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「岩宿」の発見 (講談社文庫) Kindle版

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商品の説明

著者について

1926年東京生まれ。小学生の頃より歴史に興味をもち、東京四枚畑貝塚を踏査。戦後桐生に住み、行商で赤城山麓を訪れるかたわらその周辺の遺跡を踏査し、ついに「岩宿石器文化」を発見した。1961年群馬県功労賞、1967年吉川英治賞を受賞。著書『岩宿の発見』講談社刊。1989年5月没。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00TDFNDYI
  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1973/1/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1973/1/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 254 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 137ページ
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 74

著者について

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相沢 忠洋
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相沢忠洋と岩宿遺跡 なぜ日本史の教科書に「岩宿遺跡」が必ず登場するのか
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相沢忠洋と岩宿遺跡 なぜ日本史の教科書に「岩宿遺跡」が必ず登場するのか
【 「岩宿」の発見 ~幻の旧石器を求めて~ 】 ▼なぜ日本史の教科書に「岩宿遺跡」が必ず登場するのか。それがそもそも私が「岩宿を訪ねてみたい」と思った動機だった。▼岩宿遺跡の発見者・相沢忠洋氏の自叙伝とも言えるこの著作が出版されたのは、1969(昭和44)年のことで、歴史的な「岩宿遺跡の発見」はその20年前、まだアジア太平洋戦争の終戦から4年後という日本の復興が始まった頃であった。▼この本の著者であり岩宿遺跡の発見者でもある相沢忠洋氏(1926-1989)は、幼少年期を鎌倉で過ごしている。そこで貧しくとも暖かい家庭に暮らしたようだが、やがて戦争の足音とともに、最愛の妹の病死、両親の離婚、母との生き別れ、そして海軍出征と目まぐるしい暗転下に成長していく。▼相澤氏は父に連れられ少年期の一時期を群馬県の桐生ですごしているが、終戦復員後、桐生に戻って買い出しや行商に暮らす。 「世紀の発見」を成した方のこの手の自伝にしては直接遺跡発見につながらない少年・青年期の混乱のうちに過ごした生活の様子が細かく活写されている。 意外にも筆の進め方が上手で、「岩宿と出会うまで」の生活の奮闘記述も、上州(群馬県)のきびしい風土を描きこんでいて、その中で家族のぬくもりを大事に支え合って生きる古代人を想像する相沢氏の心情は共感する読者も多いだろう。▼自分が願ってやまない「一家団欒の幸せ」のさまを古代人の遺物の中に思い、こみ上げる気持ちが、行商で通る岩宿の切通しの赤土の崖に執着させる。 良い縁もその逆の縁にも人間を磨かれ、そしてついに運命の「旧石器時代」という一時代を日本史に画させる大発見を証明していく。▼関東地方は富士山や箱根、浅間山など多数の火山が活発に活動した時代に堆積し続けた「関東ローム層」という赤土の厚い地層が表土を覆っている。東京ではその厚さが10メートルに及ぶところもあるという。 関東ローム層の上の黒土層からは様々な縄文式土器が発見されて祖先の生活の様子が知れるのだが、関東ロームが堆積した1万年前~3、4万年前の地層となると、人類を思わせる遺物は発見されないというのが一般的な考古学の認識だった。▼けだし、これだけ長期に渡って火山灰が降り注ぐ厳しい環境下では人類はおろか、あらゆる動物が生存し続けることができないだろう‥というのが一般的な考古学者の認識だった。つまりその頃(土器の時代の前)には、私達の祖先はまだいなかったのだろう‥という固定観念をだれしも持っていた。その赤土層の中から人工的な石器が出土する不思議が、彼を捉えて離さなかった。▼執念と相沢氏の孤独な心(子供の頃のあたたかい家庭への回帰の念)、赤土の謎への追求からついに彼は世紀の大発見を考古学的に証明し、「旧石器時代」(先土器文化)という時代を歴史の時間軸に加える偉業を達成した。 現代では全国で同時代の石器遺物が発見され、日本に旧石器時代が存在したことを疑うものはいない。▼岩宿遺跡では、地層の表土を剥ぎ取って、ドームの中で立体的に出土地の地層を公開している。 相沢氏がその生い立ちを重ねるように、愛おしい家族との生活の記憶に近付こうとして発見に至った「岩宿」の発見は、単に執念の考古学徒の偉業の域を超え、人間らしさへの壮大な回帰を試みた彼の感動の記録でもあるようだ。(終)
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