先日発売された
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はかなりよかった。
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はだいぶ重たく後期MADを彷彿させた(個人的にはAA=の
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は後期MADを凌駕している)。
そして本作は
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とは違うテイストの曲が入っている。
全体的に言えば、POP感があり、後期MADで言えば、
kyonoのボイス部分がないGood girlやSCARYに近いだろう。
でも明らかにMADとは違う、それはいい意味でも悪い意味でも。
そういった過去にとらわれない曲作りの姿勢がファンとしてはまたいい
(もちろんMADが復活したらしたでファンなら喜ぶ)。
もちろんそれでもThe Klockが重いから全部がポップとは言えない。
だが序盤のHUMANITY2、2:REPEAT:2、The Jam、
Path of the arrowと疾走感のあるポップな曲が続く。
Lastsでゆったりとした美しい旋律の曲でまた雰囲気が変わる。
そしてThe Klockでその雰囲気をがらりと重たい方向へとシフトさせ、
曲の中でへヴィとポップの狭間へと誘う。
そして最後にEndrollで柔らかく心地よい雰囲気に包まれ、
曲が終わる。
初回限定(恐らく)で本作と
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を買うことで、
CDをドッキングさせ一つの新生アルバムとすることができる。
この新生アルバムのジャケットがまたかっこよく、
AA=がliveで使用しそうなマスクをかぶったドクロへと変貌する。
そして
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の初回本体の中は1枚CDを入れるスペースがあり、
そこに本作のCDを入れるとCD二枚組の#4が完成する。
本作(
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と本作4を合わせた#4)は、
個人的にAA=史上一番良いと思う。
もちろんPeaceの入った#1や、
#2、#3と聴いたうえでの感想である。
#3もよかった、だが明らかに#4はそれを凌駕している、進化している。
よって★5とした。