内容は今更言う事はありません
年に1回くらいふと作者の名前検索したりするのですが某編集の方がお付き合いあるらしくツイッターに
現在国語教師をされている事
当時2巻の草稿を読んだそう
15年ほど前に2巻?を書けなくなっていた
って呟かれてました
やっぱり続編は絶望的ですかねぇ…
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神々の砂漠 風の白猿神 (富士見ファンタジア文庫) Kindle版
人類と〈機械知性〉とが死闘をくりひろげた〈聖戦〉から百年。地球の三分の一をおおう砂漠の中に、その少年はいた。古城宴。九年前、謎の壊滅をとげた東京シティの生き残り。現在は“大槻キャラバン”の一員として戦闘空母“箱舟”に乗り込んでいる。彼は今、仲間の少年たちとともに船を離れ、聖戦時の遺跡の発掘をしていた。作業用アームの先がなにか硬いものに当たる。丸いシルエット。“神格匡体”だ。人の想像力を現実の力にかえ、神話の神々を地上に顕現させる究極の兵器―。宴たちは期待と畏れに躍る胸を圧さえ、慎重にその白い匡体を掘り出していく。それが白猿神ハヌマーン、そして謎を秘めた少女シータとの出会いだった…。吹き抜ける風は熱く乾き、雷鳴は波乱を告げて轟く。少年よ、今こそ旅立ちだ。選考委員大絶賛のSF冒険ロマン。第六回ファンタジア長編小説大賞受賞作。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2014/7/19
- ファイルサイズ10639 KB
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- 販売: Amazon Services International LLC
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登録情報
- ASIN : B00LP8NFWQ
- 出版社 : KADOKAWA (2014/7/19)
- 発売日 : 2014/7/19
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 10639 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 283ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,021位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,263位富士見ファンタジア文庫
- - 19,249位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年1月21日に日本でレビュー済み
一巻しか出ていないのは残念ですが、もう30年以上前に読んだはず
まだ初版を大事に持っています
何度読み返したかわかりませんが、キャラと設定がとても魅力的です
まだ初版を大事に持っています
何度読み返したかわかりませんが、キャラと設定がとても魅力的です
2018年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年以上前の作品なので古臭く感じる部分はありますが、十分楽しめました。
神格匡体良いですね。
未完なのが本当に残念です。このワクワク感をどこに持っていけばいいのか。
神格匡体良いですね。
未完なのが本当に残念です。このワクワク感をどこに持っていけばいいのか。
2003年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もう、10年程前になりますが、中学2年の頃に読みました。
絶版になっていなかったことに、驚きました。
読んだ、日本の青少年向けSF小説で、一番楽しんだものでした。
高校の国語の先生が書かれたそうですが、立派な文体であったことを覚えています。
近未来を舞台にした、ガンダムとラピュタを合わせた様なストーリーでした。話を盛り上げる、幾つかの独創的な小道具(「筐体」というロボットなど)が、特に印象的でした。
もし、青少年向けSFが好きな方でしたら、間違いなく楽しめる一冊だと思います。
絶版になっていなかったことに、驚きました。
読んだ、日本の青少年向けSF小説で、一番楽しんだものでした。
高校の国語の先生が書かれたそうですが、立派な文体であったことを覚えています。
近未来を舞台にした、ガンダムとラピュタを合わせた様なストーリーでした。話を盛り上げる、幾つかの独創的な小道具(「筐体」というロボットなど)が、特に印象的でした。
もし、青少年向けSFが好きな方でしたら、間違いなく楽しめる一冊だと思います。
2003年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
富士見ファンタジア文庫のなかで一、二をあらそう傑作。
いまでは少なくなった正統派ファンタジーSF。
「ガンダム」か「ラピュタ」が好きな人は必読!
いのまたむつみのイラストも素晴らしい。
いまでは少なくなった正統派ファンタジーSF。
「ガンダム」か「ラピュタ」が好きな人は必読!
いのまたむつみのイラストも素晴らしい。
2016年6月11日に日本でレビュー済み
最初に読んだのが約20年前。15年後、引っ越し時紛失。それも5年後、離婚の際に紛失。再再度購入。滝川先生以上の作品には54歳の小生、いまだ恵まれず。
2014年7月3日に日本でレビュー済み
およそ十数年ぶりの再読。
第六回ファンタジア長編小説大賞受賞の、けれども未完の傑作であります。
「聖戦」によって荒廃した未来が舞台のSFファンタジー譚。後書きによるとガンダム+ラピュタとのことですが、どちらかといえばマクロス+ナウシカ? 他にも女神転生だとかマッドマックスだとか、80〜90年代の流行りもの要素がてんこもりの懐かしさ。
世界観の設定といいストーリー展開といい、極めてオーソドックスながら、巨大ロボットの亜流とはいわせない「神格筐体」の設定がとても秀逸。続編の出ることのなかった未完の作品ながら、ストーリー運びをはじめ、後発の作品に与えた影響は大きなものがあります。
滑りがちのコメディ描写、宴とシータのやりとりの青臭さ、駆け足の終盤等々、さすがに読者も年をくってから読み返すとつらい部分も散見されますが、作風はまさしく「王道」そのものでして、まだ十代の若いうちにできれば読んでおきたい一冊です。
第六回ファンタジア長編小説大賞受賞の、けれども未完の傑作であります。
「聖戦」によって荒廃した未来が舞台のSFファンタジー譚。後書きによるとガンダム+ラピュタとのことですが、どちらかといえばマクロス+ナウシカ? 他にも女神転生だとかマッドマックスだとか、80〜90年代の流行りもの要素がてんこもりの懐かしさ。
世界観の設定といいストーリー展開といい、極めてオーソドックスながら、巨大ロボットの亜流とはいわせない「神格筐体」の設定がとても秀逸。続編の出ることのなかった未完の作品ながら、ストーリー運びをはじめ、後発の作品に与えた影響は大きなものがあります。
滑りがちのコメディ描写、宴とシータのやりとりの青臭さ、駆け足の終盤等々、さすがに読者も年をくってから読み返すとつらい部分も散見されますが、作風はまさしく「王道」そのものでして、まだ十代の若いうちにできれば読んでおきたい一冊です。
2010年8月23日に日本でレビュー済み
小学生の時に始まったフルメタルパニックも完結し、もはや新作をチェックしない富士見で、次を待つのはこの作品だけになりました。
ドタバタでなく、いい具合に内容もファンタジーで、しっかりとしたヤングアダルト向けのSF小説でした。神格筺体というコアに乗り込み、必要な時は操縦者のイメージで古代の神々の姿の相を作り出し戦うロボットなど、設定も大変うまく、小中学生(その頃の気持ちを忘れていない人も)ならギュンギュン来るはずです。
富士見ファンタジア大賞初受賞(だったはず)作品は伊達じゃありません。
いのまたむつみによる挿絵もまたよかった。
小中学生には是非読んでほしい作品です。
今の時代、富士見ファンタジア、というレーベルではこのような作品は求められていないのかもしれません。ですが、作者は滝川羊の名前を捨ててはいないようなので、気長に次を待ちます。
ボーイミーツガール、ロボット、ラピュタ、ガンダムX、どれか一つでも好きならば、是非手にとってください。後悔はしないと思います。そして一緒に、未定の次回作という渇いた砂漠をさまよう子羊になりましょう……。
ドタバタでなく、いい具合に内容もファンタジーで、しっかりとしたヤングアダルト向けのSF小説でした。神格筺体というコアに乗り込み、必要な時は操縦者のイメージで古代の神々の姿の相を作り出し戦うロボットなど、設定も大変うまく、小中学生(その頃の気持ちを忘れていない人も)ならギュンギュン来るはずです。
富士見ファンタジア大賞初受賞(だったはず)作品は伊達じゃありません。
いのまたむつみによる挿絵もまたよかった。
小中学生には是非読んでほしい作品です。
今の時代、富士見ファンタジア、というレーベルではこのような作品は求められていないのかもしれません。ですが、作者は滝川羊の名前を捨ててはいないようなので、気長に次を待ちます。
ボーイミーツガール、ロボット、ラピュタ、ガンダムX、どれか一つでも好きならば、是非手にとってください。後悔はしないと思います。そして一緒に、未定の次回作という渇いた砂漠をさまよう子羊になりましょう……。