21年前から10年前までの間に撮り貯めた子供たちのビデオが、8mmで30本、VHS で5本、βで3本ほどあります。ところが、10年ほど前にダビングで焼いたDVDディスクが現在では信号の劣化により、某メーカーのディスクではブロックノイズがひどくなり観られたものではない状態になりました。そんなわけで家庭用のDVDなどの光学ディスクでは、信号の劣化が避けられないのだと痛感した次第です。一方でHDDは使用していれば必ず壊れるものですし、それぞれのビデオ再生機も修理が困難でいつまでも使える保証は無い。かといって外注には抵抗がある。それゆえにそれらがまだ健在なうちに急いで、何とかより安全確実なデジタル化をしたいと考え続け、どうしたものかと悩んでおりました。そんな時に本機を知り、調べてゆくうちにこれだと思いました。何故なら、iVDRカセットには汎用性が担保されており、他の再生機でも映像音声の視聴が可能であることによって、HDDとBDといった複数の種類のメディアでのデータ保存が可能になっているという点で、より安全だと考えたわけです。
本機のアナログ信号の録画最高画質はXPモードですので、1TBのHDDで231時間(BDでは5時間15分)で、我が家には十分な容量です。テープのアナログ映像を視聴用と保管用のカセットHDD2本にそれぞれコピーし、同時に保管用として、マクセルのBD20枚にも焼いておき、定期的にHDD2本とBDをチェックし、異常が生じた場合は正常なデータソースからコピーを取り再復活させる、ということを考えました。今後、より確実なデータ保管法が発明されるまで、それを続けてゆきますので、それまでは日立さん、今後もiVDRレコーダーの生産を続けてください。お願いします!
2016年10月13日 追記 異なったメーカーの機器をつなげたところ、画質が低下しました。
8mmテープでは問題なかったのですが、30年以上前にTV番組を録画した古いビデオテープをソニーのベータデッキSL-2100で再生し、日立マクセルのBIV-TW1000につなげたところ、解像度が低し、輝度が不安定になりチラつきが生じました。一方、ソニーのBDレコーダーBDZ-RS15につなげたときには問題は生じませんでした。また、レーザーディスクで、日立VIP-25DXで再生しSL-2100につなげたところ、輝度が不安定になりチラつきが生じましたが、BIV-TW1000につなげた時にはチラつきが生じませんでした。つまり日立とソニーをつなげたときに画質が低下し、ソニー同士、日立同士の機器をつないだ場合では、画質の低下は生じませんでした。古い映像ソースを古い機械で再生する場合に、画質が以前より悪くなってしまっていると感じた際には、ともすると古いからとあきらめてしまうこともあるかと思いますが、機器の間の相性があるようなので、この点についても考慮すべきだと痛感いたしました。
2016年12月27日 再追記
マクセルのカスタマーサポートに確認したところ、本機でXPモードにて作製したBDディスクが、ファイナライズを行っても、一部の機種(恐らく古い機種と思われます)のBDレコーダーで再生できないことが分かりましたのでご報告いたします。本機故障等により、将来新しいBDレコーダーを購入する場合、念のために、このディスクが再生が可能かについて確認が必要と思われます。また、PCでの再生については、PowerDVD16では再生可能でした。
2017年4月15日 再追記
DVDについてですが、高速ダビングは出来ませんが、本機でDVDディスクのVRモード、ビデオモードの初期化、及びダビングが可能です。この点についてカタログにはかかれておりませんが、他メーカーのBDレコーダーとDVDについても機能上は何ら遜色ありません。遅くなりましたが報告いたします。
HDD容量 | 1000 GB |
---|---|
対応メディア | テレビ |
ブランド | マクセル(maxell) |
色 | ブラック |
メーカー | Maxell(マクセル) |
ネットワーク | HDMI |
製品サイズ | 27.77 x 43 x 5.59 cm; 3 kg |
製品の高さ | 5.6 cm |
製品の幅 | 43 cm |
製品の奥行 | 27.8 cm |
商品重量 | 3 キログラム |