真説フランケンシュタイン/北極に消えた怪奇人間 [Blu-ray]
フォーマット | Blu-ray, 色, 字幕付き |
コントリビュータ | レナード・ホワイティング, マイケル・サラザン, デヴィッド・マッカラム, ジャック・スマイト, ジェーン・シーモア, ジェームズ・メイソン |
稼働時間 | 4 時間 33 分 |
商品の説明
四十余年もの長きに渡り封印されていた伝説の怪奇映画、ついに完全版にて本邦初ソフト化!
●短縮版がTV放映されただけ、最も原作に忠実に映像化されたフランケンシュタイン作品の最高峰、ついに解禁!
●「ロミオとジュリエット」で一世を風靡したレナード・ホワイティング、「0011 ナポレオン・ソロ」のデヴィッド・マッカラム、
ボンドガール&「ある日どこかで」のジェーン・シーモア等、豪華スタッフ&キャストが集結。
●遂にベールを脱ぐ3時間超の完全版+TV放映時の吹き替え版のコレクターズ仕様2枚組。
●今もなお記憶に残る幻の名作を次々に発掘・発売していく“ザ・グレート・アーカイブスシリーズ"第3弾!
[内容解説]
<ストーリー>
医師ビクター・フランケンシュタインは、婚約者のエリザベスを残しロンドンの病院に復帰した。
不慮の事故で弟を亡くした彼は生命蘇生の研究を続ける中、ヘンリーという外科医と知り合う。
ヘンリーの家でビクターは、人造人間を作る装置と切断された片腕が動き出す光景を目の当たりにする。
二人は死体を墓場から掘り起こし、太陽エネルギーを利用した実験の末、ついに人造人間を造りだした…
[特殊内容/特典]
【映像特典】フォトギャラリー
【封入特典】リーフレット
[スタッフキャスト]
<スタッフ>
監督:ジャック・スマイト(「エアポート'75」「ミッドウェイ」)
製作:ハント・ストロンバーグ・Jr
原作:メアリー・シェリー
脚本:クリストファー・イシャーウッド ドン・バチャーディ
撮影:アーサー・イベットソン
音楽:ギル・メレ
<キャスト>
マイケル・サラザン(「ひとりぼっちの青春」「リーインカーネイション」)
レナード・ホワイティング(「ロミオとジュリエット」「昨日にさようなら」)
デヴィッド・マッカラム(「0011 ナポレオン・ソロ」「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」)
ジェーン・シーモア(「ある日どこかで」「007/死ぬのは奴らだ」)
ジェームズ・メイソン(「北北西に進路を取れ」「スタア誕生」)
[発売元]有限会社ジェットリンク
(C)1973 Universal City Studios, Inc.
登録情報
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 g
- EAN : 4988013239982
- 監督 : ジャック・スマイト
- メディア形式 : Blu-ray, 色, 字幕付き
- 時間 : 4 時間 33 分
- 発売日 : 2015/4/15
- 出演 : マイケル・サラザン, レナード・ホワイティング, デヴィッド・マッカラム, ジェーン・シーモア, ジェームズ・メイソン
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B00SFEYDWO
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 198,860位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 539位イギリスのTVドラマ
- - 2,821位ブルーレイ テレビドラマ
- - 4,196位外国のホラー映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
マスターの画質はよくないです。
画面全体にうっすらとテクスチャをかけたようなノイズ?が出ていて見苦しいです。
まあ貴重な映画なんで我慢します。
で、この映画自体はTV放送当時に見ていましたがラストで北極に行く以外の内容は殆ど記憶にありませんでした。
とりあえず先に短縮版のみを見た感想ですが、TVムービーにしては丁寧に作ってあって意外と面白いです。
短縮版なので展開も早い。残酷シーンは少ないものの、TV用にしては割とえげつない描写。
内容は確かに原作に近く、それまでのボリス・カーロフやピーター・カッシングの映画に比べれば
遙かに原作に忠実ですが、それでも脚色はかなり多いです。
他の映画とは違う、この作品ならではの部分も多くて予想していたよりはずっと良い映画でした。
カリスマ性のある野心家を他のキャラの役割にして、ヴィクターを優しく弱い普通の博士として
設定したのは当時のフランケン映画としては斬新だったでしょうね。
女怪物の女優さんが魅力的な美人。
ソフトを出してくれたおかげで良い作品をもう一度見る事が出来たのでメーカーに感謝。
追記:
完全版も見ましたが、短縮版を見ていると3時間も苦になりません。
ヘンリー博士のナルシストぶり、偏屈ぶりが完全版ではよくわかります。
怪しげなポリドリ博士の素性もわかるし、女怪物のサイコっぷりも
完全版の方が描写が多くてジェーン・シーモアの魅力が引き立ちます。
ヴィクターの奥さんは文句ばかり言って男の仕事を邪魔するイヤな女として描かれていますが、
完全版では彼女の立ち位置を更に明確にする場面が用意されています(蝶の場面)。
ヴィクターは一見優しくて善良のようですが、結局責任を取りたくないだけなんですよね。
怪物を殺すチャンスが何度かあったのに、自分の心に傷を付けたくないから
殺さず結果的に悲劇を起こす。その辺は現実でもありがちでリアルな描写だと思います。
怪物を殺す事に失敗した後にヴィクターは悪役のポリドリ博士に責められます。
「君はひどい親だ。美しいうちは愛するが崩れたら捨てる。良心のかけらもない」
どっちが悪役かわかりません。
怪物が殺人をした後の村人の描写が完全版でも全くないとか、マイケル・サラザンが
特に醜くもないのに被害者が必要以上に怖がるとか色々欠点はありますが、
前半の怪物はひたすら哀れだし魅力的な女怪物も出るし、テーマ的に考えさせられる部分もあって
B級映画ファンなら見て損はないと思います(値段に見合った内容かどうかはその人次第ですが)。
Disc 1 has both the Part 1 and Part 2 television broadcast versions including the James Mason "modern day" intro and the lengthy preview of Part 2 at the end of Part 1. It exactly replicates the viewing experience of when it was first broadcast on tv in the mid 1970's. Audio is DTS-Master stereo although it sounds like a mono two channel mix.
The 2nd disc has the "Theatrical Cut" which is a drastically edited down 89 minute version (the same cut that was released on lousy quality 6 hour mode vhs tape in the US in the 1990's) of the movie in Japanese language only thanks to an extremely poor dub job. It also has Japanese subtitles but I could not get them to work on this disc. The theatrical cut is beyond worthless and I can't imagine anyone bothering to watch it once they watch the full 2 part broadcast version. The 2nd disc is rounded out by one extra feature containing 50+ stills and promo images from the production.
What makes this release a crushing disappointment is the fact the transfers look absolutely terrible. Both versions are 1080i in 4:3 aspect ratio. It appears the same murky, soft, worn source print used on the 2006 US-released dvd (which is the 3 hour tv cut) was used for this release. In fact, I am suspicious that this is probably a standard def 480i upscale possibly from a PAL video source. There's been some sort of "motion smoother" filtering done on both versions resulting in the dreaded "Soap Opera Effect" when clearly the movie was shot on film (except for James Mason modern day scenes). There's an odd, fine line combing pattern often noticeable in backgrounds like the movie was projected on burlap. I've seen bootleg VHS tape videos that look far superior.
While the older US dvd release suffers from the same murky, soft print further harmed by clumpy compression artifacts and of course being in standard def, imo it's actually the better overall viewing experience. The only thing a viewer would miss going with the dvd is the Part 2 preview between the two halves of the movie. My recommendation is to avoid this release and seek out the old US dvd easily found on places like eBay for just a few bucks.
Such a great movie, such a huge disappointment with this awful release.
単に、ビクター博士の試作品のフランケンシュタインという不死身の化け物が暴れまわる恐怖に戦き! 首に釘の刺さった堀の深すぎる大男なんて怖くて嫌な記憶でした
藤子不二雄先生の「魔太郎が来る!」の中のフランケンシュタイン映画に関わるエピソードと、怪物くんに出て来る優しいフランケンで安堵していたくらいです
1980年ごろでしたか、淀川さんの日曜洋画劇場だか、荻昌弘さんの月曜ロードショーのどっちかで放送されたものを見ました
真説と言いながらも原作とは違うと言う批評はありますが、悲しいホラー・ストーリーは自分の中で触れた事のない、免疫のない騒然の衝撃でした
マイケル・サラザンの扮する顔を火傷した程度にしか思えないスマートな化け物の存在が確立していて、
レナード・ホワイティングや、ジェームス・メースンとの関わりで話が展開して行くのをのめり込んで見ていましたし、
時とともに、印象的な記憶ばかりで再編成されて、名作へと美化し昇華して行きました
1973年製作なので、今見ればおかしい所もあると思いますが、生み出された人造人間の苦悩と人間の恐怖がぶつかり合う悲劇の展開があって、単純な怖がらせ映画で終わってません
放映後に、マイケル・サラザンの扮した人造人間をマオージュに絵を描いたほど、中学生の自分の心理に焼き付いた強烈なストーリーでした
プロの小説家2人と素人小説家ファン1人、3人それぞれで小説を書いて、一番いいのを決めようという賭けをし、
素人だったメアリ・シェリーの作品が一番だと2人のプロ作家が認めたという逸話に頷けると思います
記憶もおぼろげで内容は殆ど覚えてませんがパーティーで「人造人間」が女の首を引きちぎるシーンと後味最悪のラストだけは印象に残っています。全般的に陰惨な雰囲気だったような。
自分が見たのは90分放送・賞味70分程度のギロチン枠ですが2時間枠で放送されたこともあるようです。オリジナルは尺が3時間超えのテレフィーチャーで、いずれにせよズタズタカットの短縮版だったわけですな。
完全版とは別に吹替収録の短縮版の2枚組とは嬉しい配慮ですね。
商品解説では「最も原作に忠実」と謳っていますが、これはちと怪しい。少なくともラストは全然違いますから。
ロバート・デ・ニーロ主演版のほうが原作の結末に近いです。あちらは感動的でしたが本作は鬱な気分になれること請け合いです。
YouTubeにトレーラーがあるので(「FRANKENSTEIN THE TRUE STORY」)見れば雰囲気は味わえると思います。
星5つはこんなマイナータイトルを出してくれるメーカーさんの心意気に対して。