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「ストーカー」は何を考えているか(新潮新書) Kindle版
五百人ものストーキング加害者と向き合い、カウンセリングなどを行ってきた著者が、彼らの思考パターンと危険度、実践的対応を多くの事例とともに解き明かす。今や「ストーカー」をめぐるトラブルは年間二万件。なぜ彼らは常識を踏み外すのか、警察は後手に回るのか、その時どう対処すればいいのか――老若男女を問わず、誰もが当事者となりうる時代の必読書。
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2014/4/17
- ファイルサイズ1220 KB
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登録情報
- ASIN : B00O0FIDHI
- 出版社 : 新潮社 (2014/4/17)
- 発売日 : 2014/4/17
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1220 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 164ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 20,909位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 70位新潮新書
- - 458位社会学概論
- - 654位社会学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月9日に日本でレビュー済み
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池上彰氏と佐藤優氏の本「伝え方の作法」の中で少し紹介されていたので読んでみた。著者は心理カウンセリングの専門家。ストーカーの被害者と加害者のカウンセリングを手掛けるようになったきっかけは、自身の元彼によるストーカー被害に遭ったこと。独自のカウンセリング技法や、警察とのやり取り経験を積み重ね、心理的な救済方法を確立していった。原因の約8割は恋愛関係のもつれ。普通の人でも恋愛スイッチが入るとストーカー化しやすく、刑事事件になると死人が出やすい、という印象を受けた。2022年現在ウクライナで戦争中で、何となく「もしも、この手の心理的制圧が軍事作戦として組織的に展開されたら嫌だな」と感じた。堤防の穴は小さいうちにきちんと直せば無事だが、放置すると大きな穴になり堤防が崩れて浸水する、という話を連想した。ストーカー事件の対応を訓練として積み重ねておけば、有事のさい、もしも他国から軍事作戦として展開されても、大難が小難になるのでは、という視点で見てしまった。それはともかく、もし恋愛のもつれその他で悩んでいる人やその家族、心理カウンセラーを目指す人等に、ぜひ読んでほしい本。
2021年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人は皆寂しく悲しく不安でそれを外身で隠している
それが大きく痛みに変わるとき犯罪はおこる
だから心を整理する必要がある
カウンセラーとはそういう仕事なのだなと
しかしカウンセラーも人、全ての人を引っ張り上げられるわけでもない
こういうカウンセラーが増えてくれればなと減犯罪の視点から思う
それが大きく痛みに変わるとき犯罪はおこる
だから心を整理する必要がある
カウンセラーとはそういう仕事なのだなと
しかしカウンセラーも人、全ての人を引っ張り上げられるわけでもない
こういうカウンセラーが増えてくれればなと減犯罪の視点から思う
2020年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の経験になるのですが、親しくしていた人からある日突然、LINEを解除されTwitterもブロックまたはミュートにされ悩んだ末、なんでこんなことするのか手紙を書いたら「価値観合わない、脅迫してくるお前が悪い!」とLINEで返信され、そのまま縁を切りました。(身に覚えがあるのは常識がない行動だから治して欲しいと伝えただけです。)
とりあえず、私は犯罪者だけにはストーカーだけにはならない努力をしようと電話番号を削除しその人の個人情報はきちんと処分して顔がある写真も全て削除しました。
しかし、後遺症として人間に対して激しい憎しみを抱くようになり、夜も眠れない、吐き気や胃痛はする、このままだと本当に犯罪者になるのではと悩み苦しんだときに自分の今の状況を客観的に分析した方がいいだろうと買ったのがこの本でした。
本書の内容をまとめるとストーカーという行為を犯罪だと認めさせて犯罪以外の解決策を探るというもので、ストーカーには勘違いや一方的な思い込みで犯行をするケースもありますが傷ついた末に憎しみを抱えて悩んでいるケースもあり自分の状況と重なる部分もあり参考になりました。
本書にも書いてある通り「自分の感情は誰かにぶつけるのではなく自分が責任を持って処理するものです。」とあります。しかし、ひとりで抱え込ませることなく著者はカウンセリングを通して加害者と一緒に犯罪以外の解決策を探ります。
自分の場合、憎しみという感情をどう処理しようか考えた末、心にお怪我を負っている状態だから手術が必要だと思い、手術方法として縁を切った人宛に怒りを込めた手紙を書きました。それを精神科のカウンセラーの前で何度も読み上げました。何度も読み上げていくうちに人間に対する激しい憎しみは消えてなくなり、夜も眠れるようになり吐き気などもなくなりました。
この本を通して犯罪に走ったところで傷ついた心は癒せないことが学べます。自分のことを癒せるのは自分次第です。憎しみは心にお怪我を負っている状態だからひとりで抱え込まず精神科のカウンセラーに相談して下さい。
とりあえず、私は犯罪者だけにはストーカーだけにはならない努力をしようと電話番号を削除しその人の個人情報はきちんと処分して顔がある写真も全て削除しました。
しかし、後遺症として人間に対して激しい憎しみを抱くようになり、夜も眠れない、吐き気や胃痛はする、このままだと本当に犯罪者になるのではと悩み苦しんだときに自分の今の状況を客観的に分析した方がいいだろうと買ったのがこの本でした。
本書の内容をまとめるとストーカーという行為を犯罪だと認めさせて犯罪以外の解決策を探るというもので、ストーカーには勘違いや一方的な思い込みで犯行をするケースもありますが傷ついた末に憎しみを抱えて悩んでいるケースもあり自分の状況と重なる部分もあり参考になりました。
本書にも書いてある通り「自分の感情は誰かにぶつけるのではなく自分が責任を持って処理するものです。」とあります。しかし、ひとりで抱え込ませることなく著者はカウンセリングを通して加害者と一緒に犯罪以外の解決策を探ります。
自分の場合、憎しみという感情をどう処理しようか考えた末、心にお怪我を負っている状態だから手術が必要だと思い、手術方法として縁を切った人宛に怒りを込めた手紙を書きました。それを精神科のカウンセラーの前で何度も読み上げました。何度も読み上げていくうちに人間に対する激しい憎しみは消えてなくなり、夜も眠れるようになり吐き気などもなくなりました。
この本を通して犯罪に走ったところで傷ついた心は癒せないことが学べます。自分のことを癒せるのは自分次第です。憎しみは心にお怪我を負っている状態だからひとりで抱え込まず精神科のカウンセラーに相談して下さい。
2024年5月11日に日本でレビュー済み
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カウンセラーの方が書いている本なので、エピソードが多く、統計データや分類的なものはあまりなかったです。もう少し全体を俯瞰しやすい本が良かった。
2016年5月29日に日本でレビュー済み
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良書。
筆者の小早川氏が加害者も(というかそっちメイン)
交渉・カウンセリング対象にしていることは
氏の身がやや心配ではあるが、
現代の表面化したストーキング問題には
この解しかないのではという位に
分析がしっかりなされ対応策が挙げられている。
法整備や、組織で支える体制が
もっと進むといいですね。
そのためには、問題に対する理解が進むべきであって
だからこそこの本はひろく読まれて欲しい。
筆者の小早川氏が加害者も(というかそっちメイン)
交渉・カウンセリング対象にしていることは
氏の身がやや心配ではあるが、
現代の表面化したストーキング問題には
この解しかないのではという位に
分析がしっかりなされ対応策が挙げられている。
法整備や、組織で支える体制が
もっと進むといいですね。
そのためには、問題に対する理解が進むべきであって
だからこそこの本はひろく読まれて欲しい。
2020年7月30日に日本でレビュー済み
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ストーカー問題へのこれまでの取り組みが書かれており、問題の経緯も書いてるので読みやすい。
2019年1月12日に日本でレビュー済み
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皆ができるわけではないと思いますが、本気である点が伝わりました。
2016年11月27日に日本でレビュー済み
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印象に残っている記事: 「民事上の責任を取るとは」お金以外の自己犠牲を求めることはご法度。
えてして加害者は対人操作に長けている。それに巻き込まれずお互いの距離感を保つのは、当事者間の交渉だけでは不可能。本書を読むことで、ストーカーに悩む当事者が解決に踏み出すきっかけを得られることだと思います。
えてして加害者は対人操作に長けている。それに巻き込まれずお互いの距離感を保つのは、当事者間の交渉だけでは不可能。本書を読むことで、ストーカーに悩む当事者が解決に踏み出すきっかけを得られることだと思います。