個人的に七個くらい星をつけてもOKです。
1998年と言う時代を知る人々にとっては感慨深いかもしれません。
セガサターンが白サターンとせがた三四郎で最後の輝きを放っていたあの頃。
ハンター×ハンターが開始されたあの頃。
ケータイよりもPHSが優秀だと思われていたあの頃。
著者はガンダムとマクロスのノベルを担当した数少ない作家(もしかして世界で唯一人かもしれない)小太刀右京。
リプレイ参加メンバーは、
アニメ版でテレサ・テスタロッサの声を当てたゆかなさん。
小説家桜井光。
TRPG畑の大ベテラン乾真一。
原作フルメタのイラスト担当四季童子。
ゆかなさんまさかの参加でGMがテッサ用の台本を準備したり、いきなり降臨して査定を始めたり、共振したりする超豪華仕様。
もうアニメ化するといいよ。
日本海に面した新都市常世市(いくらなんでもこの名前はどうかと思うが)にある歴史あるミッション校神保高校。
その学園に通う、両親が留守がち(実はこの両親の正体は………)な事を除けば普通の少女・田中美兎(ゆかな)。
突然の成績上昇を機に、少女の生活は変化を見せる。
北アイルランドからやってきた遠い親戚を名乗る転校生少女ニコ・キャンベル(桜井)。
突然入れ替わった担任教師の劉小龍(乾)。
同時に赴任したシスターのマリサ・柏原(四季)。
奇妙な人々との邂逅が少女の平穏な日常に終わりを告げる。
ウィスパードへの覚醒。ニコたちの正体。そしてテロリストの襲撃。
少女たちの前に降り立つのは、純白のアームスレイブ。
立ち塞がるのは狂気を纏う巨獣。
ベテラン陣のプレイングに加えてフルメタネタを全員が構築したり、98年のネタを確認したりと五ページに一度は爆笑ポイントが出現するので個人的には大満足でした。
強いて難点を挙げると、せっかく女子高生と女傭兵が同居すると言うシチュエーションが生かし切れていなかったり、シスターの出番がちょっと少な目だったりするところ。しかし続巻は確定なので次回以降に期待できるのでOK。
残念ながら、小太刀先生の祈りを否定するかのように本書もルールブックも誤植いっぱいでございます。
人はいつになったら誤植の呪縛から逃れられるのか。
フルメタにおけるMSVと言うか外伝と言うか、『1998年と言う時代における相良宗介と千鳥かなめ以外の物語』と言う位置づけであり、それがとても新鮮な感じである。フルメタの可能性を広げたと言えるかもしれない。
スパロボに出ていいよ。
Kindle 価格: | ¥693 (税込) |
獲得ポイント: | 7ポイント (1%) |
を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
「メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
エラーが発生しました。 エラーのため、お客様の定期購読を処理できませんでした。更新してもう一度やり直してください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
フルメタル・パニック! RPGリプレイ フルメタル・パニック! アンダカヴァ1 (富士見ドラゴンブック) Kindle版
「北アイルランドのほうから来ました」平凡な女子高生、田中美兎のところにやってきた可憐なルームメイト、ニコは傭兵部隊ミスリルのエージェントだった。その日から、美兎の日常は一変し、冒険の日々が始まる!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2014/9/25
- ファイルサイズ20153 KB
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
Amazon スマイルSALE 開催中
期間限定!人気商品がお買い得。ポイントアップキャンペーン実施中
Amazon スマイルSALE を今すぐチェック
Amazon スマイルSALE を今すぐチェック
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- ASIN : B00NXMT9YU
- 出版社 : KADOKAWA (2014/9/25)
- 発売日 : 2014/9/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 20153 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 255ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 219,974位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 195位富士見ドラゴンブック
- - 25,902位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
東京都出身。中央大学経済学部除籍処分。小説家・脚本家(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)』(ISBN-10:4829135530)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プレイヤーにテッサのゆかなさんをお迎えした他、桜井光、乾真一(NOVAリプレイ「夜歩く」)、四季童子さんの豪華陣容、
プレイ中はGMの説明で流した部分を文章で補完し、TRPGを知らないフルメタファンを想定して随時説明が入る初心者重視仕様。
玄人さんでも、説明が多いからといって煩いことは無くサクサク読めるのでご安心を。
システムはSRSのメタリックガーディアンをベースにした新作、今回予告とキャラの割り振り部分だけも、かつてフルメタにはまった私には懐かしい。
(ゆかなさんの配役はテッサではなく、かなめポジション、でも声色が突如豹変してテッサが現出する、一緒にプレイされた方が実にうらやましい。)
シナリオはソースケによるかなめの護衛がうまく行ったのをモデルとして、
同じようなウィスパードの少女(ゆかな)に護衛SRT(桜井)をつけるという、フルメタファンには素敵な導入から始まる。
臨時教師(乾)と、学校がミッション系という設定を追加、シスター(四季)として潜入、と綺麗に配役が舞台についた。
ちょこちょことアドリブや設定がみんなで追加されていくが、初心者のゆかなさんがベテランに混じって違和感無くやっているのが素晴らしい。
舞台は学園だけど、かなめのハリセンが炸裂する系統ではなく長編の感じかと思っていたら、ランダムイベントの事故で短編時空が現れる。読んでて楽しい。
所々にGMの思惑やTRPGを円滑に進めるための留意点等が差し込まれていて、そちらも結構面白く読めます。
上手な人が無意識にやれている事をちゃんと解説してくれるのはうれしいものです。
ストーリーも、ミドルで敵の手に落ちたり、テロリストとぎりぎりの交渉と続く<ベヘモス>とのバトルと、
アクション映画一本分くらいのストーリーが文庫本で楽しめます。
巻末に<アーバレスト2号機>とその他の追加データが付いてます。
※チェックさえしてれば気付く様なミスが多いかな、バカ話→バカは無し、等。
プレイ中はGMの説明で流した部分を文章で補完し、TRPGを知らないフルメタファンを想定して随時説明が入る初心者重視仕様。
玄人さんでも、説明が多いからといって煩いことは無くサクサク読めるのでご安心を。
システムはSRSのメタリックガーディアンをベースにした新作、今回予告とキャラの割り振り部分だけも、かつてフルメタにはまった私には懐かしい。
(ゆかなさんの配役はテッサではなく、かなめポジション、でも声色が突如豹変してテッサが現出する、一緒にプレイされた方が実にうらやましい。)
シナリオはソースケによるかなめの護衛がうまく行ったのをモデルとして、
同じようなウィスパードの少女(ゆかな)に護衛SRT(桜井)をつけるという、フルメタファンには素敵な導入から始まる。
臨時教師(乾)と、学校がミッション系という設定を追加、シスター(四季)として潜入、と綺麗に配役が舞台についた。
ちょこちょことアドリブや設定がみんなで追加されていくが、初心者のゆかなさんがベテランに混じって違和感無くやっているのが素晴らしい。
舞台は学園だけど、かなめのハリセンが炸裂する系統ではなく長編の感じかと思っていたら、ランダムイベントの事故で短編時空が現れる。読んでて楽しい。
所々にGMの思惑やTRPGを円滑に進めるための留意点等が差し込まれていて、そちらも結構面白く読めます。
上手な人が無意識にやれている事をちゃんと解説してくれるのはうれしいものです。
ストーリーも、ミドルで敵の手に落ちたり、テロリストとぎりぎりの交渉と続く<ベヘモス>とのバトルと、
アクション映画一本分くらいのストーリーが文庫本で楽しめます。
巻末に<アーバレスト2号機>とその他の追加データが付いてます。
※チェックさえしてれば気付く様なミスが多いかな、バカ話→バカは無し、等。
2014年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・アーキタイプがそれぞれ、宗介、かなめ、クルツ、マオのがあるのだから彼らを使うべきだったと思う。
・初心者向けと書いてある本の大半に当てはまる通り、テンポが悪く読みにくい。
・シナリオが単純すぎる。
・声優のゆかなさんがプレイヤーとして参加しているが、現場の人間にはファンサービスでも、読者は「だからどうした」という感想しかない(事もある)。
・GMのマスタリング(あるいは編集)がひどい。
P163 GM:「で、ぶっちゃけ話をします。GMとしてはここで捕まって、後で脱出する流れを考えています」
一応、プレイヤーに余計なスキルを消費させないため、と書いている。が、税別700円払って読んでいる立場になってほしい。ひどいネタバレである。
セリフを差し替えたり、GMの思惑を後書きに書いたり、やりようはなかったのか?
・初心者向けと書いてある本の大半に当てはまる通り、テンポが悪く読みにくい。
・シナリオが単純すぎる。
・声優のゆかなさんがプレイヤーとして参加しているが、現場の人間にはファンサービスでも、読者は「だからどうした」という感想しかない(事もある)。
・GMのマスタリング(あるいは編集)がひどい。
P163 GM:「で、ぶっちゃけ話をします。GMとしてはここで捕まって、後で脱出する流れを考えています」
一応、プレイヤーに余計なスキルを消費させないため、と書いている。が、税別700円払って読んでいる立場になってほしい。ひどいネタバレである。
セリフを差し替えたり、GMの思惑を後書きに書いたり、やりようはなかったのか?
2014年10月8日に日本でレビュー済み
速筆で名高い小太刀先生が、さらに、よほど急いで執筆したのだろうか
「強者の弱者への…」のくだり、「強者」と「弱者」が逆になってるんだけど、校正で漏れてる
(というか、他にも何点か難があり、全体に文意を汲んだ校正まではできていない模様)
次の印刷の機会があれば、修正した第二版として頂きたいところ。
「TRPGの商業リプレイ」と「フルメタのスピンオフノベル」の両方取りを狙っていて、
破綻なく両立させるために、けっこう危いバランスになっている印象。
さらに巻末は追加データで、これが価格に含まれているせいか、ページ数が少ない!
「700円の文庫でこの薄さなのか」とビックリしたのはここだけの秘密。
別系統のTRPG商業リプレイのように「中の人はでてこない」というスタイルに慣れている人や、
ノベル作品の感覚で楽しみにしてる人の場合、
他のレビュアーの方のように
======================
「なに先にネタバレかましちゃってくれるの!?」
「内輪で喜んでることを書かれても、読者は楽しくないんだけど!?」
======================
と不満が出そう。
TRPG商業リプレイと見ると、
======================
「シナリオや情景描写についての文量が随分と多い」
「終始、原作への影響がでないよう細心の注意を払っている」
「イラスト多い、めっちゃ多い」
======================
と感じる。
小太刀先生のTRPGのGMといえば、個人的には「目を見張るテンポの良さ」「どんなシステムでも面白く遊ばせてくれる」という印象。
「さすが小太刀先生、今回も原作リスペクトは大したもの」とは思うが、読み物としてのテンポは、うーん。
「強者の弱者への…」のくだり、「強者」と「弱者」が逆になってるんだけど、校正で漏れてる
(というか、他にも何点か難があり、全体に文意を汲んだ校正まではできていない模様)
次の印刷の機会があれば、修正した第二版として頂きたいところ。
「TRPGの商業リプレイ」と「フルメタのスピンオフノベル」の両方取りを狙っていて、
破綻なく両立させるために、けっこう危いバランスになっている印象。
さらに巻末は追加データで、これが価格に含まれているせいか、ページ数が少ない!
「700円の文庫でこの薄さなのか」とビックリしたのはここだけの秘密。
別系統のTRPG商業リプレイのように「中の人はでてこない」というスタイルに慣れている人や、
ノベル作品の感覚で楽しみにしてる人の場合、
他のレビュアーの方のように
======================
「なに先にネタバレかましちゃってくれるの!?」
「内輪で喜んでることを書かれても、読者は楽しくないんだけど!?」
======================
と不満が出そう。
TRPG商業リプレイと見ると、
======================
「シナリオや情景描写についての文量が随分と多い」
「終始、原作への影響がでないよう細心の注意を払っている」
「イラスト多い、めっちゃ多い」
======================
と感じる。
小太刀先生のTRPGのGMといえば、個人的には「目を見張るテンポの良さ」「どんなシステムでも面白く遊ばせてくれる」という印象。
「さすが小太刀先生、今回も原作リスペクトは大したもの」とは思うが、読み物としてのテンポは、うーん。
2015年7月3日に日本でレビュー済み
はっきり言って消費者を舐めている。
「テッサ役の声優・ゆかなや、原作イラストレーター・四季童子ら豪華メンバー」と商品紹介にあるが、声優とイラストレーターの二人は知名度が高いだけであり、TRPGが上手いわけではない。何が「豪華」なのか考えると「お前らは女声優が参加すりゃ大喜びなんだろ?」的な出版サイドの驕りが見えてくる。
ゆかな氏は初心者としてごく平均的なプレイ能力であるが、彼女のプレイを小太刀氏がとにかく褒めまくる、おだてまくる。上手に褒めるのもGMの仕事であろうが、不自然なほどの賞賛である。「声優」という職にからめてストーリーを読み取る能力があるだのなんだの、まるではしゃいでいるただの一ファンのように。繰り返すが、ゆかな氏のプレイ能力は初心者として普通レベルである。
ゆかな氏はフルメタのアニメでテッサ役であったが、彼女がテッサの声で演技すると卓内で大騒ぎ。ミーハーな低質アニメファン達が公私の別を忘れ騒いでいるようで、読んでいて非常に不快であった。
リプレイが活字で読むものである以上、どんな声優の名演技だろうが、一般人の棒読みだろうが、活字情報としては同レベル。リプレイの作品としての質を上げるためには、「高い演技力」より「何を話せるか」が重要なのである。
著名なだけの低レベルプレイヤーを「豪華」などと言って売りにしているようでは業界の未来が危ぶまれる。
一昔前、演技力ゼロのアイドルを話題性目当てで声優に起用して悲惨な出来になったアニメがいくつか存在したが、同じことをアイドルの代わりに声優を使って「リプレイ」という文化の上でやらかしていると気づいて欲しい。
質の良いリプレイを作るのは質の良いプレイヤーである。
なお、本書は誤字が目立つ。ちゃんと校正してから出版してほしい。
「テッサ役の声優・ゆかなや、原作イラストレーター・四季童子ら豪華メンバー」と商品紹介にあるが、声優とイラストレーターの二人は知名度が高いだけであり、TRPGが上手いわけではない。何が「豪華」なのか考えると「お前らは女声優が参加すりゃ大喜びなんだろ?」的な出版サイドの驕りが見えてくる。
ゆかな氏は初心者としてごく平均的なプレイ能力であるが、彼女のプレイを小太刀氏がとにかく褒めまくる、おだてまくる。上手に褒めるのもGMの仕事であろうが、不自然なほどの賞賛である。「声優」という職にからめてストーリーを読み取る能力があるだのなんだの、まるではしゃいでいるただの一ファンのように。繰り返すが、ゆかな氏のプレイ能力は初心者として普通レベルである。
ゆかな氏はフルメタのアニメでテッサ役であったが、彼女がテッサの声で演技すると卓内で大騒ぎ。ミーハーな低質アニメファン達が公私の別を忘れ騒いでいるようで、読んでいて非常に不快であった。
リプレイが活字で読むものである以上、どんな声優の名演技だろうが、一般人の棒読みだろうが、活字情報としては同レベル。リプレイの作品としての質を上げるためには、「高い演技力」より「何を話せるか」が重要なのである。
著名なだけの低レベルプレイヤーを「豪華」などと言って売りにしているようでは業界の未来が危ぶまれる。
一昔前、演技力ゼロのアイドルを話題性目当てで声優に起用して悲惨な出来になったアニメがいくつか存在したが、同じことをアイドルの代わりに声優を使って「リプレイ」という文化の上でやらかしていると気づいて欲しい。
質の良いリプレイを作るのは質の良いプレイヤーである。
なお、本書は誤字が目立つ。ちゃんと校正してから出版してほしい。