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宮脇俊三 電子全集1 「時刻表2万キロ/汽車旅12ヵ月」 Kindle版
鉄道紀行作家誕生! 宮脇俊三のデビュー作『時刻表2万キロ』と、初期作『汽車旅12ヵ月』の2作品を収録。
『時刻表2万キロ』は宮脇俊三のデビュー作で、中央公論社退社後10日目の1978年に河出書房新社より刊行された。これは中央公論編集長から常務取締役まで務めあげ、名編集者と評価された宮脇が、社業と趣味を厳格に分け隔てた結果であった。当初、作家として自立できるかどうかいささかの不安もないではなかったが、作品の評価は高く、宮脇の描く鉄道紀行への原稿依頼は順調に続いていった。本書は、会社員として週末という限られた時間を使いローカル線に乗り続け、乗り残していた国鉄の路線が2700キロになったころに国鉄全線完乗を心に決め、その完乗までを綴った紀行文である。『時刻表2万キロ』刊行後その反響は大きく、順調に版を重ねていく。原稿依頼も着実に増え、同年雑誌『潮』に『汽車旅12ヵ月』の連載を始める。「私には故郷がない」で始まる1月から、季節によって印象の変わる旅の姿を鉄道旅行に力点を置いて歳時記風に綴った鉄道紀行が本書である。
付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点
【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
『時刻表2万キロ』は宮脇俊三のデビュー作で、中央公論社退社後10日目の1978年に河出書房新社より刊行された。これは中央公論編集長から常務取締役まで務めあげ、名編集者と評価された宮脇が、社業と趣味を厳格に分け隔てた結果であった。当初、作家として自立できるかどうかいささかの不安もないではなかったが、作品の評価は高く、宮脇の描く鉄道紀行への原稿依頼は順調に続いていった。本書は、会社員として週末という限られた時間を使いローカル線に乗り続け、乗り残していた国鉄の路線が2700キロになったころに国鉄全線完乗を心に決め、その完乗までを綴った紀行文である。『時刻表2万キロ』刊行後その反響は大きく、順調に版を重ねていく。原稿依頼も着実に増え、同年雑誌『潮』に『汽車旅12ヵ月』の連載を始める。「私には故郷がない」で始まる1月から、季節によって印象の変わる旅の姿を鉄道旅行に力点を置いて歳時記風に綴った鉄道紀行が本書である。
付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点
【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2014/11/28
- ファイルサイズ47846 KB
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販売:
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登録情報
- ASIN : B00PXZV8DA
- 出版社 : 小学館 (2014/11/28)
- 発売日 : 2014/11/28
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 47846 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 562ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 107,285位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 191位鉄道 (Kindleストア)
- - 405位鉄道 (本)
- - 4,041位産業研究 (Kindleストア)
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2024年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生の頃に読んだ名著を、常に持っておきたい。出張の航空機や新幹線の中で、一話だけでも、いきなり読める幸せ。当著書も私にとってはそんな一冊です。
2015年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
虫が食ったりホコリを かぶったりすることがないし、場所もとらないので便利です。
2015年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鉄道旅行を文学の一分野にした名著。
大学時代に読んでおけばよかった。
大学時代に読んでおけばよかった。
2016年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
50歳を過ぎてから乗り鉄であることに目覚めた自分としてはもっと早くに出会いたかった。
2020年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『時刻表2万キロ』は著者のデビュー作で、1978年の「日本ノンフィクション賞」受賞作。
今で言うと「乗り鉄」に分類されるであろう著者が、当時の国鉄線完乗を目指して主に盲腸線を
乗りつぶした記録である。
私はすでに著者の作品をいくつか読んでいたが、本作はkindle版で初めて読んだ。
著者の文体をご存じの方には説明不要だが、沿線や車内の風景・人物描写には改めて非凡さを感じる。
時おり挿入される独特のユーモアも一流の落語家並みにさらりと乾いていて素晴らしい。
個人的に著者の傑作は『最長片道切符の旅』と『シベリア鉄道9400キロ』が双璧と
思っていたが、本作『時刻表2万キロ』も加えたい。
併録の『汽車旅12カ月』は、雑誌の連載という制約があるためかやや窮屈な印象。
この手の作品は「書きたいものを書いている」というよりも「書かされている」感じが
どうしても行間から滲んでしまうのが残念である。
最後に、この電子全集には付録として『最長片道切符の旅 自筆原稿』が付くが
私にはまったくの余計。
無印kindleでは鮮明に読めるわけもなく、容量を無駄に食うだけで電子版には不要と思う。
今で言うと「乗り鉄」に分類されるであろう著者が、当時の国鉄線完乗を目指して主に盲腸線を
乗りつぶした記録である。
私はすでに著者の作品をいくつか読んでいたが、本作はkindle版で初めて読んだ。
著者の文体をご存じの方には説明不要だが、沿線や車内の風景・人物描写には改めて非凡さを感じる。
時おり挿入される独特のユーモアも一流の落語家並みにさらりと乾いていて素晴らしい。
個人的に著者の傑作は『最長片道切符の旅』と『シベリア鉄道9400キロ』が双璧と
思っていたが、本作『時刻表2万キロ』も加えたい。
併録の『汽車旅12カ月』は、雑誌の連載という制約があるためかやや窮屈な印象。
この手の作品は「書きたいものを書いている」というよりも「書かされている」感じが
どうしても行間から滲んでしまうのが残念である。
最後に、この電子全集には付録として『最長片道切符の旅 自筆原稿』が付くが
私にはまったくの余計。
無印kindleでは鮮明に読めるわけもなく、容量を無駄に食うだけで電子版には不要と思う。
2015年5月1日に日本でレビュー済み
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ハードブックは持っていますが、電子全集は字を大きくして読めるのでありがたいです。
今後、宮脇先生の本は順次購入していきます。
内田百閒先生の阿房列車も電子本になるのを首を長くして待っています。
今後、宮脇先生の本は順次購入していきます。
内田百閒先生の阿房列車も電子本になるのを首を長くして待っています。
2020年9月1日に日本でレビュー済み
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汽車旅に興味を持つことになったきっかけは宮脇俊三さんの汽車旅12ヶ月でした。読みやすかったので文庫を手に取り軽い気持ちで読み進めると、次第にその臨場感に惹かれていき、実際に同じ路線で同じ感動をするのかなど汽車旅の楽しみを与えてくれました。このKindle版は時刻表2万キロが再度読みたくて購入しましたが、懐かしさと、今では叶えられない廃線の現状にある意味胸が痛みます。久しぶりの宮脇節に感動しています。
2020年7月25日に日本でレビュー済み
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昭和に活躍した鉄道紀行作家です。今の若い鉄道ファンは知らないかもしれないけれど、渋いユーモアで溢れる鉄道愛を語った本です