映画を実際にご覧になられた方ならお分かり頂けると思いますが、劇場で爆音で流れるジェームス・ブラウンの楽曲を耳にして私は“音が良くなってる!!”と驚き、感激してしまいました。 このサントラには実際に劇中で流された音源がそのまま収録されています。1.『Get Up (I Feel Like Being A) Sex Machine』から“おおっ!!”、“今まで聴いてきたJBの音源とは全く違う”と感じました。 具体的に言うと、映画用に施したリミックス(近年のビートルズリーシューと同じ)によって音質はノイズが限界まで取り除かれててクリアに、ダイナミックレンジが広がり、音圧も向上しています。特に低音が出るようになっています。レコード会社がリーシューのために行うリマスターとは全く次元が違うとも感じました。コレらはあくまでも“現代の映画館の最新の音響設備で爆音で流す”為にリミックスされているのがポイントです。とにかく今まで聴いてきたJBのCDとは迫力、臨場感、瑞々しさが段違いです。こんなにカッコ良かったのかと改めて感じられて嬉しいです。