冷たい熱帯魚 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 神楽坂恵, 吹越満, でんでん, 渡辺哲, 梶原ひかり, 黒沢あすか, 園子温 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 26 分 |
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商品の説明
「愛のむきだし」を超える、園子温の手加減なしの猛毒エンターテインメント!
●実際の事件にインスパイアされたこの問題作はマスコミからの注目度も抜群。
●是か?否か?観る者を震撼させる本作はホラーよりもおぞましくAVよりもエロい!!
【ストーリー】小さな熱帯魚店を経営する社本(吹越満)と妻の妙子(神楽坂恵)は、娘の美津子(梶原ひかり)が万引きしたと連絡を受け、
スーパーへ向かう。そこで警察への通報をされそうになったとき、同じく熱帯魚店を経営する村田幸雄(でんでん)の介入でお咎めなしに。
社本よりはるかに大きい店構えを持つ村田は、若い女の子を全寮制の寮付きで雇っており、美津子もそこで面倒を見ても良いと申し出る。
再婚相手の妙子と美津子の不仲に悩んでいた社本はその申し出を受ける。完全に村田のペースに乗せられた社本夫婦は、
熱帯魚の養殖ビジネスに協力する事になるが、どんどん深みにはまっていく・・・。
【キャスト】吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり、渡辺哲
【スタッフ】監督:園子温、脚本:園子温/高橋ヨシキ、プロデューサー:千葉善紀/木村俊樹
脚本: 園子温、撮影: 谷川創平、照明: 金子康博、録音: 渡辺真司、編集: 伊藤潤一
<音声特典>
猛毒コメンタリー (園子温監督×高橋ヨシキ)
※劇場公開時R-18指定作品
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 120 g
- EAN : 4907953055209
- 監督 : 園子温
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 26 分
- 発売日 : 2015/1/6
- 出演 : 吹越満, でんでん, 黒沢あすか, 神楽坂恵, 梶原ひかり
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : Happinet(SB)(D)
- ASIN : B00NLW6J86
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 5,633位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 71位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 266位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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どのレヴューを確認しても「エロ」「グロ」「狂気」と言うキーワードが多く観られます。これらの言葉は、この映画の鑑賞後に印象を語るうえで選択しやすいものと言う事なのでしょうが、実際観ていて、エロティックだなとか、グロテスクだなとか、狂気と言う理解できない心性だなと言う感触は得られるのでしょうか。確かにこの映画には性行動は要所要所に描写されます。その意味では性的です。ただそれは、男女がそれぞれ性的欲求があり、それに基づく行動を取っていると言うものです。それがストレートに描写されていますが、そこには同時に暴力による痛みや、殺人を行う非日常的なエネルギー消費、死が容易く人工的に消化できる事を伴うものなのです。それは例えば戦争やテロ行為などにも共通すると言う視点が要求されています。
死体損壊や殺人方法などがグロテスクに見えるとは、これはこの映画が実際の事件をベースにする事を考えると判り易いのでは。私たちは日常、風呂場で死体を解体することは無いのです。それを目にすることは無いが情報としては存在が確認される事、それを主観として見ている自身の経験性と選択性の無さが、不快と感じさせる構造になっていると。あの場に転がっているのは諏訪太郎でも渡辺哲でもでんでんでもない事は了解されるのに、つまりリアルではないのにグロテスクであるとはどんな事態なのか。
私が感じるのは、この映画でグロテスクな存在は熱帯魚なのです。主人公の設定を熱帯魚店主にした事なのです。熱帯魚が水槽で泳いでいるとは、熱帯魚自身が自身の生を選択できないと言う事を意味します。それを熱帯魚自身が自覚しているか知りようもないのです。その存在を水槽の外側から眺める主人公はプラネタリウムで宇宙を眺めながら、家族の愛を平安を夢見ます。そこに教育者でんでんが現れ、生存の理を語るのです。俺は自分自身のやり方で立ち上がり生きてきたと、お前は意気地なしだと。吹越は「愛してる」とはよく口にしますが、それは伝わらないのです。彼は水槽を出て、死に瀕する事で、娘に愛情と生存の理を伝えることが可能になるのです。ですがそれは男性側の主観的な問題でもあるのだと。ここにでんでんが吹越に見る自身との共通性、幼児性があると思われます。
でんでんの言葉は園子温監督の言葉だと考えていいのではと思うのです。どこか自己中心的な、生存と行動の論理は、男性的な幼児性を連想させ、画面の印象として装飾性過多な印象を生んでいるとは感じるのです。神楽坂恵の衣装の露出性の高さとか、吹越の白シャツからの血まみれの赤への転換、キリスト教的意匠の配置など。
この映画は監督が伝えたい事が伝わる強さは有るとは思います。恐らく韓国映画などにも影響が有るとは言えると思います。またでんでんに対する称賛は多く見られますが、むしろ黒沢あすかの方がよりリスキーな仕事を引き受けたものだなと感じ、素晴らしいと言いたいです。
気に入った女性のエロ、気に入った女性を痛めつける、性行為見せつけるみたいな。
何回か殴られるシーンもあり、監督の倫理観を考えると本気でやってるのではと感じて物語が入って来なかった。
頬が赤くなってましたし。
ろくに台詞あるわけでもない若い女性がたくさん出てくるわけですが(そして事件とは多分無関係のオリジナル要素)、このうちの何人が件の関係者なのだろうと思うと胸が痛いですね。