購入後に取り出してみての第一印象は、とにかく 「 重くてデカくて威圧的! 」 でした。
サンプル画像よりも実物は肩幅と胸板が分厚くなっていて、予想以上のゴツさとなっており驚きました。
おかげで妙に頭部が小さめに感じてしまう程です。
光の加減で頭部の眉みたいな部分が白く見える時があり、その姿が素敵で気に入っています。
( サンプル画像を詳しく見ていなかったので、購入するまで白い塗装かと思っていました。 )
また腕や足の部分がにある銀色の部分が、実物では銀色の金属メッシュなデザインに変更されています。
変更により、スーツというよりも鎖帷子を着込んだ西洋甲冑のような印象が増していて素晴らしいです。
脚部のゴツゴツした、昔のスキーブーツみたいな足元も堪りません。
上記によりサンプル画像よりも闇夜に紛れる感が減っている代わりに、エイジングによる傷演出のおかげも有り、
マシンガンくらいではビクともしない厳つい立ち姿がとても良い具合に表現されています。
加えて重たくて分厚い二枚羽のマントも、拳銃くらいは通さない説得力がありグッド。
また地味ですが、マントはフィギュアを立たせる時に姿勢を支えるのに使えて便利です。
装備に関しても服飾全体がダークパープルと鉛色という重苦しいカラーリングの中で、
黒と金色を基調にした装備のデザインがフィギュア自体を地味にさせず、適度にケレン味を生み出していてナイスなチョイスです。
デカイ銃型のマルチデバイスも余りバットマンではみないアレンジで新鮮です。
つまり、コンセプトである “ アーマード ” という重装甲感に関しては申し分無く、
むしろ購入前の期待値を上回っている出来だと思います。
逆に、軽やかさやスタイリッシュな姿を期待するとダメかもしれません。
上述のように身にしっかりと装甲等が付いている為、あまり稼動性にも優れてもいません。
VARIANTシリーズですので、コンセプトが嵌れば大満足間違いないと思います。
私は重装甲とか泥臭い感じが好きなので、大変気に入っています。
ぜひとも実物を見て、印象次第で決めてしまうのが良いかもしれません。
ショボイですが、スマホ写真を追加しておきます。
デザインの印象や変更点についての参考になればと思います。
( 比較として同じプレイアーツ改の『スパルタン』と『ロールシャッハ』を立たせています。 )