰れない場所"になってしまった。
先祖代々受け継いできた土地を失い鬱々と過ごす兄と、胸の奥に諦めと深い悲しみを抱えた母。
生きてきた土地を離れ、先の見えない日々を過ごす彼らの元へ、20年近く前に故郷を出たまま、音信不通だった弟が突然帰郷した。
たった一人で苗を育て、今はもう誰もいなくなってしまった田圃に苗を植える弟。
過去の葛藤を抱えながらも、故郷で生きることを決めた弟が、バラバラになってしまった家族の心を結びつけていく--


[特殊内容/特典]
・予告編集(本編DISCに収録)
特典DVD
・メイキング「一粒万倍の日々」
・ナビゲーション番組 映画「家路」の世界 希望を紡ぐ物語篇/
想いを語る俳優篇・ドキュメンタリー番組 ここで生きていく~映画「家路」がみつめた福島の今~
・完成披露プレミア上映会 ・ベルリン国際映画祭
◆初回生産版仕様 スペシャル・アウターケース付
◆初回生産版封入特典 インタビュー&フォトブックレット(16P) 封入
※初回特典は数量限定により、在庫がなくなり次第終了となります


[スタッフキャスト]
【CAST】
松山ケンイチ
田中裕子
安藤サクラ
内野聖陽
山中崇
田中要次
光石研
石橋蓮司

【STAFF】
監督・編集:久保田直
脚本:青木研次
企画協力:是枝裕和 諏訪敦彦
音楽:加古隆
主題歌:Salyu「アイニユケル」(作詞・作曲・編曲 小林武史/TOY'S FACTORY)
プロデューサー:青木竹彦 定井勇二 毛利匡
アソシエイト・プロデューサー:田口聖
ライン・プロデューサー:渡辺栄二
撮影:板倉陽子
照明:杉本周士
美術:三ツ松けいこ
録音:森英司
製作:『家路』製作委員会(WOWOW ポニーキャニオン ホリプロ ビターズ・エンド いまじん ハートス レスパス・ビジョン ソ
企画・制作プロダクション:ソリッドジャム



[発売元]ポニーキャニオン

(C)2014『家路』製作委員会

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 160 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988013060487
  • 監督 ‏ : ‎ 久保田直
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 58 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/9/17
  • 出演 ‏ : ‎ 松山ケンイチ, 田中裕子, 安藤サクラ, 内野聖陽
  • 販売元 ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B00LBW65SC
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
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“富の岡、福の島”から“孤立した島”へ? 淡々と進行させたからこそ、深い余韻を残す問題作
4 星
“富の岡、福の島”から“孤立した島”へ? 淡々と進行させたからこそ、深い余韻を残す問題作
 震災直後から約3年間、某雑誌の取材でフクシマに通い詰めていたのだが、次郎(松山ケンイチ)と忠司(山中崇)が無人の町を二人乗りのバイクで走るシーンにおける、流れる家並みを観ていたら、当時の記憶が具(つぶさ)に蘇り、自分は発信すべきことをきちんと言葉や写真、レイアウト等で伝えられただろうかと、考え込んでしまった。 放射能は不可視だから、立入禁止区域はただ人々が歩いていないだけ、天候が好い日などは本当に何もなかったような錯覚に捉われてしまう。 通行止めの柵一つこちら側の家では家族揃って居住、老人が縁側で日向ぼっこをしていたり、姉弟らしい幼い子供がバドミントンに興じていたり、日本全国何処にでもある日常なのだ。 かつての同級生である二人が少年時代に通った中学校へ行き、そこで交わされる会話、例えば、「成績が落ちる」と一年で東京に戻った転校生ハセクラキョウコの話題とか、凄えリアル。 次郎が「好い匂いしてたんだよぉ」と呟くと、忠司が「この辺の娘(こ)と、使ってたシャンプーが違うね」と続ける。 地元の雇用を生み出すため現地採用の社員も少なくはなかったが、実際に現場の決定権があり仕切っていたのは、将来の出世のため東京から一時の腰掛けで転勤し、また東京に戻って行くキャリア組。 この後の擬似ホームルームのシーンは、ちょっと感動さえしてしまった。 事実というある意味で直截的なドキュメンタリー形式ではなく、想像力の賜であるフィクションを通してしか伝わって来ないものが、確実にあると思う。  単なる娯楽(それも悪くはないが)ではないストーリーこそが、人々の裡にある生き続けるための欠かせない何かを激しく揺さ振り、活性化させ、後々の辛く長い年月に耐え得る“糧”のようなものを育てるケースは少なくはない。 人間が生きるためには、未来へと繋がるイマジネーション、物語が必要だからだ。 二郎の兄の総一(内野聖陽)が大震災のトラウマから無気力に陥り、妻の美佐(安藤サクラ)が弁当屋のパートを辞め風俗で働いているという設定に違和感を持つ向きもあるだろう。 確かに小名浜にあるソープ街(確か11、2軒あって、震災後は6軒がすぐ営業開始)で働く子たちがスナックで呑んでいるのに偶然出くわしたおり、てっきり地元出身かと思いきや、話してみると雄琴(滋賀県)等の関西圏や金津園(岐阜県)から流れて来た女性ばかり。 「東北のお客さんって、皆、好い人や」、「無理な要望、言わへんしな」、「魚を捌いて刺身にしたのとか、いつも何かを持って来てくれたりな」、「関西は変態ばかりやんか」、必ずしもそうとは限らないと思ったのだけれど。 世間体を気にして閉鎖的な東北というイメージだが、キャバクラ系は結構地元の子たちが普通に働いているし、本番なしのデリヘルなら有り得ない設定ではないはず。 町民たちが公民館か小学校の体育館みたいなところで、ぶらぶら体操やフォークダンスを行うシーンは、震災直後に全国から押し寄せた補助金目当てのNPO法人、金の亡者どもを憶い出してしまった。 既に基点となるNPOを各都道府県に持っていて、あちらでの実績を盾に簡単に福島でも設立可能。 「毎年下りる補助金をどう使うか考えるだけで、経営は楽ですねえ」と、ネットで募り無料で提供された燃費の悪い輸入車(ガソリン代は経費)に、飲み屋のネーチャンたちを乗せ、被害が少ない内陸の焼き肉店へ繰り出したり、活動実績の動画を録画するという名目で購入した高級ヴィデオ・カメラで、現地採用スタッフの女の子とのラヴホの営みを録画したり、etc。 次郎と忠司が東京から地元へ戻って来たこと、次郎と母の登美子(田中裕子)が二人で汚染区域へ踏み入るラストは、どのように捉えるべきなのだろう。 東北に多い姥捨て伝説、昨今のボーイズ・ラヴ、インセスト・タブーという多義性も含めた、歌舞伎の心中物、男女が手に手を取って“死”へと赴く、“道行(みちゆき)”等を意味していないか? 登美子(宮尾登美子の女性が苦労ばかりして立ち上がる小説を憶い出させるが)という名前自体、美へと向かって登り詰めようとする伝統芸能の古典的美学と言えば、穿(うが)ち過ぎだろうけどね。 ぼんやりと脳裡に浮かんで来たのは、松岡正剛が何かに書いていた、“生命は地球の自然環境によって海で生まれ陸に上がり、またそれらに戻る。人間は、地球の小さな突起に過ぎないのかもしれない。人間の天敵は地球だ。地球がバリバリと人(生命)を喰っている”というような主旨。 ドナルド・トランプが地球温暖化を、「単なる錯覚だ、天気が好いに過ぎない」と発言したことについては、動顛したというより大笑いしてしまった。 しかし、笑い事ではなく、綺麗事でもなく、我々が住む環境を汚染し続けることはマジに地球の破壊、人類滅亡の道行であり、しっかりと我が身に引き寄せて考えなければならず、深く自戒するとともに広く訴えて行くべきでしょう? 「もう、既に遅いよ」なんて、言っている場合じゃねえんだぜ。
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