憑物語 第二巻/よつぎドール(下)(通常版) [DVD]
フォーマット | 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 神谷浩史, 早見沙織, 板村智幸 |
稼働時間 | 48 分 |
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商品の説明
<物語>シリーズファイナルシーズン
ついにアニメ化開始
★あらすじ
貝木泥舟の暗躍で、千石撫子の一件が解決した2月。
受験勉強に追い込みをかける阿良々木暦の体には
“見過ごすことのできない"変化が現れ始めていた。
これまでの報いとも言える、その変化とは! ?
青春に、別れの言葉はつきものだ。
※2話収録
【完全生産限定版&通常版共通特典】
★原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
<キャラクターコメンタリー収録内容>
各キャラクター自身が本編を見ながら語るオーディオコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:斧乃木余接・阿良々木月火
※商品の特典および仕様は予告なく変更になる場合がございます。
★放送情報
2014年12月31日 全4話 大晦日一挙放送!
・TOKYO MX、BS11、niconicoにて22:00より放送開始
※放送日、時間が変更になる場合があります。予めご了承下さい。
★キャスト
・阿良々木暦 : 神谷浩史
・斧乃木余接 : 早見沙織
ほか
★スタッフ
・原作 : 西尾維新 『憑物語』(講談社BOX)
・キャラクター原案 : VOFAN
・総監督 : 新房昭之
・監督 : 板村智幸
・シリーズ構成 : 東冨耶子・新房昭之
・キャラクターデザイン/総作画監督 : 渡辺明夫
・アニメーション制作 : シャフト
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★公式HP → http://www.monogatari-series.com/tsukimonogatari/
≪Copy Right≫
(C) 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 140 g
- EAN : 4534530081742
- 監督 : 板村智幸
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 48 分
- 発売日 : 2015/3/4
- 出演 : 神谷浩史, 早見沙織
- 販売元 : アニプレックス
- ASIN : B00OQTIN0K
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 232,272位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 40,521位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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憑物語、鬼物語、恋物語、囮物語あそれから終物語と続終物語では一人の少女がそれを務める。忍野扇、忍野メメの姪を自称する謎の少女。彼女の差配が物語の局面局面で主人公、阿良々木暦に決断を迫る。
彼女はさまざまな仕掛けを打ってくるが、本作では斧乃木余接との仲を裂こうとする。仲良くしているものを裂くのは非道に見える。
でも、ここでふと思う。彼女は悪なのかと。よくよく考えてみれば、忍野メメは「阿良々木君は忍ちゃんを見捨てれば人間に戻れる」とはっきり言った。
忍は、旧キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは怪異の王であり、怪異や悪い物を集めてしまう、言ってみれば諸悪の根源ですらある。
実際、傾物語で忍自身が述懐したように、一つ所に留まってはならない、留まれば災いをもたらす。永遠に放浪し専門家たちを退け続けなくてはならない哀れな存在だ。
それを救ってしまったのが阿良々木暦だが同時に多くの怪異にかかわる端緒ともなった。救わなければ、こうはならなかった、その思いが主人公と対置される彼女の立ち位置だ。悪ではなく、人間本来の目線とすらいえる。
さて、扇は人間本来の生き方に引き戻そうとするかのように罠を仕掛ける。でも罠に引き寄せられているのは阿良々木暦というより、怪異たちだ。斧乃木余接は死体であり人形であり、そして式神という怪異だが、阿良々木暦の友達だ。それは専門家たちとの接点でもある。人の世からは遠ざけられて然るべき者たちだ。
扇はそのための罠を張る。専門家たちも斧乃木余接も必ずしもその罠を非としているわけではない。阿良々木暦の吸血鬼化という事件を目前にして彼らにすら戸惑いが浮かび上がる。無害認定の前提が揺らぐのは誰も本当は望んでいない。誰もが阿良々木暦が人間として生きて死ぬべきと思っている。
思っていないのは当の阿良々木暦だが、これは主義主張というよりエモーショナルな物で、本当は自暴自棄にすら比すしかない代物だ。本当に当惑しているのは忍野扇、黒幕自身なのだ。
彼女はことあるごとに阿良々木暦を「愚か者ですね」と面罵する。言葉を柔らかく投げかけても、面罵以外の何物でもない。それもこれからサードシーズンが進むにつれ、焦燥感がわずかずつ滲みでてくるようになる。囮物語の経過も結末も不本意だったことだろう。
本作では戦地とされた北白蛇神社への道すがらにそんなシーンが用意された。仕掛けが大がかりな分、扇のその焦りが透けて見える。
エンディングは斧乃木余接のありうべき未来、鉄腕アトムへのオマージュ。人形はロボットに怪異は宇宙怪物に、そして結末は同じく宇宙でのバトルと突撃、何か詩的で美しい。オープニングの手の込みようも素晴らしいが、エンディングのそんな仕掛けに感動するのは、年のせいか。
ところで、第1話のアバンタイトルで斧乃木余接が石橋を渡るシーンがあるが、もしかして、これは大阪市北区の難波橋、通称ライオン橋ではなかろうか。ま、背景がすっきりしているので同定しかねるが。
それにしても正弦の体が何か白々しくて燐光を発しているようなのが不気味です。
派手なシーンはあまり無いので、暦が忍と斧乃木ちゃんを大事に思っているところ、斧乃木ちゃんが「怪異になったらおしまいだよ」というところが見せ場でしょう。最後にひたぎが暦を大切にしている場面は、心情的にはサービスシーンですね。
あと、斧乃木ちゃんの可愛らしさを示すだけの海のシーン、暦と影縫さんのシリアスな会話の裏で斧乃木ちゃんと忍が雪で遊んでいるコミカルなシーン、暦がずっこけるところでのルパン3世へのオマージュシーンは要チェックです。
とはいえ、今回一番カッコ良くてスタイリッシュなのは影縫さんですね。
キャラクターコメンタリーはハイテンション能天気月火ちゃんと口が悪い斧乃木ちゃんです。
特典映像はノンクレジットED、PV集、CM集、「掟上今日子の備忘録」PV集
「あとがたり」は神谷浩史さんと早見沙織さんによる全4話振り返り、各話のストーリーと映像のポイントの解説が中心です。第4話で斧乃木ちゃんが無感情に延々としゃべるのを採った時の早見さんの大変さと、それゆえの楽しさのことを聞くと、この作品を一番深く味わっているのは、神谷浩史さんと早見沙織さんなんだなと羨ましくなります。これを聴いた上でもう一度本編を見ると良いと思います。
特製ブックレット12頁は、あらすじ、キャラ紹介(暦、ひたぎ、正弦)、本編の多数のカット、EDのカット、影縫さん役の白石涼子さんのライナーノーツが入っています。
エンドカードピンナップはVOFAN画の着物姿で絵馬を掛けんとする斧乃木ちゃん。帯が豪華です。
アマゾンに売っていて助かりました。
花物語以降は原作すべて既読。
リアルタイムでは視聴していないので、今回の「憑物語」(アニメ版)はこれが初見です。
新展開のスタート地点であり重要な新キャラも登場するので、ストーリー的には外せない内容ではあるんですけど、原作準拠でいうとお話自体はシリーズの中ではわりと退屈な部類。
前半は暦×月火のお風呂エピソードが展開されますが、原作ではわりと長めにページが割かれ、正直若干退屈な部分だったので、コンパクトにまとまってて良かったです。
上下巻通した感想として、余接がとにかく可愛い。
なんでもない部分もふくめ余接のカットがふんだんに挿入されてます。暦よりも数多いんじゃないか、ってくらい。
セカンドシーズンはヒロインメインというコンセプトがありましたが、そのどれよりもヒロイン回やってる、という感じです。
それから、これまで音楽面全般を担当されていた神前氏が休養のため降板されてます。
「花物語」は視聴してませんのでわかりませんが、今回若干違和感を感じました。
全体的にミステリアスorシリアスなBGMばかりで、序盤の暦と月火の会話シーンですらミステリアスなBGM。。
過去作を視聴しなおしたりはしてないので先入観も多少あるとは思いますが、「こんなんだったっけ」と思いました。
あー、でも下巻は全体的に良かったですね。緊迫した感じのBGMはお得意なんでしょうか。
良い部分も見えるので、後任の方にはもっと頑張っていただきたいです。
clarisのED曲もとても良かったです。
年末の一挙放送は去年の猫に続き二回目ですが、今年も正座待機の方が多いのではないかと。
年明けにこの評価を変えずにいられますように。
しかし、クリアブックマーカーが700円の価値があるのかな?
他通販サイトでは二割引で予約がでていたが。
数は少ないながらポイントを押さえた的確な修正がされていました。
具体的に言うと放送で下膨れ気味だった影縫さんのアップ、歪んでいた斧乃木ちゃんのアオリ
デッサンが妙だった阿良々木さんの全身ショット、歪んだ口元、ラスト近くのファイヤーシスターズは
完全に書き直しされ、色や明るさを調整した場面もあります。シーンの追加はないのですが4話一挙
のOAだったため下巻は収録時間が約60分と長めでそれにともない月火と斧乃木ちゃんの楽しいトークも
10分余計に楽しめます。さらに嬉しいことに物語シリーズのキャラが登場する掟上今日子の備忘録のPV
が特典映像として3種類収録とわりと至れり尽くせりの内容になっています。
内容は☆5でもいいくらいですが神谷さんのあとがたりを聞くと猫白の羽川のように憑冒頭の暦の目覚まし
トークも8ページ分収録したとのこと!それなら何故その音声を特典にしないのか!?と。
そーいうわけで1個マイナス。