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朱黒の仁 壱 (Nemuki+コミックス) Kindle版

4.1 5つ星のうち4.1 18個の評価

大坂の陣から今年で400年、戦国武将・真田幸村が今ふたたび蘇る!
戦国乱世に名を残し、400年経った現在でもわれわれを魅了してやまない武将・真田幸村。
その華々しく散った死に様を実力派が描破した戦国活劇、開幕!!
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00NPS7BDS
  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2014/9/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/9/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 206337 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効になっていません。
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ 有効になっていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 164ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 18個の評価

著者について

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槇 えびし
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カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
18グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年9月15日に日本でレビュー済み
全3巻を読んでの感想です。
作者は天地明察の漫画版を描いた人です。画力があり人物がかっこいいのですが、演出もよいです。空気感や場の雰囲気をうまく絵にしています。画になるといった方がいいかな。この人にしかないものを持っています。
人物の表情もいいです。ところどころに目を引く、印象に残る場面があります。繊細な表情がうまい。漫画ではこれが大事です。
本作は真田幸村とその倅・大助の最期に焦点をあてています。真田家の持つ物語性の魅力を存分に伝えてくれています。歴史ファンにはたまらないでしょう。では歴史ファンでも幸村ファンでもない人から見たらどうか。
とてもいいです。歴史ものを描くに当たっては、史実に基づく場合は特に、どれだけ迫真に描けるかが肝です。
この漫画の場合、死と生が同列にあって、死の誉れを求める者の生々しい生き様が伝わってきます。死が生と同じ尊さを持っています。現代はその尊さの質が生と死でそれぞれ違います。だから人は戦国の人々の死生観に惹かれるんです。
それを伝えるに当たって、物語の進行と人物の行動や内面・表情に一切のずれがありません。一糸乱れぬほどのかみ合い方です。
彼らはこんなふうに生きていたのだなという感想をもたらしてくれます。同時に今こうして人生をかけて生きることなどできるだろうか、とも思わせてくれます。隠れた名作で終わらせるのはもったいない。「槇えびし」という漫画家を忘れることは生涯ないでしょう。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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