まずは製品レビューですが、思っていたよりツヤのある表皮でした。
着物の帯とまではいきませんが、そんな感じのキラキラした糸を使った薄い布が貼り付けてある感じです。裏面は起毛っぽい感じなのでディスプレイへの傷も心配なさそうです。
蓋の材質は、1,000円程でかえるこの手の製品にありがちなダンボールにビニール製の合皮を貼り付けたふにゃふにゃした感じではなく、薄いのにかっちりした素材で本体へのガード能力は高めだと思いますし、カバーを嵌めた状態でも想像していたより薄く収まっています。
私は本体がカッパーなのでこの色を選択したのですが、そのツヤのある布の関係もあって想像していたよりも彩度が薄く感じました。
写真でみる感じから、つや消しで薄めのベージュのような色を想像していたのですが、商品名にあるように正にシャンパンゴールドですね。ただし成金っぽい嫌らしいゴールド感ではなく品のある感じの色です。
想像とは違った質感や色味でしたが、大人っぽくて高級感のある仕上がりなので、気に入っています。
しかし、これならば、本体ホールド用のプラスチックは黒色じゃなくカッパーに合わせてくれるか透明などにしてくれたほうが、本体のカッパー色との組み合わせが楽しめたように思い少し残念ですね。せっかく色味をそろえたのに黒で本体の色を隠してしまうのは勿体無く感じました。
このケースは、ケースに嵌めたままでも、左サイドの中央部だけが分離した構造になっており、その部分だけを外して折りたたむことで商品写真にもあるように即席のスタンドにもできますし、その部分だけ本体が露出しますので本体付属のクレードルにも対応できます。
しかし、ここのパーツもしっかり本体をホールドする造りになっている関係で、ちょっとキツいような感じがします。
このパーツ以外のホルダー部分で十分ホールドできているのですから、充電するために何度も開け閉めすることを考えると、ここはもう少し緩めでも良かった様におもいます。私はドライヤーで問題のパーツの根元（折れ目）をしばらく暖めてからグッと外に押してしばらく固定させるという方法で0.5mmほど外に広げて丁度良い感じになりました。あとは本体のLEDは隠さずに蓋を閉めたままでも着信ランプが見えるようにして欲しかったですね。
一応、総合的には価格相応といいますか、それなりの高級感もあって大変満足しています。
なにより大人っぽい上品な感じと、ケースに嵌めてるのに薄く手に持っても大きさを感じないのにホールド部品の精度と表皮素材によりしっかりガードされてる感じがする所が気に入っています。
機能面について。
本体ホールド用のプラスチックはSDカードスロット以外はケースに嵌めたままでも使えます。もちろん本体のストラップ穴の所も使えますので、ストラップの取り付けは可能です。
ただし、ストラップの種類によってはケースの取り外し時にストラップを一度外す必要がありますが、ケースではなくスマホ本体にストラップを取り付けられることにより、この手のケースでありがちなケースからすっぽ抜けて壊したというトラブルへの回避にもなるので、メリットと考えた方が良いでしょう。
あと、ケースに嵌めたままでも手持ちのNFC機器の全てが反応しました。
※※ 注意点として、この製品は蓋を止める機構が無いものですから、ポケットやカバンにしまっていないと蓋がパカパカします。
なので、私の施している改良方法を補足として書いておきます。
あくまで自己責任で実行してください。
蓋を閉める方法はいろいろ考えてみたのですが、下記商品を使うのがベストでした。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00CSCPLSY
薄さが丁度よく、シリコン製と違ってウレタン製ですので、よくある瞬間接着材等で接着できる（接着材の説明を良く読んでウレタンが可能な物を使用してください）点がお勧めする理由です。
上記商品を、添付画像のどちらかの方法で蓋側に接着してしまうだけです。
しかし、上記商品は透明なものですから、裏側のボンドのムラ等が見えてしまうのが難点ですので、気になる方はウレタン用染料で染める等各々対策をしてみてください。
細かなことが気にならない人は、そのままボンドで貼り付けるだけです。
私はパターンAですが、これだけでも十分な粘着力がありますので、パターンBにされる方は画像にもあるように半分の細さに切った上で、両端を丸くカットする等の工夫をされると良いと思います。少し押さえつけてしまうと本当に良くくっつくので、場合によってはパターンAでも細くカットしたようが良いかもしれません。
また、スマホのディスプレイガラスにフィルム等を貼っている場合は、このウレタンシールの粘着力により剥がれてしまう可能性もありますので、できるだけ端っこの方は避けて画像に示したように中央部のみに収まるようにしたほうがいいでしょう。
このウレタンシールは水を含ませた布等で優しく撫で擦れば、埃などが付着しても表面の汚れがとれて何度でも粘着力も戻ります。むしろ最初のうちは粘着力が強すぎ粉のようなものがディスプレイ面に付着したりするので、接着剤が乾くまで蓋を開けっ放しにしておいて、接着剤が乾いた頃に中性洗剤を薄めた水を含ませた布等で何度かウレタンシール表面を洗ったあと水だけを含ませた布で洗って中性洗剤の成分も落としてやることで多少粘着力を落としてやったほうがいいです。
そうすることで蓋をしめても跡が残らないようになります（最初のうちは多少残ることがありますので、明け締めしながらディスプレーに付着したものをアルコール等でふき取るということを数回繰り返せば段々と付着しないようになります）。
※※追記
使っているうちに、この製品の外周部のビラビラ感が気になりだしたので、少し厚くなってるラインから1mm程度を残してカッターで全周切り取ってみたら、手に持った時のしっくり感がかなりアップしましたｗ
| 対応機種 | Xperia Z3 |
|---|---|
| カラー | シャンパンゴールド |
| ブランド名 | レイ・アウト |
| メーカー | レイ・アウト |
| 製品型番 | RT-SO01GSLC1/CG |
| その他 機能 | カードスロット |
| サイズ | ケース単品 |
| 素材 | レザー |
| 梱包サイズ | 17.1 x 10.1 x 2.3 cm; 127.99 g |
