「オー!リバル」
ライバルをテーマに歌ったこの曲はポルノの良さを存分に引き出している。
久しぶりのラテン調ではあるもののこれまでのポルノのラテン調の曲たちとは全く違った良さがあるし、何より彼らは確実に前進していることが分かる。
岡野さんの歌声、深みがありながらも口ずさみたくなるフレーズがちりばめられた歌詞、休む間もない勢いのある曲調、どれもポルノの良さをひきだしている。
勢いがありながらも、「相手」を思う切なさが歌声にところどころ沁みわたっており聞いているとなぜか涙が出てしまう。誇大的に表現したのではなく、本当に涙が出てしまった。
ファンじゃなくても、この曲は惹きこまれるんじゃないだろうか。
「デザイア」
情熱的な一曲。出だしから力強い歌声健在。サビで追いつめるテンポで熱量が半端なくあり、思わず踊りたくなる。
別の形でシングル推しされていたとのこと。
「空が青すぎて」
切ない歌詞ながらも、爽やかな一曲で、のびのびした歌声にホッとさせられる。
情熱的な曲から爽やかな曲まで
揃ったこのシングルはまさに買いだと思う。
自分はポルノ=ラテン調とは特に思ってない。ポルノに特別、ラテン調を求めてないし、ラテン調じゃなくても素晴らしい曲はたくさんあると思っているから。
でもそういったものを抜きにしても、いい曲ばかりだと思った。