国道の不思議を書いた本で、メジャーな階段国道から、マニアな国道まで書いてあります。
国道だけでなく、地方道路(県道など)にも言及があります。普段何気なく通っていた国道、県道も、本書を読んだ後は注意深く見るようになりました。
新書なので文字が多いですが、写真も多いので、文章を読みながら写真を見て確認できます。
少しでも興味を持ったら読んでみることをおすすめします。読んだ後、すぐに国道探索したくなります!
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ふしぎな国道 (講談社現代新書) Kindle版
空気のように、非常に身近でありながら、ほとんどその存在を意識されることのない「国道」。実は、この国道には不可思議なことが数多く存在する。・国道246号は存在するのに、国道60号や国道99号がない ・圏央道やアクアラインは高速道路なのに国道指定されている ・車が通れない商店街や階段が国道指定されている ・同じ国道なのに複数のルートがある 「国道マニア」として知られる著者が、こうした様々な謎を解き明かす。(講談社現代新書)
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商品の説明
著者について
佐藤 健太郎
佐藤/健太郎(さとう・けんたろう)
1970年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職、東京大学大学院理学系研究科広報担当特任助教等を経て、現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』(新潮新書)で科学ジャーナリスト賞。2011年、化学コミュニケーション賞
佐藤/健太郎(さとう・けんたろう)
1970年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職、東京大学大学院理学系研究科広報担当特任助教等を経て、現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』(新潮新書)で科学ジャーナリスト賞。2011年、化学コミュニケーション賞
登録情報
- ASIN : B00PSE2WYA
- 出版社 : 講談社 (2014/10/20)
- 発売日 : 2014/10/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 20697 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 339ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 21,017位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 89位日本語研究
- - 382位講談社現代新書
- - 397位言語学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トラック運転手です。
この職業とは切っても切れない「国道」。
毎日いろんな国道を通るたびに、「どうしてここはこういう作りになってるんだろう」という疑問が湧く瞬間がたくさんあります。
かなり前で道路の号を覚えてないのですが、普段通るルートに大事故があったため迂回を考え長野の山奥の見知らぬ3桁の国道に4t車で入ってしまい後悔したことがあります。真っ暗な山道で路面は落ち葉と枝と石が積もり、どんどん狭くなっていく不安感と来たら…その時だけじゃなくいわゆる「酷道」と言われるものを、結構通らされてる経験があるのです。
そう言えばトラック乗り始めた頃、先輩ドライバーが「知らない土地では3桁の国道は走るな」と言ってたっけ…。
(トラックの場合大きさが命取りですし自分の車じゃないので何かあったら会社に怒られますので「酷道」の定義は広く、片側3車線のストレート続きである国道4号バイパスの茨城〜栃木区間でさえ、轍とその補修仕上げの悪さで私は「荷崩れ街道」と勝手に呼んでました)
「ふしぎな国道」、それ目的で出かけて細かいものをじっくり見たり、「非国民」になったりする冒険の旅(何のことかは、本書を読んで頂ければ・笑)は出来ないけれど、実際に通ったときに「なんだこれは」と思うので国道の謎やウンチクは知りたいと思うばかり。
何で幾つもの国道が重複するの?とか、1本の国道が土地によって全然整備状態が違ったりして「こんなのが国道って、どうして!?」とか、いつも通ってるこの国道はどこまで続いてるの?とか…。休憩中にWikiでその国道の成り立ちなど調べたりもしてるけど、通り過ぎてだいぶ行ってしまうと疲れて気にしてることを忘れちゃって、休日にふと思い出したりするんですよね。
この本はそんな国道の疑問に答えてくれる本でもあります。
そして国道への愛を感じるのがいいところです。
整備状態の悪い国道や矛盾した標識などをただこき下ろすのではなく楽しんでいる書き方なので、あるあるネタやマニアの面白い呼び名で大笑い。特に標識とか「そとば(卒塔婆)標識」「雪だるまヘクサ」「ネギマ」「焼きおにぎり」…次に見かけたときに思い出し笑いをしそうです。
国道標識の「おにぎり」ひとつとって見ても、それを語る内容に愛情があります。
「酷道」の呼び方に他の種類の道路バージョンがそれぞれあるのも、いい意味で「マニアの人達は言い得て妙な上手いこと考えるもんだな」と感心してしまいました。
「オレはそこまでしないが」的なスタンスで書いていながらそこそこハマられてる作者さまなので語り口も面白い。
国道マニアでなくとも、普段比較的あちこちの道路を使っている人やナビが無い時代・ネットで物事をググれない時分から走っていた人は道路への疑問が必ずあるはずなので、是非お勧めしたいウンチク(きょうびはトリビアって言うのかしら)本です。
例を挙げますと…、
海の上にも国道は繋がっているなんて、フェリーを使ったことがないので知りませんでした!新鮮。
毎週のように曲ってる仙台の箱堤交差点が日本で1番車線の多い場所だったなんて。ヘぇ〜。
国道に欠番がある事情や具体的に何号は存在しないなども気になってたのでヘェ〜連打です。
震災で生き残った6号線、凄い。
何年も走ってんのに、名阪国道のあのカーブをオメガカーブと呼ぶのも知りませんでした。なるほど確かにオメガの形。プロでも何度通ってもあそこは怖いです、作者さまに同意。
そうそう、この本には国道だけでなく県道についても書かれています。歴史の中で呼ばれる号が変わったり国道から昇格・降格したり、国道を語る上で不可欠な絡みがそこにあるからですね。
大きいの乗ってると地元以外での県道は避ける癖がついてしまうのですが、この本全体を通して高規格の県道があり獣道の国道がある事実を改めて感じました。
そしてなんせ道路無しには出来ない商売なので、日本の道路を作る人の苦労や幹線道路の歴史に宿る様々なドラマを知るのは感慨深いものがありました。
現場写真も豊富で、国道マニア入門書としてもいいと思います(本来そのための本?)。
この職業とは切っても切れない「国道」。
毎日いろんな国道を通るたびに、「どうしてここはこういう作りになってるんだろう」という疑問が湧く瞬間がたくさんあります。
かなり前で道路の号を覚えてないのですが、普段通るルートに大事故があったため迂回を考え長野の山奥の見知らぬ3桁の国道に4t車で入ってしまい後悔したことがあります。真っ暗な山道で路面は落ち葉と枝と石が積もり、どんどん狭くなっていく不安感と来たら…その時だけじゃなくいわゆる「酷道」と言われるものを、結構通らされてる経験があるのです。
そう言えばトラック乗り始めた頃、先輩ドライバーが「知らない土地では3桁の国道は走るな」と言ってたっけ…。
(トラックの場合大きさが命取りですし自分の車じゃないので何かあったら会社に怒られますので「酷道」の定義は広く、片側3車線のストレート続きである国道4号バイパスの茨城〜栃木区間でさえ、轍とその補修仕上げの悪さで私は「荷崩れ街道」と勝手に呼んでました)
「ふしぎな国道」、それ目的で出かけて細かいものをじっくり見たり、「非国民」になったりする冒険の旅(何のことかは、本書を読んで頂ければ・笑)は出来ないけれど、実際に通ったときに「なんだこれは」と思うので国道の謎やウンチクは知りたいと思うばかり。
何で幾つもの国道が重複するの?とか、1本の国道が土地によって全然整備状態が違ったりして「こんなのが国道って、どうして!?」とか、いつも通ってるこの国道はどこまで続いてるの?とか…。休憩中にWikiでその国道の成り立ちなど調べたりもしてるけど、通り過ぎてだいぶ行ってしまうと疲れて気にしてることを忘れちゃって、休日にふと思い出したりするんですよね。
この本はそんな国道の疑問に答えてくれる本でもあります。
そして国道への愛を感じるのがいいところです。
整備状態の悪い国道や矛盾した標識などをただこき下ろすのではなく楽しんでいる書き方なので、あるあるネタやマニアの面白い呼び名で大笑い。特に標識とか「そとば(卒塔婆)標識」「雪だるまヘクサ」「ネギマ」「焼きおにぎり」…次に見かけたときに思い出し笑いをしそうです。
国道標識の「おにぎり」ひとつとって見ても、それを語る内容に愛情があります。
「酷道」の呼び方に他の種類の道路バージョンがそれぞれあるのも、いい意味で「マニアの人達は言い得て妙な上手いこと考えるもんだな」と感心してしまいました。
「オレはそこまでしないが」的なスタンスで書いていながらそこそこハマられてる作者さまなので語り口も面白い。
国道マニアでなくとも、普段比較的あちこちの道路を使っている人やナビが無い時代・ネットで物事をググれない時分から走っていた人は道路への疑問が必ずあるはずなので、是非お勧めしたいウンチク(きょうびはトリビアって言うのかしら)本です。
例を挙げますと…、
海の上にも国道は繋がっているなんて、フェリーを使ったことがないので知りませんでした!新鮮。
毎週のように曲ってる仙台の箱堤交差点が日本で1番車線の多い場所だったなんて。ヘぇ〜。
国道に欠番がある事情や具体的に何号は存在しないなども気になってたのでヘェ〜連打です。
震災で生き残った6号線、凄い。
何年も走ってんのに、名阪国道のあのカーブをオメガカーブと呼ぶのも知りませんでした。なるほど確かにオメガの形。プロでも何度通ってもあそこは怖いです、作者さまに同意。
そうそう、この本には国道だけでなく県道についても書かれています。歴史の中で呼ばれる号が変わったり国道から昇格・降格したり、国道を語る上で不可欠な絡みがそこにあるからですね。
大きいの乗ってると地元以外での県道は避ける癖がついてしまうのですが、この本全体を通して高規格の県道があり獣道の国道がある事実を改めて感じました。
そしてなんせ道路無しには出来ない商売なので、日本の道路を作る人の苦労や幹線道路の歴史に宿る様々なドラマを知るのは感慨深いものがありました。
現場写真も豊富で、国道マニア入門書としてもいいと思います(本来そのための本?)。
2020年10月22日に日本でレビュー済み
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私自身、この中の国道を走ったものです。そこは、異次元を感じました。
2016年4月21日に日本でレビュー済み
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正直生活する上で何の役にも立たないと思う。
だが、雑学としては面白い。
日本最大の国道名所としては階段国道がある。
なんと階段が国道として指定されている。
何とも信じがたい事実だ。
マニアの中では有名だということだが、全然知らなかった。
国道を通らずして出発地から目的地迄行くことをマニアの中では「非国道」というらしい。
もはや、何と言っていいのかわからないが、非常に無駄だ。
だからこそ面白いのかもしれないが。。。
だが、雑学としては面白い。
日本最大の国道名所としては階段国道がある。
なんと階段が国道として指定されている。
何とも信じがたい事実だ。
マニアの中では有名だということだが、全然知らなかった。
国道を通らずして出発地から目的地迄行くことをマニアの中では「非国道」というらしい。
もはや、何と言っていいのかわからないが、非常に無駄だ。
だからこそ面白いのかもしれないが。。。
2020年6月27日に日本でレビュー済み
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国道趣味の世界が一般の方々にも分かりやすく紹介されており、非常に良かった。
2018年3月12日に日本でレビュー済み
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普段は仕事でお世話になっている国道について斜めから見た世界観が面白くて、あっという間に読破してしまいました。自分も酷道巡りをしたくなりました。
2017年7月26日に日本でレビュー済み
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道路地図とグーグルマップを脇に置き読み そして 自宅近所を通る国道153号飯田街道は名古屋から塩尻市高出交差点まで通っていていつも一部を利用、狭い理由など納得 過日は国道361号 県道 乗鞍スーパー林道 国道158号 そのバイパス安房トンネルの高規格道路をそして41号を使って富山、射水に走行しました 道路のいわれ理由など納得したり 疑問の参考にしました
2020年5月28日に日本でレビュー済み
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日本の道路について何も知らない人が初めに読む「1冊目」としては良いのかもしれませんが、法制度も含めて「ある程度」知っている場合は少々物足りないかもしれません。