機動戦士Vガンダム Blu-ray Box II
フォーマット | 限定版, 色 |
コントリビュータ | 富野由悠季, 阪口大助, 黒田由美, 白石文子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 10 時間 |
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商品の説明
富野由悠季総監督によるTVシリーズ最後の宇宙世紀ガンダムがBlu-ray Boxで登場!
ニューマスターポジフィルムHDリマスターによる衝撃の高画質で「Vの鮮烈」が帰ってくる!
人の感情が渦巻く戦場に、光の翼が舞い上がる――
◎仕様◎
【音声特典】
●新録オーディオコメンタリー(4話分収録予定)
【映像特典】
●ノンテロップOPED
●名場面コレクション(再録)
●アイキャッチャーの実態(再録)
●CM&PV集
【特典】
●キャラクター・メカニカル紹介やストーリーガイドなどを収録した解説書(60p予定)
●イラストギャラリーや制作当時の資料を収録した記録集(56p予定)
【他、仕様】
●カトキハジメ描き下ろし収納BOX
●描き下ろしインナージャケット
※特典・仕様は予告なく変更する場合がございます。
◎内容◎
【第27話~第51話収録】
第27話「宇宙を走る閃光」/第28話「大脱走」/第29話「新しいスーツV2」
第30話「母のガンダム」/第31話「モトラッド発進」/第32話「ドッゴーラ激進」
第33話「海に住む人々」/第34話「巨大ローラー作戦」/第35話「母かシャクティか」
第36話「母よ大地にかえれ」/第37話「逆襲ツインラッド」/第38話「北海を炎にそめて」
第39話「光の翼の歌」/第40話「超高空攻撃の下」/第41話「父のつくった戦場」
第42話「鮮血は光の渦に」/第43話「戦場の彗星ファラ」/第44話「愛は光の果てに」
第45話「幻覚に踊るウッソ」/第46話「タシロ反乱」/第47話「女たちの戦場」
第48話「消える命 咲く命」/第49話「天使の輪の上で」/第50話「憎しみが呼ぶ対決」
第51話(最終話)「天使たちの昇天」
式典の混乱に乗じてギロチンから逃れ脱出するウッソ達。しかしその行く手にはベスパのMSに乗ったカテジナが立塞がるのだった。
そのころリーンホースJr.は敵艦隊殲滅のためビッグキャノンを起動させる。そして熾烈を極める戦いの中、ジュンコが…。
◎キャスト◎
ウッソ:阪口大助/シャクティ:黒田由美(現:市原由美)/マーベット:白石文子/オリファー:園部啓一/カテジナ:渡辺久美子
クロノクル:檀 臣幸/オデロ:中田雅之/ウォレン:松本梨香/スージィ:こおろぎさとみ/ファラ:折笠 愛/ナレーション:中田譲治 他
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 40 x 15 x 30 cm; 500 g
- EAN : 4934569359988
- 監督 : 富野由悠季
- メディア形式 : 限定版, 色
- 時間 : 10 時間
- 発売日 : 2015/9/25
- 出演 : 阪口大助, 黒田由美, 白石文子
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B00UFCNGRW
- ディスク枚数 : 4
- Amazon 売れ筋ランキング: - 99,603位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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戦争とは何か問われる作品かな、ポケ戦もだが、
この作品も中々、、、
でも、MS戦が進化しまくったこの時代では、個人の力量だけでなくMS連携こそが肝!!って感じの本作なので、連携しまくる為の強キャラが、敵味方共にウジャウジャ出てきます。
そして、前半ボックスよりも加速度的に人が戦場の塵となって消えて行きます。
最終決戦ではZガンダムを超える勢いで、順番に人が消し炭になったり潰れたりして行くので、見る者のメンタルをじわじわと削って来ます。
ただ、当の主人公達は戦争中でも遊んだり笑ったりと、結構な強メンタル持ちばかりなのが救いです。
最近のスタイリッシュ超兵器系ガンダムも嫌いでは無いですが、40過ぎても未だ本作が自分の中で最高のガンダム作品という位置付けは変わりません。
ガンダム作品が、高画質でかつ大分お安く買えるようになった事に感謝しつつ、評価は☆×5です!!
だからこそ好き嫌いで、最後まで見てくれない人がいてとても悔しい。そんな作品です。
Vガンダムはガンダムシリーズの中でも屈指の出来です。他のガンダムを見てもそう思わせてくれました。
内容としては少し考察しながら見ないと分からないところがあります。
そのおかげか色んな考察があるのもこの作品の魅力だと思います。
それにVガンダムはガンダムの中でも一番長いアニメです。BDが別々なのも納得です。
富野監督が作った最後の宇宙世紀アニメ、ユニコーンよりも面白いです。
騙されたと思ってちゃんと最後まで見てください!
メカ、ストーリー、音楽どれもとても奥が深いです!!
作品」と評していましたが、本作は、かの大天才・富野由悠季がサンライズ買収の件などで
正にレッドゾーンにいたからこそ作り得た作品であって、その切実さは、半ば技法として
ギリギリの精神状況を作り出した庵野さんを遙かに凌ぎます。エヴァとの関連性は散々言及
されていますが、トランス寸前まで負荷を掛けて作品を作るという部分こそが本作がエヴァ
に与えた影響の最たるものなのではないでしょうか。
本作には「いつかまた生まれた時のために」という挿入歌があり、リアリストの富野監督が
本気で生まれ変わりを信じていたようには思えないのですが、それでも歌詞にあるように
「いつかまた生まれた時/もう一度/あなたに会いたい」といったことを希求してしまう程、
極限まで追い詰められた時の切実な祈りといったトーンが特に後半部分で漲っており、
中途半端な技法では太刀打ち出来ないほどの圧倒的な表現に仕上がっています。
本作を「カラッポの知」と評する富野監督ですが、トランスの渦巻きに巻き込まれて見えざる
力が働いているときは、基本的に言っていることは誰でも支離滅裂です。ですが、その作品
自体を破綻させるような見えざる力の発動に出くわして、一部のファンは驚嘆する訳です。
OPに「その向こう側に/何もなくても/構わないから」という歌詞がありますが、正に本作
は「向こう側」に富野監督が抜け出ようとして破滅した作品に思われます。精神分析の
「アガルマの空虚性」に富野監督が気付く過程とも捉えられますし、幾多の映画やアニメで
題材にされている「ここではないどこか」になど到底、辿り着けないんだということを富野さん
が悟知した作品だとも言えると思います。ある意味、庵野さんに出来なくて富野さんという本物
にはできた「オタク=救済を信じている人たち」からの脱出という享楽的な突き抜けっぷりは、
本作の真骨頂であり、「本作がなければ富野由悠季もガンダムも<ホンモノ>になり得な
かった」という意味で、カルト的人気に留めておくには惜しい至高の傑作のように思われます。