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(日本人) Kindle版
「日本人」が考える「日本人」のイメージはすべて間違っている。それはすべて西欧社会が作ったものだからだ。「日本人的なもの」とは、よくいわれる〝世間〟(ムラ社会)ではなく、〝世俗〟(神を信じずに功利的に生きる)の方にある。実は西欧人以上に日本人は、合理的な考え方を好む民族なのだ。従来の論をすべて覆した全く新しい日本人論!
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2014/8/7
- ファイルサイズ9687 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
1959年生。早大卒。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(小社)でデビュー。「新たな資本論の誕生! 」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(小社)が累計30万部のベストセラーになる。他に『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』(小社)、『大震災の後で人生について語るということ』(講談社)など、著書多数。
登録情報
- ASIN : B00MG9UH06
- 出版社 : 幻冬舎 (2014/8/7)
- 発売日 : 2014/8/7
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 9687 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 394ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,506位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 570位社会学概論
- - 854位社会学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が30万部を超えるベストセラーに。06年『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞。橘玲公式サイト http://www.tachibana-akira.com/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月4日に日本でレビュー済み
レポート
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日本人を()に入れるなら、エポケーとかするのかな、とも思いきや、あんまりフッサールは関係ないんですよね。世俗と掛けたのかとも思い巡らしましたが、解けませんでした。スミマセン。でも、内容には圧倒されております。暗澹たる息子達の未来に嘆き悲しむしかない自分が、情けない限りです。無念!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2012年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでにない、全く斬新な角度からアプローチを試みた意欲的な(日本人)論。
日本人が()に入れられた意図は、「はじめに」で明確に示される。
「国家」や「国民」という既成の枠組みから離れて「さまざまな出来事をシンプルに理解」しようとの試みである。
世界の中でも、極端に“反権力”な日本人。
その“謎”を出発点として、「進化心理学」の知見に基づいて(日本人)論を展開していく。
全体は、0章「ほほえみの国」から20章「自由のユートピアへ」の21章で構成。
それを
PART1LOCAL(第1〜8章)
PART2GLOBAL(第9〜16章)
PART3UTOPIA(第17〜20章)
という形で「ローカル」「グローバル」の本質を掘り下げたうえで、目指すべき「ユートピア」への道を探ろうというものである。
この、1章1章が、非常に噛みごたえがある。
角度も、社会論、経済論、政治論、人間論、脳科学など多岐にわたり、著者の博覧強記ぶりと発想力のユニークさに驚嘆を覚える。
そして、2章ごとに「ここまでのまとめ」が10か所設けられており、読者の理解を助けるサービス精神もある。
それでも、私にとっては、少々難解な書物であった。
通読後、「ここまでのまとめ」を読み返して、何とか著者の思索について行った感がある。
最後に、「日本人に残された希望」について語られる。
「いまの世俗性を維持したまま自由な自己表現ができる社会をつくることにしかない」と。
この結論部分に、著者が、どれだけ多くのニュアンスと背景と思いを込めていることか。
読んでみて感じること多々である。
ただ、私には、著者が語る「希望」の具体的なイメージに関しては、まだよく理解できず「思索中」である。
ちょっと難しめの「読書好き」の人にとっては、非常に興味深い著作である、と思う。
日本人が()に入れられた意図は、「はじめに」で明確に示される。
「国家」や「国民」という既成の枠組みから離れて「さまざまな出来事をシンプルに理解」しようとの試みである。
世界の中でも、極端に“反権力”な日本人。
その“謎”を出発点として、「進化心理学」の知見に基づいて(日本人)論を展開していく。
全体は、0章「ほほえみの国」から20章「自由のユートピアへ」の21章で構成。
それを
PART1LOCAL(第1〜8章)
PART2GLOBAL(第9〜16章)
PART3UTOPIA(第17〜20章)
という形で「ローカル」「グローバル」の本質を掘り下げたうえで、目指すべき「ユートピア」への道を探ろうというものである。
この、1章1章が、非常に噛みごたえがある。
角度も、社会論、経済論、政治論、人間論、脳科学など多岐にわたり、著者の博覧強記ぶりと発想力のユニークさに驚嘆を覚える。
そして、2章ごとに「ここまでのまとめ」が10か所設けられており、読者の理解を助けるサービス精神もある。
それでも、私にとっては、少々難解な書物であった。
通読後、「ここまでのまとめ」を読み返して、何とか著者の思索について行った感がある。
最後に、「日本人に残された希望」について語られる。
「いまの世俗性を維持したまま自由な自己表現ができる社会をつくることにしかない」と。
この結論部分に、著者が、どれだけ多くのニュアンスと背景と思いを込めていることか。
読んでみて感じること多々である。
ただ、私には、著者が語る「希望」の具体的なイメージに関しては、まだよく理解できず「思索中」である。
ちょっと難しめの「読書好き」の人にとっては、非常に興味深い著作である、と思う。
2022年12月10日に日本でレビュー済み
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私も一般的な日本人論には違和感を感じていました。この本の日本人論は本当に腑に落ちた内容です。多くの組織リーダーに読んでん頂きたい本ですね!
2023年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者とは取っているポジションはまったく異なるものの、面白く読めた。
著者は加速主義という言葉こそ遣わないものの典型的な加速主義者で、新自由主義的な価値観を加速させまくって、古今東西どんな大国もなし得なかったイングルハートの価値マップにおける右上空白の〈ユートピア〉にたどり着けるのは日本しかない!と主張する。
こう書くといささか国粋主義的だが、意外と作者は日本のことがあまり好きではないらしい。ヨーロッパ・プロテスタント圏のように近代化されておらず、ヨーロッパ・カトリック圏のような伝統主義も持ち得ない。アメリカのようなグローバル資本にも遅れを取っている。こうしたイデオロギーの点だけではなく、あとがきでは学校や就活といった場面で、自分が日本社会における異物のような感覚を覚えた様子を実体験をもとに語っている。
タイトルで日本人に( )を付けたのも、これまで日本人に特有とされてきた気質や国民性が実は農耕民族や儒教文化圏にはよく見られることで、俺が真に日本固有の国民性を明らかにしていくぞ!という意気込みが感じられて良い(実は最終章でさらにもう一段階加速してこの( )の真意がそれとなく明らかにされる。要は国家の解体である)。そうした作業は日本社会の異物である著者だからこそ成し得たものだろう。
日本は世界一世俗的で、個人主義的で、「空気と水」に支配された「ほほえみの国」である──射程があまりにも広いために(引用元はマイケル・サンデルやジャレド・ダイアモンド、中村元など広範に渡るがそれははあくまで補助線で、著者の主張の骨子には丸山眞男や橋本努の影響が大きいと感じた)ところどころ論理の飛躍や検証不足の感は否めないが、新書なのでこれで良い。
ただ中村元を引用していた章は自分の専門分野でもあるので、もし著者に会うことがあればひと言文句を言ってやりたいと思う。
自己責任論のくだりとか、執筆当時(2012年)の橋下徹への激励とかでネオリベキッショ〜となる論理展開はあるものの、破綻なく一貫していて敵?ながらアッパレって感じだった(自分も無政府主義者ではあるけど、アナルコ・キャピタリズムよりももっと素朴なあり方を想定していたし、アナキストにもいろいろいるなあと気づかされた)。
さいきんは自分と同じような質感の著作を読んで気持ちよくなってばかりいたので、自己批判的な筋力を鍛え直す意味でも良い読書だった。
著者は加速主義という言葉こそ遣わないものの典型的な加速主義者で、新自由主義的な価値観を加速させまくって、古今東西どんな大国もなし得なかったイングルハートの価値マップにおける右上空白の〈ユートピア〉にたどり着けるのは日本しかない!と主張する。
こう書くといささか国粋主義的だが、意外と作者は日本のことがあまり好きではないらしい。ヨーロッパ・プロテスタント圏のように近代化されておらず、ヨーロッパ・カトリック圏のような伝統主義も持ち得ない。アメリカのようなグローバル資本にも遅れを取っている。こうしたイデオロギーの点だけではなく、あとがきでは学校や就活といった場面で、自分が日本社会における異物のような感覚を覚えた様子を実体験をもとに語っている。
タイトルで日本人に( )を付けたのも、これまで日本人に特有とされてきた気質や国民性が実は農耕民族や儒教文化圏にはよく見られることで、俺が真に日本固有の国民性を明らかにしていくぞ!という意気込みが感じられて良い(実は最終章でさらにもう一段階加速してこの( )の真意がそれとなく明らかにされる。要は国家の解体である)。そうした作業は日本社会の異物である著者だからこそ成し得たものだろう。
日本は世界一世俗的で、個人主義的で、「空気と水」に支配された「ほほえみの国」である──射程があまりにも広いために(引用元はマイケル・サンデルやジャレド・ダイアモンド、中村元など広範に渡るがそれははあくまで補助線で、著者の主張の骨子には丸山眞男や橋本努の影響が大きいと感じた)ところどころ論理の飛躍や検証不足の感は否めないが、新書なのでこれで良い。
ただ中村元を引用していた章は自分の専門分野でもあるので、もし著者に会うことがあればひと言文句を言ってやりたいと思う。
自己責任論のくだりとか、執筆当時(2012年)の橋下徹への激励とかでネオリベキッショ〜となる論理展開はあるものの、破綻なく一貫していて敵?ながらアッパレって感じだった(自分も無政府主義者ではあるけど、アナルコ・キャピタリズムよりももっと素朴なあり方を想定していたし、アナキストにもいろいろいるなあと気づかされた)。
さいきんは自分と同じような質感の著作を読んで気持ちよくなってばかりいたので、自己批判的な筋力を鍛え直す意味でも良い読書だった。
2021年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界中から日本に選手が集まっているこの時期に、世界から見た日本人はどんなふうだろうと思って検索していた中で見つけた本作。
冒頭から私の日本人像は崩れる。
「本当にそうかしら?」と思いながら読み進める。
正直、途中理解できない箇所もあったが、最後まで読むとなるほどなと思った。
日本人は世俗的。
これは日本が島国で独自の文化を形成しながら営んできたDNA的なもので、日本が変わるにはこの中から希望を見出さなければならない。
グローバリゼーションに巻き込まれながら日本はどこに向かうのか。
他国の話もたくさん出てくる。
アメリカはなぜあんなにも差別に厳しいのか。
その理由がはっきりわかった時、アメリカなりにこれまで苦労がたくさんあり、人々が信じようとしているものがどれほど尊くて、現在のグローバリゼーションを体現するに至ったのか、とても感心した。
ちなみに、日本人であることが誇らしく感じるとか、そういうエモ要素は全くなく、どちらかというと悲観的要素の多い中で今後の日本を考える本です。
冒頭から私の日本人像は崩れる。
「本当にそうかしら?」と思いながら読み進める。
正直、途中理解できない箇所もあったが、最後まで読むとなるほどなと思った。
日本人は世俗的。
これは日本が島国で独自の文化を形成しながら営んできたDNA的なもので、日本が変わるにはこの中から希望を見出さなければならない。
グローバリゼーションに巻き込まれながら日本はどこに向かうのか。
他国の話もたくさん出てくる。
アメリカはなぜあんなにも差別に厳しいのか。
その理由がはっきりわかった時、アメリカなりにこれまで苦労がたくさんあり、人々が信じようとしているものがどれほど尊くて、現在のグローバリゼーションを体現するに至ったのか、とても感心した。
ちなみに、日本人であることが誇らしく感じるとか、そういうエモ要素は全くなく、どちらかというと悲観的要素の多い中で今後の日本を考える本です。
2018年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すでに知ってることも多いが、楽しく読むことができた。本筋と逸れる部分もあるが、それはそれだをで良いと感じた。
2021年11月18日に日本でレビュー済み
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これだけ幅広いことをカバーするのは、大変ですが、現代の世界と日本の課題と要因に関する、最良のブックガイドにもなっています。進化論、坑道遺伝学関連は、重複が多いですが、大事なところなので、気になりません。
2015年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結論として面白いのかどうかといえば、「面白い」と言って良い本だと思います。
こうしたジャンルに興味を持っている人ならば既出のネタも多く引用の集合体の様な本ですが、それだけに、この本に興味を示す人ならば面白いと思える引用なので、触手を拡げるには格好のインデックスとなるでしょう。
ただ、この著者はテーマを何にしても結局行き着く所が一緒で、これらの小ネタを元に得た著者の知見を披露するのがメインで、タイトルは変えても同じ所に行き着きます。まぁ主題を忘れてしまう訳ではなく折々に戻るので破綻はしていないのですが、結局各著書のタイトルはあまり関係無いかな、と。「表題のテーマに対して、著者の現時点の知見による感想を述べ、小ネタを披露する」という構成なのだと思います。まぁそれだけに、新刊が出ればそれなりに目を通してみたい気は起こります。
また、生物の最終目的を生殖・繁殖機会の最大化である的に簡略化し男女の説明をする部分は、若干、陳腐に単純化し過ぎてるかなという気もします。著者が好きそうなフランク・ライアンの「破壊する創造者」を読んでいれば、こういうシンプルな生命観にならないと思うのだけど・・・。
まぁ、小うるさく言いたい部分はあれど、面白い本です。
こうしたジャンルに興味を持っている人ならば既出のネタも多く引用の集合体の様な本ですが、それだけに、この本に興味を示す人ならば面白いと思える引用なので、触手を拡げるには格好のインデックスとなるでしょう。
ただ、この著者はテーマを何にしても結局行き着く所が一緒で、これらの小ネタを元に得た著者の知見を披露するのがメインで、タイトルは変えても同じ所に行き着きます。まぁ主題を忘れてしまう訳ではなく折々に戻るので破綻はしていないのですが、結局各著書のタイトルはあまり関係無いかな、と。「表題のテーマに対して、著者の現時点の知見による感想を述べ、小ネタを披露する」という構成なのだと思います。まぁそれだけに、新刊が出ればそれなりに目を通してみたい気は起こります。
また、生物の最終目的を生殖・繁殖機会の最大化である的に簡略化し男女の説明をする部分は、若干、陳腐に単純化し過ぎてるかなという気もします。著者が好きそうなフランク・ライアンの「破壊する創造者」を読んでいれば、こういうシンプルな生命観にならないと思うのだけど・・・。
まぁ、小うるさく言いたい部分はあれど、面白い本です。