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文章力の鍛え方 (中経の文庫) Kindle版
こう唱える著者・樋口裕一氏による本書には、就職難にあえぐ学生や不況の世を生きるビジネスパーソンに必要な「文章力」を上達させる、ひいては激化する競争社会を勝ち抜くためのコミュニケーション能力をアップさせる樋口流ノウハウが満載。単なる文章力養成法ではない“物事を考える力を養うヒント”を読者に伝授する内容となっています。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2015/1/16
- ファイルサイズ3823 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
出版社からのコメント
きっと、一つひとつ試してみたくなるはずです。
いくつかの方程式に当てはめながら、文章を作成していく
ことができます。その方程式は一度覚えてしまえば、口癖
のように、世の中の事象を文章に変えていくことができま
す。
これなら、簡単にできそうじゃないですか?
著者について
1951年、大分県生まれ。多摩大学教授。「白藍塾」塾長。早稲田大学第一文学部を卒業後、立教大学大学院博士課程修了。フランス・アフリカ文学翻訳のかたわら、1991年に小論文・作文の通信添削を行う「白藍塾」を設立、"小論文の神様"として、小学生から社会人までを対象とした文章の書き方の指導に携わっている。
おもな著書は、大ベストセラー『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP研究所)をはじめ、『音楽で人は輝く』(集英社)、『頭のいい人は「短く」伝える』(大和書房)、『子どもの考える力は「書き・読み」で伸びる!』(青春出版社)、『読むだけ小論文』(学習研究社)など多数。
登録情報
- ASIN : B00RYOK8TS
- 出版社 : KADOKAWA (2015/1/16)
- 発売日 : 2015/1/16
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3823 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 165ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 107,908位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 121位中経の文庫
- - 13,696位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
樋口裕一(ひぐち・ゆういち)
作家。多摩大学教授。アフリカ・フランス文学翻訳家。「白藍塾」塾長。1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程修了。専攻はフランス文学。博士課程終了後、翻訳業を続けながら予備校講師として教壇に立ち、大学入試小論文の指導にあたる。1991年に独立し、小学生から社会人までを対象とした小論文・作文通信指導塾「白藍塾」を設立する。独立後も予備校の教壇に立ち受験生を指導。カリスマ講師として人気を博している。
また、クラシック音楽に親しみ、ベートーヴェンの交響曲第九番のCDを200枚以上、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』を40種類所有するほどのファン。ゴールデンウィークに東京で開かれる「熱狂の音楽祭」ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのアンバサダーを務め、音楽評論家としても活動。
著書に250万部のベストセラーとなった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)をはじめ、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『読むだけ小論文』(学研)、『「教える技術」の鍛え方』(筑摩書房)、『読ませるブログ』(ベスト新書)、『大人のための文章道場』(角川文庫)、『笑えるクラシック』(幻冬舎新書)など多数。翻訳書では、『一つ半の生命』(ソニー・ラブ・タンシ著・新評論)、『エロスの涙』(ジョルジュ・バタイユ著・トレヴィル)など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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早速、記述してあったhow toを活かしたいと思います。
どのように意見を持ち、どのように発信するのかについて重きを置いて書かれた本です。
特に、文章が上手くなりたいけど、そもそも何を、どうやって書いたらいいのかわからない、という人が本書の対象読者として適切です。
肩肘を張って原稿用紙に向かうような「文章修行」ではなく、実生活に気軽に導入できそうな訓練方法を説明しているのが本書の良さだと思います。
本書では以下のような事が書かれています
* ものごとを考えるときに、どのように論理を詰めていくのか
問題提起 - 自説の説明 - 根拠 - 結論の四部構成の組み立て方、論理構造の掘り下げ方、など
* 上記の訓練方法
見た映画の説明をする、スポーツで勝負の分析をする、乱暴な仮説を立ててみる、など
* 描写力・表現力の訓練方法
目に見えたものを描写する、中づり広告に反論する、文章を写す、など
* 論理敵思考力の訓練方法
討論番組にツッコミを入れる、ビジネス書の裏づけを探す、など
* 読み手の興味の惹き付け方
書き出しを意識する、 「笑わせる」努力をする、ここぞという場面でクローズアップする、大げさに表現してみる、など
【学びのポイント】
1)「れる」「られる」の見分け方
・注意してほしいのが、「れる」「られる」の使い方です。
・「れる」「られる」は本来、「ラ変」がどうとか「五段活用」がどうなど、実は非常に難しいものなのですが、それをじっくり考えているとわからなくなってしまうでしょうから、簡単な語法をお教えします。
・ 一番簡単なのは、命令形が「ろ」で終わるものは「られる」で、「れ」で終わるものは「れる」と覚えてしまうことです。
・「食べろ」なら「食べられる」であって、「食べれる」とはなりません。
・ 「走れ」なら語尾が「れ」なので「走れる」となるわけで、「走られる」とはなりません。
2)物事を伝えるときに使える4部構成
・小論文の基本的な文型は、四部構成で成り立っています。
・それをパーツに分けると、「~だろうか」「たしかに……しかし……」「なぜなら……」「したがって……」です。
・この四部構成は、小論文だけではなく、口で何かを伝えようとするときや、ものごとを考えるときの基本型ともなります。
①「~だろうか」と問題提起する
②「たしかに」で反対意見に譲歩しつつ、「しかし」で自説を示す
③「なぜなら」とその根拠を述べる
④「したがって」で結論に到達する
3)音読すると頭に入りやすい
・文章を読んでいて気に入った一文に出合ったとき、それを音読してみると、「とても頭に入りやすくてわかりやすい」ということに気がつくのです。
・文章のリズムを黙読して頭に入れるだけでなく、音読することで体で感じ取ってください。
・だからといって、感情や気持ちを込めて芝居のように抑揚をつけて読む必要はなく、普通に読めば十分です。
・声に出して読む理由は「記憶に残りやすくする」ということではなく、あくまでも「リズム」を感じるためです。
・つまり文章は、基本的に「意味」と「音」から成っていて、音同士も実は非常に大事な関係性を持っているのです。
・文章の上手な人たちは、文章を書くときに「音」も重視しています。
・自分で書きながらなかなかペンが進まないのは、きちんとリズムがとれていないからかもしれません。
4)裏付けを意識する読み方
・まず付箋を二つ用意してください。
・色は何色でもいいですが、たとえばピンクと青にしましょう。
・自分に都合のいいところにはピンクの付箋、都合の悪いところは青にします。
・1冊を通してピンクの付箋が多ければいいわけです。
・青の付箋が多ければ都合が悪いということなりますが、青の付箋を立てた場所を「都合の悪いところをプラスにできないだろうか」と考えます。
・「ベトナムにこれから進出する」と言いたくて調べているのに、「ベトナムは危険だ」というようなページがあったら、「今はこれこれこういう状況だけど、これからこういうふうに変わっていくんだ」という条件がないか、探してみるのです。
・つまり、「マイナスの要因をプラスの方向に持っていけないだろうか」と読んでいくのです。
・不都合なことは、多かれ少なかれ出てきます。
・小さなことであれば、一つ二つは目をつむってもかまいませんが、肝心なことなら仕方がないので、そのときは、自分の考えが間違っていたわけですから、「ベトナム進出はやめよう」と決着してください。
・このように、ビジネス書を読むときに「裏づけ」を意識して読むようにすると、たくさんの情報を多角的に捉えることができるようになるのです。
文章の本で迷った時期がおかしいと思うくらい覚えやすい1冊です。
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・論6あの人ならどう考えるか
・論7正しい文章の第一歩は主語述語
・論8一文を短くすることを意識する
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私は元々文章を取り纏めて書くことがとても苦手で、、
主語が長くなったり、結論が長くなったり、、
この本を読み、文章を書く時は簡潔に伝えられるように
一文を短くしたり、結論を先に持ってきたりすることを意識するようになりました。
文章がうまくかけない方におすすめです!
その答えは、自分の意見に具体的な根拠をもたせること、です。
たしかに、文章の書く順番だとか、日頃の思考訓練だとか、そういった細かいことについても書かれていますが、結局それらは全部、自分の思ったことにちゃんとした理由があるかどうか、しっかりとした根拠をもって発言できているかどうか、つまり、自分自身の主張に説得力があるかどうか、を意識して生活しなさいという一つの主張に帰結されます。
吊り広告やらラブレターやら映画批評やらについて言及がありますが、これらもすべて、自分の根拠を作り出す訓練に他ならない、ということです。
私は去年、大学入試で小論文があり、その勉強の際に一冊の参考書を使用したのですが、その著者が樋口裕一さん、まさにこの本の著者でした。
その参考書と比べてみると、大方の内容は一緒だなと感じます。本書を読んで感じたのは文章力ってものはやはり理由づけがちゃんとしているかどうかなんだな、ということです。