小学校からの幼さがまだ抜けない可愛い女子中学生と、時に優しく時に厳しい父親の見ていて面白い日常系漫画です。
よつばと!みたいな路線を狙ったのでしょうが、上手いことハマっていて素晴らしい作品だと思います。
青春に揺れる主人公の言動や行動は感情移入させられます。
友達からの勧めで読みましたが、出会えて良かった作品の一つです。
Kindle 価格: | ¥654 (税込) |
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千と万 : 2 (アクションコミックス) Kindle版
二人だけで生活する、父・千広と中学1年生・詩万の親子。思ったことをそのまま口に出す父と、それにイラッとする娘。でも、職場や学校では言えない本音をぶつけ合うことで、実は父娘の絆を深めているのかも? 父と娘が過ごす、夏から冬にかけての何気ない日常の物語。
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2014/7/10
- ファイルサイズ34574 KB
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- 販売: Amazon Services International LLC
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登録情報
- ASIN : B00N4N1L3A
- 出版社 : 双葉社 (2014/7/10)
- 発売日 : 2014/7/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 34574 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
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- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : 有効になっていません
- 本の長さ : 140ページ
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月15日に日本でレビュー済み
ネット上で割と高評価が多かったので、ざっと読んでみました。まだ2巻までだし。
特に期待せずに読み始めましたが、単純に面白いです。
主に年頃の女の子が父子家庭で抱える悩みや葛藤をシンプルに表現していて、なるほどなーって思います。
これは作者の実体験なんでしょうかね。やたらとリアリティがあるように感じます。
決して「悪い父親」ではないけれど、娘からすると「女心がわかってない」というか「娘心がわかってない」という風に描かれた父親を見てると、男として複雑な気持ちにもなりました(苦笑)
まぁまだ自分は娘どころか子供すらいないんですけど(-_-;)
中学生の女の子が父親と二人きりって複雑ですよね。
いろいろと「女の子特有」の悩みが出てくる多感な年頃なのに、それを最も身近で信頼できる同性であるはずの「母」という存在に相談出来ない。
この苦しさはどんなだろうかと想像します。
とはいえ自分はあくまで男なので、しょせん「想像」するしかできないわけですが。
あと、お隣に母子家庭の女の子がいることで、「父娘」と「母娘」の対比が見られるのもいいですね。
父親しかいない娘はそれはそれで複雑な心境だけど、母親しかいない娘もそれはそれで複雑な心境になる。
まぁお隣の女の子の父親は別居してるだけで健在みたいですが。
なんにせよ、子供には「父」と「母」の両方がそろっていることがやはり望ましいのだなと素朴に感じました。
これと言って奇をてらうような設定も展開もなく、あくまで父と娘の淡々とした日常が描かれてるだけなんですが、自分はあくまで「男」で、ゆえに自分の置かれてきた日常とは全く異なる日常なのが見ていてとても興味深いですね。
あと娘の詩万ちゃんが要所要所で「女の子特有の悩み」を持ちだして、最後は父親を都合よく振り回したりしてるのも面白いです(笑)
まぁこのお父さんも基本的に女心に疎く、超おおざっぱで雑な感じなので、娘的にはそうでもしないとやってられないのかもしれません(^_^;)
でも最後はなんだかんだでお互い言いたいことを言い合えてるので、とてもほほえましいです。
女性は思春期に抱いたであろう父親に対する複雑な心境をあらためて追体験できると思うのでもちろんオススメなのですが、むしろこれは男性にこそオススメしたいですね。
特に「娘とどう接していいかわからない」という悩みを抱いた年頃の娘さんをもつお父さんなら、とても面白いと同時にきっと参考にもなるはずです。
「あぁ、あのとき娘はこんな心境だったのか。そりゃあんな反応するよな〜。反省・・・Orz」
なんて感じで反省にも使えるかもしれません(笑)
今のところ母親に関しては全く描写がないので、これからどこかで母親についても描いてほしいですね。
特に期待せずに読み始めましたが、単純に面白いです。
主に年頃の女の子が父子家庭で抱える悩みや葛藤をシンプルに表現していて、なるほどなーって思います。
これは作者の実体験なんでしょうかね。やたらとリアリティがあるように感じます。
決して「悪い父親」ではないけれど、娘からすると「女心がわかってない」というか「娘心がわかってない」という風に描かれた父親を見てると、男として複雑な気持ちにもなりました(苦笑)
まぁまだ自分は娘どころか子供すらいないんですけど(-_-;)
中学生の女の子が父親と二人きりって複雑ですよね。
いろいろと「女の子特有」の悩みが出てくる多感な年頃なのに、それを最も身近で信頼できる同性であるはずの「母」という存在に相談出来ない。
この苦しさはどんなだろうかと想像します。
とはいえ自分はあくまで男なので、しょせん「想像」するしかできないわけですが。
あと、お隣に母子家庭の女の子がいることで、「父娘」と「母娘」の対比が見られるのもいいですね。
父親しかいない娘はそれはそれで複雑な心境だけど、母親しかいない娘もそれはそれで複雑な心境になる。
まぁお隣の女の子の父親は別居してるだけで健在みたいですが。
なんにせよ、子供には「父」と「母」の両方がそろっていることがやはり望ましいのだなと素朴に感じました。
これと言って奇をてらうような設定も展開もなく、あくまで父と娘の淡々とした日常が描かれてるだけなんですが、自分はあくまで「男」で、ゆえに自分の置かれてきた日常とは全く異なる日常なのが見ていてとても興味深いですね。
あと娘の詩万ちゃんが要所要所で「女の子特有の悩み」を持ちだして、最後は父親を都合よく振り回したりしてるのも面白いです(笑)
まぁこのお父さんも基本的に女心に疎く、超おおざっぱで雑な感じなので、娘的にはそうでもしないとやってられないのかもしれません(^_^;)
でも最後はなんだかんだでお互い言いたいことを言い合えてるので、とてもほほえましいです。
女性は思春期に抱いたであろう父親に対する複雑な心境をあらためて追体験できると思うのでもちろんオススメなのですが、むしろこれは男性にこそオススメしたいですね。
特に「娘とどう接していいかわからない」という悩みを抱いた年頃の娘さんをもつお父さんなら、とても面白いと同時にきっと参考にもなるはずです。
「あぁ、あのとき娘はこんな心境だったのか。そりゃあんな反応するよな〜。反省・・・Orz」
なんて感じで反省にも使えるかもしれません(笑)
今のところ母親に関しては全く描写がないので、これからどこかで母親についても描いてほしいですね。
2014年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
等身大の中学生のずるくて怠惰な日常。表紙のかわいさとはある意味別方向だが、絵柄のせいでリアル方向に行き過ぎてもいないので、嫌味なく読むことができた。
2014年7月10日に日本でレビュー済み
千広と詩万の父子家庭を中心に「日常」を描くシリーズ第二弾
大人から見れば中学校の一年生なんて「がきんちょ」以外の何物でもないのだけど、その「がきんちょ」だった筈の娘が
次第に自分の手に負えない存在になっていく過程の描写が相変わらず素晴らしい。両親が健在の家庭であれば妻に子育てを
任せっ切りにしている様な年代の中年男が自分の娘とは言えローティーンの女の子に振り回されるリアルさが実に「痛い」
この二巻では夏休みから年末にかけてが描かれるのだけど、詩万の男性の幻想とは、特に成人向けで書いていた頃の関谷あさみの
ファンが理想としている様な「理想の女の子」とは無縁の所で好き勝手に生きている様な自然体の生活描写が本当に活き活きとしている
夏休みの宿題は半分以上手付かずのまま8月31日の夜を迎えたり、100均ショップのマニキュアにハマったり、カレーはルーとご飯を
かき混ぜて食べるのが最高だと思っているけど女子としてクラスメイトの前では必死で我慢していたりと凡そ理想女子と無縁の所で
生きている詩万のリアルな生態描写がガキンチョ小学生時代から脱して思春期に足を踏み入れかけた女の子というキャラを立てまくっている
このキャラの立った娘に散々振り回される父親の千広の様子がこれまたリアルである。小生自身は完全に千広と同年代であり
もし自分が結婚して娘が出来て、しかもその娘を自分一人で育てなきゃならない状況に追い込まれたらこうなるに違いないと
ヒシヒシと感じさせられる。朝の洗面台を巡る諍いで娘の悪態にビビり、運動会で一緒に弁当を食べてくれなくなった娘に寂しさを感じ、
家の手伝いを嫌がって生理痛のフリをし始めた娘には何一つ強い態度が取れなくなる男親の弱さ・孤独さがしみじみと伝わってくる
思春期に足を踏み入れて自我に目覚め、親に対しても一個の人格を振りかざしてくるようになった娘との距離感が本作の全てと言えるかと
ただ、距離は生まれつつあるが、詩万も自分が我儘を言っている事を所々で自覚したり、「お父さんのカレー」をこれまでと変わらない姿で
がっついたりと可愛らしい姿を見せてくれるので憎むに憎めないと言うのがこれまた難しいw結局何だかんだ言っても娘は可愛いんだよなあ…
しかし、娘は父親の知らない所でクラスの気になる男の子をチラチラ見始めたりしているのである。この二巻でも気になる男の子の前で
アホな事をやってしまい落ち込んだり、二学期の終わり近くで年賀状を出すリストを作っている女子に便乗して意中の男子の住所をゲットして
心中で快哉を叫んだりと色々と忙しくなっているのである。もちろん、千広は詩万のそんな時めきにはまるで気付いていないのである
この娘の気持ちに気付いた時に千広が父親としてどんな態度を示すのか…気になる所ではある
大人から見れば中学校の一年生なんて「がきんちょ」以外の何物でもないのだけど、その「がきんちょ」だった筈の娘が
次第に自分の手に負えない存在になっていく過程の描写が相変わらず素晴らしい。両親が健在の家庭であれば妻に子育てを
任せっ切りにしている様な年代の中年男が自分の娘とは言えローティーンの女の子に振り回されるリアルさが実に「痛い」
この二巻では夏休みから年末にかけてが描かれるのだけど、詩万の男性の幻想とは、特に成人向けで書いていた頃の関谷あさみの
ファンが理想としている様な「理想の女の子」とは無縁の所で好き勝手に生きている様な自然体の生活描写が本当に活き活きとしている
夏休みの宿題は半分以上手付かずのまま8月31日の夜を迎えたり、100均ショップのマニキュアにハマったり、カレーはルーとご飯を
かき混ぜて食べるのが最高だと思っているけど女子としてクラスメイトの前では必死で我慢していたりと凡そ理想女子と無縁の所で
生きている詩万のリアルな生態描写がガキンチョ小学生時代から脱して思春期に足を踏み入れかけた女の子というキャラを立てまくっている
このキャラの立った娘に散々振り回される父親の千広の様子がこれまたリアルである。小生自身は完全に千広と同年代であり
もし自分が結婚して娘が出来て、しかもその娘を自分一人で育てなきゃならない状況に追い込まれたらこうなるに違いないと
ヒシヒシと感じさせられる。朝の洗面台を巡る諍いで娘の悪態にビビり、運動会で一緒に弁当を食べてくれなくなった娘に寂しさを感じ、
家の手伝いを嫌がって生理痛のフリをし始めた娘には何一つ強い態度が取れなくなる男親の弱さ・孤独さがしみじみと伝わってくる
思春期に足を踏み入れて自我に目覚め、親に対しても一個の人格を振りかざしてくるようになった娘との距離感が本作の全てと言えるかと
ただ、距離は生まれつつあるが、詩万も自分が我儘を言っている事を所々で自覚したり、「お父さんのカレー」をこれまでと変わらない姿で
がっついたりと可愛らしい姿を見せてくれるので憎むに憎めないと言うのがこれまた難しいw結局何だかんだ言っても娘は可愛いんだよなあ…
しかし、娘は父親の知らない所でクラスの気になる男の子をチラチラ見始めたりしているのである。この二巻でも気になる男の子の前で
アホな事をやってしまい落ち込んだり、二学期の終わり近くで年賀状を出すリストを作っている女子に便乗して意中の男子の住所をゲットして
心中で快哉を叫んだりと色々と忙しくなっているのである。もちろん、千広は詩万のそんな時めきにはまるで気付いていないのである
この娘の気持ちに気付いた時に千広が父親としてどんな態度を示すのか…気になる所ではある
2014年7月10日に日本でレビュー済み
関谷あさみ「千と万」2巻。
前巻に引き続きとても面白い。この漫画は所謂「日常漫画」に分類されると思うが、
その日常がとてもリアリティを含んでいて読み手としても頷けるシーンが多々あるのが個性的だと感じられた
例えば自分の価値観で選んだ「好きなもの」を安易に否定されたり周囲の目を気にして自由に振る舞えなかったり
一応主人公は女の子で、女の子の思春期中心の内容だけどその意味では男子でも結構共感出来るシーンがあったりして
中々間口の広い内容になってるのが読んでて楽しかったし色々と想起する場面もあって実に面白かったと思う。
あまり詩万を「良い子」に美化せずに等身大の中学生の女の子として描いてる方向性だったり
それがもたらす心地良い思春期模様の味わいだったり、
そういった写実的な日常ものが好きならば多分浸れる漫画だと思う
その一方で父親側の気持ちも分かる作りにもなっているので、
「大人」と「子供」両方に感情移入出来るのが何よりのこの作品のストロングポイント。その塩梅が秀逸だと感じた。
詩万はちょっとわがままでまだまだ成長過程という印象だけど
時折千広に気を使ったり罪悪感を受けたりと要所要所で親想いな部分も透けて見えたりする
思春期真っただ中でもさり気に親に対する愛情や気持ちを忘れてないそのバランスもお気に入り
そしてさり気なく同級生の男子を気にするシーンもあったりしてラブコメ的な意味でも楽しめた巻
浅はかで滑稽な部分を含めて「子供の可愛らしさ」を表現出来てるのが素晴らしいかと。
関谷あさみの作品は成年でも一般でも面白さは何も変わらない。
それを読んでて個人的につくづく実感。一推し。
前巻に引き続きとても面白い。この漫画は所謂「日常漫画」に分類されると思うが、
その日常がとてもリアリティを含んでいて読み手としても頷けるシーンが多々あるのが個性的だと感じられた
例えば自分の価値観で選んだ「好きなもの」を安易に否定されたり周囲の目を気にして自由に振る舞えなかったり
一応主人公は女の子で、女の子の思春期中心の内容だけどその意味では男子でも結構共感出来るシーンがあったりして
中々間口の広い内容になってるのが読んでて楽しかったし色々と想起する場面もあって実に面白かったと思う。
あまり詩万を「良い子」に美化せずに等身大の中学生の女の子として描いてる方向性だったり
それがもたらす心地良い思春期模様の味わいだったり、
そういった写実的な日常ものが好きならば多分浸れる漫画だと思う
その一方で父親側の気持ちも分かる作りにもなっているので、
「大人」と「子供」両方に感情移入出来るのが何よりのこの作品のストロングポイント。その塩梅が秀逸だと感じた。
詩万はちょっとわがままでまだまだ成長過程という印象だけど
時折千広に気を使ったり罪悪感を受けたりと要所要所で親想いな部分も透けて見えたりする
思春期真っただ中でもさり気に親に対する愛情や気持ちを忘れてないそのバランスもお気に入り
そしてさり気なく同級生の男子を気にするシーンもあったりしてラブコメ的な意味でも楽しめた巻
浅はかで滑稽な部分を含めて「子供の可愛らしさ」を表現出来てるのが素晴らしいかと。
関谷あさみの作品は成年でも一般でも面白さは何も変わらない。
それを読んでて個人的につくづく実感。一推し。
2014年7月25日に日本でレビュー済み
詩万ちゃんの一挙手一投足、一言一句のすべてがかわいく、読み終わった時の幸福感が非常に高いです。
中年のお父さんにむっとする中1の娘、そんなありがちな事をこんなにも詩万ちゃんはかわいく見せてくれるのかという驚きで頭の中がいっぱいです。
表紙をかわいいと思ったのなら中身はその期待を大きく上回ります。
あなたがもし絵だけではなくストーリーにも期待をされているというのなら、それも心配する必要はないでしょう。思春期を経験したあなたならば、共感のできるエピソードが満載で退屈すること無く最後まで読み進めることができるはずです。
3巻もとても楽しみです。
中年のお父さんにむっとする中1の娘、そんなありがちな事をこんなにも詩万ちゃんはかわいく見せてくれるのかという驚きで頭の中がいっぱいです。
表紙をかわいいと思ったのなら中身はその期待を大きく上回ります。
あなたがもし絵だけではなくストーリーにも期待をされているというのなら、それも心配する必要はないでしょう。思春期を経験したあなたならば、共感のできるエピソードが満載で退屈すること無く最後まで読み進めることができるはずです。
3巻もとても楽しみです。
2015年12月15日に日本でレビュー済み
詩万ちゃんの絵だけ妙に力が入っていたり、他にはあまり見られないような(一歩踏み込んだコアなところではわりにあるものの)、
少女を外側からではなく、内面から描くという方法に、作者の、「少女」への強い思い入れが感じられる。
一巻と比べ、比較的、父親とその娘として、すれ違ったり、またそれが解消されたりといった話が多くなっているが、
その点で、少女だけれど大人の女性と混じりあっているような、すこし垢抜けたうえで貞操を保っているといった人物設定に存在する拘りと比べ、
父親と娘との関係の描写に関しては、微妙に典型例に流れてしまっていたり、浅いところで踏み込みを妥協しているのではないかとかんじられた。
もう少し、深淵を覗くというか、この作者ならば、もう少し踏み込んだところまで描けるんじゃないかという気がした。
少女を外側からではなく、内面から描くという方法に、作者の、「少女」への強い思い入れが感じられる。
一巻と比べ、比較的、父親とその娘として、すれ違ったり、またそれが解消されたりといった話が多くなっているが、
その点で、少女だけれど大人の女性と混じりあっているような、すこし垢抜けたうえで貞操を保っているといった人物設定に存在する拘りと比べ、
父親と娘との関係の描写に関しては、微妙に典型例に流れてしまっていたり、浅いところで踏み込みを妥協しているのではないかとかんじられた。
もう少し、深淵を覗くというか、この作者ならば、もう少し踏み込んだところまで描けるんじゃないかという気がした。
2014年10月1日に日本でレビュー済み
前巻以上に、反抗期の娘の描き方が上手く、会話のリードも絶妙である。「手打ちって知ってる?」「なにそれうどん?」などの掛け合いも楽しい。ヒロインの少女が反抗期ながらも非常に良い子なので、嫌悪感も無くすらすら読めるのも良い。