メジャー3枚目で、メジャーでは最後かもしれないアルバム。音源は加工を減らしてライブに近くなっています。
アルバム中どこを切り取っても、音はうるさく割れているし、歌詞は否定と自己否定に満ちています。
だけど、否定したい現実ばかりで、それに反抗する方法もよくわからない人にとっては、心からいとおしい歌たちです。
否定したいものを否定して、反撃したいやつらに反撃する。それが叶わない現実を生きているバンドマンが、せめて音楽で復讐している。
『汚いと叫ぶひまもない ゴミ溜めのような日々から 僕らは必死で ただ必死で叫んだ』
彼らのいつものライブと同んなじような、そんなアルバムです。