ひとりの農夫から軍閥のドンや富豪の一家、革命の士そして苦悶するエリート青年まで一族の盛衰を壮大な舞台と歴史の日程描いています。立志、愛憎、欲望、野望、怠惰、誠実、・・・人間をあからさまに描いていて惹きつけられます。
すばらしいエンターテインメントでもあります。
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大地 第三部 Kindle版
三男の息子で内省的な性格の王元(ワンユアン)は士官学校に進むが、父の期待を裏切って革命軍に身を投じる。そしてアメリカに留学するが、あきたらず帰国したとき、すでにそこには国民政府が樹立されていた。革命とロマンスの渦中に翻弄され苦闘する新世代の孫たち。
- 言語日本語
- 出版社グーテンベルク21
- 発売日2015/3/4
- ファイルサイズ605 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B00U3AJIV4
- 出版社 : グーテンベルク21 (2015/3/4)
- 発売日 : 2015/3/4
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 605 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 504ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 136,690位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 901位その他の外国文学研究関連書籍
- - 3,683位評論・文学研究 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月29日に日本でレビュー済み
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清朝末期から革命期の難しい時代を背景に世代格差、男尊女卑、都市と農村、貧富の差、恋愛と愛欲、母国と異国等々様々な事象が対比され描かれている。当時の中国社会の急激且つ多層的な変化を知る事ができる。現代中国人の多くが身近で見聞きした事象は姿を変え今の中国社会に影響を与えている。外国人作家がここまで深く描きえた事は驚きであると共に当時の中国を書くことは外国人故に可能であったかもしれない。そして書かれた内容が現代にも当てはまる普遍性を持ったテーマである事に感動は更に深まる。著者の波乱万丈の人生と信念 、宗教 、家族、中国への愛、祖国アメリカへの思い、そして彼女自身が新しい時代の女性であり、障害者の子供を持つ母であり、そうした著者の人生に裏打ちされた視点から紡ぎ出される物語と登場人物たちの言葉や表現は100年の時を越え、国を越えて心を打つ。
2021年8月2日に日本でレビュー済み
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若い頃に読んだときは第3部が存在する意味が理解できなかった。改めて読んでみると栄枯盛衰の衰の後も家族の歴史は続き、明るい希望も見えるという良い作品だなと感じた。
2019年8月18日に日本でレビュー済み
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第一部は、無学な貧農の王龍とその糟糠の妻が、運命に翻弄されながらも牛馬のような苦労を重ねて地主にまで登りつめる壮大なストーリーで、かなりの読み応えがありました。第二部はその息子たちのストーリーで、第一部に比べてだいぶ退屈ですが、それでもまあまあ読み応えがありました。第三部は王龍の孫の代のストーリーで、クズグズした主人公の心の描写を延々と読まされるので、ページを読みすすめるのにはかなりの忍耐が必要でした。ここまで引っ張られるとラストが気になるので読んでしましますが、長々と引っ張ったのにこういう締め方かよ?というちょっと拍子抜けな終わり方でした。第一部は断然名作と保証できますが、二部三部とだんだん退屈なストーリーになっていくのがちょっと残念でした。
激動のストーリーで読者を引っ張って読ませる第一部だけで締めても良かったんじゃないかな?と思います。これは読み手の感じ方次第だと思うので、私の読後感を押し付けるわけには行きませんが、娯楽小説ぐらいの気分で読んでいる私は「うーん、グダグダして微妙かなぁ」というのが正直な感じでした。子孫が全員揃いも揃って苦労人である王龍の気概やDNAを引き継いでいないような残念な感じは、一体どういうものなのだろうか?まあ、私の読み方が間違っているのかな、そんな気分です。
激動のストーリーで読者を引っ張って読ませる第一部だけで締めても良かったんじゃないかな?と思います。これは読み手の感じ方次第だと思うので、私の読後感を押し付けるわけには行きませんが、娯楽小説ぐらいの気分で読んでいる私は「うーん、グダグダして微妙かなぁ」というのが正直な感じでした。子孫が全員揃いも揃って苦労人である王龍の気概やDNAを引き継いでいないような残念な感じは、一体どういうものなのだろうか?まあ、私の読み方が間違っているのかな、そんな気分です。
2019年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
40年ぐらい前、母に勧められた本でした。もっと早く読むべきでした。