大崎善生さんの「聖の青春」が大好きで、この本も読みたい読みたいと思っていて、
ようやく手に入れた一冊。棋士になる前の奨励会がどんなところなのか垣間見れて
切なくも興味深く読み進めました。
棋士になれなくて、どん底に落ちてしまった主人公の最後のメッセージが胸にグッときました。
Kindle 価格: | ¥770 (税込) |
獲得ポイント: | 39ポイント (5%) |
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将棋の子 (講談社文庫) Kindle版
奨励会……。そこは将棋の天才少年たちがプロ棋士を目指して、しのぎを削る“トラの穴”だ。しかし大多数はわずか一手の差で、青春のすべてをかけた夢が叶わず退会していく。途方もない挫折の先に待ちかまえている厳しく非情な生活を、優しく温かく見守る感動の1冊。第23回講談社ノンフィクション賞受賞作(講談社文庫)
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/5/15
- ファイルサイズ3019 KB
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
未来の名人を夢見る天才少年達が熾烈な競争を繰り広げる奨励会。青春のすべてをかけた彼らの代償とは何か-。「聖の青春」の著者が放つ、せつなくも美しく、最後に勇気が湧いてくる物語。
著者について
大崎善生(おおさきよしお)
1957年、北海道札幌市生まれ。82年、日本将棋連盟に入り、91年から10年間にわたって「将棋世界」編集長。2001年2月、退職してフリーの作家活動に入る。デビュー作『聖の青春』(講談社刊)で第13回新潮学芸賞を受賞。
1957年、北海道札幌市生まれ。82年、日本将棋連盟に入り、91年から10年間にわたって「将棋世界」編集長。2001年2月、退職してフリーの作家活動に入る。デビュー作『聖の青春』(講談社刊)で第13回新潮学芸賞を受賞。
登録情報
- ASIN : B00LP6RWUY
- 出版社 : 講談社 (2003/5/15)
- 発売日 : 2003/5/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3019 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 292ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 95,254位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,788位ノンフィクション (Kindleストア)
- - 1,871位講談社文庫
- - 22,850位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月17日に日本でレビュー済み
レポート
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2023年5月8日に日本でレビュー済み
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名人戦といったタイトル戦が、すべての棋士が仰ぎ見る最高峰の舞台であり〝光〟であるとするなら、ここに描かれている奨励会での焦燥感と悪戦苦闘、プロの棋士となる夢、それに破れた若者たちの絶望感は、〝影〟と言ってもいいのでしょうか。
著者が描き出す同郷の天才児〈成田英二〉の波乱の人生模様、棋士を目指す英二を献身的に支える母の姿、棋士となる夢破れた〈米谷和典〉の絶望と別の道への挑戦、海外放浪の旅に出た〈江越克将(えごし かつまさ)〉青年のたくましさ、etc. etc.
彼らの姿が切なく、やるせなく、心にじんじん染みて、随分と堪(こた)えました。
先日読んだ瀬川晶司『泣き虫しょったんの奇跡 完全版』(講談社文庫)もたまらんくて何度か泣いてしまったけど、本書もあちこちで、と胸を突かれてたまらんかったです。
著者が描き出す同郷の天才児〈成田英二〉の波乱の人生模様、棋士を目指す英二を献身的に支える母の姿、棋士となる夢破れた〈米谷和典〉の絶望と別の道への挑戦、海外放浪の旅に出た〈江越克将(えごし かつまさ)〉青年のたくましさ、etc. etc.
彼らの姿が切なく、やるせなく、心にじんじん染みて、随分と堪(こた)えました。
先日読んだ瀬川晶司『泣き虫しょったんの奇跡 完全版』(講談社文庫)もたまらんくて何度か泣いてしまったけど、本書もあちこちで、と胸を突かれてたまらんかったです。
2019年10月18日に日本でレビュー済み
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潰しのきかない分野に青春をかけて挫折した者の悲哀を描いている。同様の経験のある当方としては身につまされる。最後に主人公が将棋のインストラクターの道に活路を見出だすところで救われた気がする。
2022年9月16日に日本でレビュー済み
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とにかくせつなくておもしろい
2022年7月20日に日本でレビュー済み
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本作を平たく言うと、
「一つの物事に集中するのは素晴らしい。しかしその将来を想像して解っていなければ辛い人生を歩む事になるぞ。」
奨励会に入って出ていく人たちはたくさんいる。そして脱落して辞めざるを得ない人はたくさんいる。
それでも自頭の良さを応用して何とかなった人もいる。そして将棋への執着を手放せずにどうにもならない人もいる。
将棋の世界に問わず世の中の全ての職業はそうである。と言いたいのは理解できる。
だが、最後に「将棋は優しい」と言い切る文章で台無しになった。本質を無くしている。
将棋とは何か?平和な戦闘行為だ。勝てば得る、負ければ失う。だから魅了されるし、美しいのだ。
そこへ作者の理想を打ち込まれてもただひたすらに空虚だ。勝負ごとに優しさなど不要だ。
「一つの物事に集中するのは素晴らしい。しかしその将来を想像して解っていなければ辛い人生を歩む事になるぞ。」
奨励会に入って出ていく人たちはたくさんいる。そして脱落して辞めざるを得ない人はたくさんいる。
それでも自頭の良さを応用して何とかなった人もいる。そして将棋への執着を手放せずにどうにもならない人もいる。
将棋の世界に問わず世の中の全ての職業はそうである。と言いたいのは理解できる。
だが、最後に「将棋は優しい」と言い切る文章で台無しになった。本質を無くしている。
将棋とは何か?平和な戦闘行為だ。勝てば得る、負ければ失う。だから魅了されるし、美しいのだ。
そこへ作者の理想を打ち込まれてもただひたすらに空虚だ。勝負ごとに優しさなど不要だ。
2021年3月29日に日本でレビュー済み
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過酷な三段リーグ。そこでは、プロ棋士になった者、奨励会を退会していった者…。今まで将棋しか指して来なかった「神童」が社会に放り出されたら…
著者渾身の一冊!
著者渾身の一冊!
2021年2月14日に日本でレビュー済み
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あまりにも厳しい世界でもがきながら、結局実らない人生に涙しました。
2017年9月27日に日本でレビュー済み
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同世代、背景描写に懐かしさを覚える。将棋指しまだ存在していた。