-HOLLY STAGE FOR 49-ではアイドルという彼ら新生少年ハリウッドの青春の始まりを描く物語で、
-HOLLY STAGE FOR 50-はかつてアイドルという青春を送った初代の今を知り、自分達のこれからとその終わりの予感との狭間で揺れる新生ハリウッドの葛藤を描く物語です。
かつての輝かしい過去を想うことも、いつか必ずやってくる終わりに怯えることも、
何よりも大切な物はそんな遠い場所ではなくて、いつもすぐ傍にあるのだからそれに尽くすべきだといったシンプルで力強いテーマに基づき、
「最高のいつもどおり」を作り手側も作中の彼ら同様に捧げ続けたように感じられました。
たくさんの言葉、些細な疑問と気付き、歌詞に篭められた信念、そのすべてが幾つもの灯火となり、今を生きる素晴らしさを照らし出してくれているようでした。
ありがとうございました。
映像特典について少し。
イベント上映版26話は客席側が声を入れる都合上、放送版の歓声が一切ありません。
家で一人で眺めていると客席が無反応のように思えて意図せぬ緊張感に包まれます。
そう思うのなら自分で声を上げろとなるのでしょうが、ご近所迷惑必死の為難しいところです。
放送版との大きな違いはもう一つあり、シャチョウからのターンに各人の台詞が追加されています。
彼らはどんなことを話していたか。興味のある方はぜひ確かめてみてください。