フランケンシュタインと言う名前がついているので、観る方々は期待大。
中身がねぇ?
フランケンシュタインの復讐 [DVD]
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フォーマット | DVD-Video |
コントリビュータ | ピーター・カッシング, マイケル・グウィン, テレンス・フィッシャー, ユーニス・ゲイゾン, フランシス・マシューズ |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 30 分 |
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商品の説明
『吸血鬼ドラキュラ』ほかで知られる怪奇映画の大スター、ピーター・カッシング主演によるモンスターホラー。
フランケンシュタイン男爵は、作り上げた怪物が犯した殺人の責任を問われ、ギロチン刑に処される。
しかし、刑執行直前に失踪。
ちょうど同じ頃、シュタインという名の医師がある街で脚光を浴びていた。
その医師こそが、刑を逃れたフランケンシュタイン男爵だったのだ。
彼は人知れず、ある研究を続けていた…。
※映像特典
フォトギャラリー、オリジナル劇場予告編集
※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。
登録情報
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4547462094964
- 監督 : テレンス・フィッシャー
- メディア形式 : DVD-Video
- 時間 : 1 時間 30 分
- 発売日 : 2015/11/4
- 出演 : ピーター・カッシング, フランシス・マシューズ, ユーニス・ゲイゾン, マイケル・グウィン
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- ASIN : B00V4D7AN2
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 22,378位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 416位外国のホラー映画
- - 682位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年11月21日に日本でレビュー済み
ハマー・フィルム製「フランケンシュタイン」シリーズ第二作目。1958年公開。
前作のラストで断頭台送りにされたはずのフランケンシュタイン男爵でしたが、ひそかに雑役夫のカールを抱き込んで、神父を身代わりにして逃走に成功。死んだふりをして逃げ延び、三年後には開業医のシュタイン博士として成功を収めているという設定であります。なんつー強引なストーリーなんだ。
前作の大ヒットを受け、その勢いで制作された続編なのですが、見始めて驚いたのが前作よりもずっとお金がかかっていること! 何しろ、冒頭の処刑場のセットだけで「あ、今回はちゃんと予算がついたんだ!」とびっくりさせられるくらいなんだから。
前作はほとんどフランケンシュタイン邸の中だけでお話が進んでいって、屋敷の外の場面は牢獄ともう二、三ヶ所しかなかったし、基本的にはフランケンシュタイン男爵、婚約者のエリザベス、助手のポールの三人だけで話をまわしていた印象でしたが、今回は劇中の場面も多いなら脇役端役エキストラの人数も多く、研究室のセットもはるかに立派になっています。前作のヒットのおかげでちゃんとした予算がついたんですね……
かんじんの本作の内容ですが、前作で人造人間(クリーチャー)を演じたクリストファー・リーが出演を拒否したことに加え、開業医として活動していた三年間に技術が向上したらしく、人造人間は登場してもグロテスクな怪物ではなく、外見はほとんど人間と変わらない(手術跡がある程度)という見事な完成度。素材が生体だったおかげか脳移植も成功いたしまして、以前の人格や感情を保っています。今回は優秀で最後まで協力的な助手がいたからね……
一方でフランケンシュタイン男爵も開業医生活で世間と折り合いをつけることを学んだらしく、倫理観が怪しいだけでこれという悪行には手をつけておらず(まあ序盤でギロチンの身代わりとして神父が死んでしまいましたが)、研究目的のためには手段を選ばない極悪非道のマッドサイエンティストというより、本人は人類と科学の進歩に貢献したつもりでいるのに世の中から受け入れられない悲運の天才科学者といった描かれ方。
そのため、本作は怪物の恐ろしさで引っ張るという展開ではなく、人造人間の創造自体は成功したものの、明確な悪意のないままさまざまな行き違いのために破局が訪れるという、ホラー映画というより、よくできた寓話のような印象になっております。この辺り、狂気の研究や怪物への恐怖を期待して視聴すると退屈な展開にがっかりということになってしまい、評価が分かれるところなのでは。
結末はフランケンシュタイン男爵自身が生き延びるために人造人間になってしまう(成功例!)という秀逸なものでして、助手のハンスは男爵よりも手術の腕前は優秀だったようであります。
男爵の人格といい、研究の成果といい、シリーズで随一の円満で品のよい「フランケンシュタイン」でございました。
前作のラストで断頭台送りにされたはずのフランケンシュタイン男爵でしたが、ひそかに雑役夫のカールを抱き込んで、神父を身代わりにして逃走に成功。死んだふりをして逃げ延び、三年後には開業医のシュタイン博士として成功を収めているという設定であります。なんつー強引なストーリーなんだ。
前作の大ヒットを受け、その勢いで制作された続編なのですが、見始めて驚いたのが前作よりもずっとお金がかかっていること! 何しろ、冒頭の処刑場のセットだけで「あ、今回はちゃんと予算がついたんだ!」とびっくりさせられるくらいなんだから。
前作はほとんどフランケンシュタイン邸の中だけでお話が進んでいって、屋敷の外の場面は牢獄ともう二、三ヶ所しかなかったし、基本的にはフランケンシュタイン男爵、婚約者のエリザベス、助手のポールの三人だけで話をまわしていた印象でしたが、今回は劇中の場面も多いなら脇役端役エキストラの人数も多く、研究室のセットもはるかに立派になっています。前作のヒットのおかげでちゃんとした予算がついたんですね……
かんじんの本作の内容ですが、前作で人造人間(クリーチャー)を演じたクリストファー・リーが出演を拒否したことに加え、開業医として活動していた三年間に技術が向上したらしく、人造人間は登場してもグロテスクな怪物ではなく、外見はほとんど人間と変わらない(手術跡がある程度)という見事な完成度。素材が生体だったおかげか脳移植も成功いたしまして、以前の人格や感情を保っています。今回は優秀で最後まで協力的な助手がいたからね……
一方でフランケンシュタイン男爵も開業医生活で世間と折り合いをつけることを学んだらしく、倫理観が怪しいだけでこれという悪行には手をつけておらず(まあ序盤でギロチンの身代わりとして神父が死んでしまいましたが)、研究目的のためには手段を選ばない極悪非道のマッドサイエンティストというより、本人は人類と科学の進歩に貢献したつもりでいるのに世の中から受け入れられない悲運の天才科学者といった描かれ方。
そのため、本作は怪物の恐ろしさで引っ張るという展開ではなく、人造人間の創造自体は成功したものの、明確な悪意のないままさまざまな行き違いのために破局が訪れるという、ホラー映画というより、よくできた寓話のような印象になっております。この辺り、狂気の研究や怪物への恐怖を期待して視聴すると退屈な展開にがっかりということになってしまい、評価が分かれるところなのでは。
結末はフランケンシュタイン男爵自身が生き延びるために人造人間になってしまう(成功例!)という秀逸なものでして、助手のハンスは男爵よりも手術の腕前は優秀だったようであります。
男爵の人格といい、研究の成果といい、シリーズで随一の円満で品のよい「フランケンシュタイン」でございました。
2010年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品内容は是お非勧めの傑作であろうと思う。
ラストもネタばれになると嫌なので言及しない。
でも余は好ましく思ったぞ、、リー様ファンはどうかと思うが、カッシング大好きな余ににとっては十分納得できるオチだ。
一言言いたいのは、この作品に添付してある「名作への扉」とかいうパンフレットについてだ!
作品内容については高齢な余は難癖を付けようとは思わぬい。
しかーし、当時の世相を解説したとか言うこのリーフに、なんと西鉄ライオンズの神様・仏様・稲尾様のことを巨人で活躍したとかトンデモの記述があるのだ、ライオンズファンも舐められたものである。ここは魔人ドラキュラでレンフィールドの乗る馬車に居合わせたおじさんのごとく「ノーノー」と声高に主張したい。
何故欧州の僻村に居る余が、日本の昭和30年代のプロ野球について一言あるかについて、批判は勘弁してもらいたい。
揚げ足を取るな、と非難されるほど些細な間違いでは無いと思うのだが・・・。
既に誰かが報告済なのか?今現在(200年9月購入)、このまま流通しているのか、たまたま余の入手したDVDが訂正漏れの商品だったか、今度あの世を訪ねた時、故稲尾投手と三原監督の声が聞けたなら聞いてみたいものだ。
ご丁寧にこのパンフにはキネ旬の映画検定の広告まで出ていた。映画を検定?嫌な検定ではないか?それはともかく、キネ旬はそんな広告を載せている暇があったら、そのパンフの内容を吟味しろと言いたい。
コロンビアビデオも女王様の首コロリじゃ済まんぞよ!
リアクションが大げさ過ぎかのー?
ラストもネタばれになると嫌なので言及しない。
でも余は好ましく思ったぞ、、リー様ファンはどうかと思うが、カッシング大好きな余ににとっては十分納得できるオチだ。
一言言いたいのは、この作品に添付してある「名作への扉」とかいうパンフレットについてだ!
作品内容については高齢な余は難癖を付けようとは思わぬい。
しかーし、当時の世相を解説したとか言うこのリーフに、なんと西鉄ライオンズの神様・仏様・稲尾様のことを巨人で活躍したとかトンデモの記述があるのだ、ライオンズファンも舐められたものである。ここは魔人ドラキュラでレンフィールドの乗る馬車に居合わせたおじさんのごとく「ノーノー」と声高に主張したい。
何故欧州の僻村に居る余が、日本の昭和30年代のプロ野球について一言あるかについて、批判は勘弁してもらいたい。
揚げ足を取るな、と非難されるほど些細な間違いでは無いと思うのだが・・・。
既に誰かが報告済なのか?今現在(200年9月購入)、このまま流通しているのか、たまたま余の入手したDVDが訂正漏れの商品だったか、今度あの世を訪ねた時、故稲尾投手と三原監督の声が聞けたなら聞いてみたいものだ。
ご丁寧にこのパンフにはキネ旬の映画検定の広告まで出ていた。映画を検定?嫌な検定ではないか?それはともかく、キネ旬はそんな広告を載せている暇があったら、そのパンフの内容を吟味しろと言いたい。
コロンビアビデオも女王様の首コロリじゃ済まんぞよ!
リアクションが大げさ過ぎかのー?
2017年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ、差別が横行していた時代の物とはいえ。
障害者の人の脳を、人の良さそうな大柄の男に移植したからといって
一応人造人間が、そこら辺のデブに殴られるのは、疑問。
障害者の人の脳を、人の良さそうな大柄の男に移植したからといって
一応人造人間が、そこら辺のデブに殴られるのは、疑問。
2021年1月18日に日本でレビュー済み
ハマー・プロ。テレンス・ヤング監督。ピーター・カッシング主演。
いい映画です、これ。
クールなピーター・カッシングが最高にいい。
クリストファー・リーがモンスターを演じた作品の続編です。
フランケンシュタイン博士は、善意と信念の人なのです。
その一貫した姿勢には深く心を打たれます。
けれども、周囲が自己中心的なアホウぞろいだったゆえに、悲劇が起こります。
医者仲間から閉め出されても、最後まで患者は味方だと信じています。
それは、信念をもって最上の治療をしているという自負があるからです。
ところが、他人というのは、たかが風評に踊らされ、恩をアダで返すものです。
人殺しよばわりされ、花瓶を投げ付けられ、よってたかって殺されてしまいます。
それでも、博士は自分の信念を捨てることなどできません。
あくまでも世のため人のため、崇高な科学の理念のため、その天才的な頭脳を捧げます。
こころあたたまるハッピー・エンドでよかったです。
いい映画です、これ。
クールなピーター・カッシングが最高にいい。
クリストファー・リーがモンスターを演じた作品の続編です。
フランケンシュタイン博士は、善意と信念の人なのです。
その一貫した姿勢には深く心を打たれます。
けれども、周囲が自己中心的なアホウぞろいだったゆえに、悲劇が起こります。
医者仲間から閉め出されても、最後まで患者は味方だと信じています。
それは、信念をもって最上の治療をしているという自負があるからです。
ところが、他人というのは、たかが風評に踊らされ、恩をアダで返すものです。
人殺しよばわりされ、花瓶を投げ付けられ、よってたかって殺されてしまいます。
それでも、博士は自分の信念を捨てることなどできません。
あくまでも世のため人のため、崇高な科学の理念のため、その天才的な頭脳を捧げます。
こころあたたまるハッピー・エンドでよかったです。
2012年9月10日に日本でレビュー済み
本来なら前作のラストでフランケンシュタイン男爵がギロチンにかけられた時点でシリーズはジ・エンドの筈だが、今作では不死鳥の如く復活!
と言うよりも信じられないような手段で処刑を免れるのだが、それは今作を観てのお楽しみ。
前作で人造人間役だったクリストファー・リーは降板し、ピーター・カッシングとの黄金コンビは解消。
人造人間役のイメージが固定化するのを嫌ったのが降板理由らしいが、後にドラキュラ伯爵を演じ続けた事を鑑みると
単にダンディでスタイリッシュなドラキュラ伯爵はOKで、醜悪な人造人間はNGだったのかと穿った見方が出来る。
シュタイン博士と名を変え、カールスブルクの街で開業医として貧しい人々相手に無料の治療を行っていて、町の人々の尊敬の念を集めることに成功した男爵だが、
その一方無料診療所では日々手術が行われ、患者の切断された四肢を研究室に保存し、人造人間の創造実験を繰り返しているのであった。
シュタインの正体を見破っていたハンス(フランシス・マシューズ)を助手とした男爵は身体の不自由なカール(マイケル・グウィン)の希望通り
カールの脳を、死体から作り上げた肉体に移植するのだった...
というのが大まかな粗筋。
今作では人造人間の恐ろしさよりも男爵のマッド・サイエンティストぶりにストーリーの焦点が置かれており、以後のシリーズでもそれは殆ど変わらない。
三作目以降も人造人間の造形が作品ごとに異なり(時には美しい女性が人造人間になったりする)、その辺はシリーズのお楽しみの一つであったりもする。
私の好きなハマー・プロ作品常連のマイケル・リッパーも臆病者の小悪党役でキッチリ出演しており、文句なし。
物足りない点を探すとすれば、音楽担当がジェームズ・バーナードではない為、
恐怖を煽りまくるあの勇壮な音楽(幼少の頃はあの音楽だけでビビったものだ)が聴かれない事ぐらい。
又、今作はハマー・プロ作品とは思えないようなブラックユーモアさえ感じるオチと言うかラストが洒落?ている。
失敗続きの実験の中で唯一の成功例がこれって事は男爵よりも弟子の方が科学者としての腕は上という事か???
と言うよりも信じられないような手段で処刑を免れるのだが、それは今作を観てのお楽しみ。
前作で人造人間役だったクリストファー・リーは降板し、ピーター・カッシングとの黄金コンビは解消。
人造人間役のイメージが固定化するのを嫌ったのが降板理由らしいが、後にドラキュラ伯爵を演じ続けた事を鑑みると
単にダンディでスタイリッシュなドラキュラ伯爵はOKで、醜悪な人造人間はNGだったのかと穿った見方が出来る。
シュタイン博士と名を変え、カールスブルクの街で開業医として貧しい人々相手に無料の治療を行っていて、町の人々の尊敬の念を集めることに成功した男爵だが、
その一方無料診療所では日々手術が行われ、患者の切断された四肢を研究室に保存し、人造人間の創造実験を繰り返しているのであった。
シュタインの正体を見破っていたハンス(フランシス・マシューズ)を助手とした男爵は身体の不自由なカール(マイケル・グウィン)の希望通り
カールの脳を、死体から作り上げた肉体に移植するのだった...
というのが大まかな粗筋。
今作では人造人間の恐ろしさよりも男爵のマッド・サイエンティストぶりにストーリーの焦点が置かれており、以後のシリーズでもそれは殆ど変わらない。
三作目以降も人造人間の造形が作品ごとに異なり(時には美しい女性が人造人間になったりする)、その辺はシリーズのお楽しみの一つであったりもする。
私の好きなハマー・プロ作品常連のマイケル・リッパーも臆病者の小悪党役でキッチリ出演しており、文句なし。
物足りない点を探すとすれば、音楽担当がジェームズ・バーナードではない為、
恐怖を煽りまくるあの勇壮な音楽(幼少の頃はあの音楽だけでビビったものだ)が聴かれない事ぐらい。
又、今作はハマー・プロ作品とは思えないようなブラックユーモアさえ感じるオチと言うかラストが洒落?ている。
失敗続きの実験の中で唯一の成功例がこれって事は男爵よりも弟子の方が科学者としての腕は上という事か???
2013年6月13日に日本でレビュー済み
前作のラストからストレートに始まる続編(シリーズ二作目)で、且つハマー怪奇ホラー路線第三弾(1958年製作)。
<本作より先に製作された「吸血鬼ドラキュラ」を含め3本共、テレンス・フィッシャー監督作である。>
製作、監督、撮影、美術、脚本担当は前作同様、主演ピーター・カッシングも変わらず。
<怪物役のクリストファー・リーはイメージの固定化を嫌い、出演を拒否している。>
前作の好評と「吸血鬼ドラキュラ」(57)で演じたヴァン・ヘルシング教授役でも高評価を受け、
怪奇ホラー映画の花形俳優となったカッシングは、本作ではフランケンシュタイン男爵のキャラを更に掘り下げる事に成功。
<リーが出演せぬ「吸血鬼ドラキュラの花嫁」のヘルシングも同様。>
巧みな人扱いで開業医として成功、胸ポケットに挿す花を変えるお洒落で洗練された紳士である表の顔。
<前作よりセクシーで魅力のある好感度。>
相変わらず露骨な実験と切り刻みが好きな狂気性が面白い裏の顔。
今回は包みの中からタトゥー入りの切除された患者の片腕が、水槽には実験用の手首や両眼が。
それをガスバーナーで炙って反応を見るという奇異奇妙な光景がある。
冒頭のギロチンに向かって歩く男爵の姿が、陰鬱で重苦しい。絶体絶命の危機に偶発的に起る奇妙な出来事。
暗闇から唐突に出現し、威風堂々の姿を見せる男爵の再登場シーン、
「私がフランケンシュタインだ。」が、衝撃的で恰好良い。
あれから3年後、男爵は身分を偽り、シュタイン医師と名を変え、カールスブルクの街で開業医としての活躍ぶりを見せる。
其処に妨害目的で医師協議会が乗り込むが、冷徹なシュタインにあっさりと一蹴される。
が、一人だけシュタインの自室に忍び込み、仕事を終えて戻る時をじっと待っていた男が居た、ハンスである。
<暗がりの中、椅子に座る不気味な影の描写が緊迫感あり。>
彼は男爵が前作で殺したバーンスタイン教授(ポール・ハードマス)の教え子の一人であり、
葬儀の時に男爵の顔を憶えていたらしく、正体を突きとめる為にやって来たのである。
この辺の二人の遣り取りが、観る者に不安と期待を抱かせる展開であった。
その男ハンス・クレイブ医師(フランシス・マシューズ)こそ、男爵の強力な助っ人になるのである。
シュタインが併設する貧民窟の住人相手の無料施療院を舞台に脳移植を受ける被験者の男、
カールの手術前後の波乱に富む数奇な運命を描く。
今回は生命創造というよりは、脳移植に絞ったテーマであり、
自ら志願して働いている看護師マーガレット(ユーニス・ゲイソン)や、
清掃員フリッツ(リチャード・ウォーズワース)が絡んで来るところが見所の一つである。
今回は生命創造というよりは、脳移植に絞ったテーマであり、醜悪な怪物は登場しない。
治療の一端として患者の四肢をぶった切っては、実験材料にしていたシュタイン医師(男爵)にも軈て天罰が下る時が来る。
クライマックスから畳み掛けるテンポの速い演出は流石フィッシャー監督の十八番である。
ラストのどんでん返しは、皮肉を効かせた痛快な締め括りであった。「遣るな、ハンス、見事な腕前だ。」と言いたい。
リーが不在でも創意工夫を凝らした脚本や個性的な脇役俳優達が物語を盛り上げる、前作と色合いが異なる傑作である。
<本作より先に製作された「吸血鬼ドラキュラ」を含め3本共、テレンス・フィッシャー監督作である。>
製作、監督、撮影、美術、脚本担当は前作同様、主演ピーター・カッシングも変わらず。
<怪物役のクリストファー・リーはイメージの固定化を嫌い、出演を拒否している。>
前作の好評と「吸血鬼ドラキュラ」(57)で演じたヴァン・ヘルシング教授役でも高評価を受け、
怪奇ホラー映画の花形俳優となったカッシングは、本作ではフランケンシュタイン男爵のキャラを更に掘り下げる事に成功。
<リーが出演せぬ「吸血鬼ドラキュラの花嫁」のヘルシングも同様。>
巧みな人扱いで開業医として成功、胸ポケットに挿す花を変えるお洒落で洗練された紳士である表の顔。
<前作よりセクシーで魅力のある好感度。>
相変わらず露骨な実験と切り刻みが好きな狂気性が面白い裏の顔。
今回は包みの中からタトゥー入りの切除された患者の片腕が、水槽には実験用の手首や両眼が。
それをガスバーナーで炙って反応を見るという奇異奇妙な光景がある。
冒頭のギロチンに向かって歩く男爵の姿が、陰鬱で重苦しい。絶体絶命の危機に偶発的に起る奇妙な出来事。
暗闇から唐突に出現し、威風堂々の姿を見せる男爵の再登場シーン、
「私がフランケンシュタインだ。」が、衝撃的で恰好良い。
あれから3年後、男爵は身分を偽り、シュタイン医師と名を変え、カールスブルクの街で開業医としての活躍ぶりを見せる。
其処に妨害目的で医師協議会が乗り込むが、冷徹なシュタインにあっさりと一蹴される。
が、一人だけシュタインの自室に忍び込み、仕事を終えて戻る時をじっと待っていた男が居た、ハンスである。
<暗がりの中、椅子に座る不気味な影の描写が緊迫感あり。>
彼は男爵が前作で殺したバーンスタイン教授(ポール・ハードマス)の教え子の一人であり、
葬儀の時に男爵の顔を憶えていたらしく、正体を突きとめる為にやって来たのである。
この辺の二人の遣り取りが、観る者に不安と期待を抱かせる展開であった。
その男ハンス・クレイブ医師(フランシス・マシューズ)こそ、男爵の強力な助っ人になるのである。
シュタインが併設する貧民窟の住人相手の無料施療院を舞台に脳移植を受ける被験者の男、
カールの手術前後の波乱に富む数奇な運命を描く。
今回は生命創造というよりは、脳移植に絞ったテーマであり、
自ら志願して働いている看護師マーガレット(ユーニス・ゲイソン)や、
清掃員フリッツ(リチャード・ウォーズワース)が絡んで来るところが見所の一つである。
今回は生命創造というよりは、脳移植に絞ったテーマであり、醜悪な怪物は登場しない。
治療の一端として患者の四肢をぶった切っては、実験材料にしていたシュタイン医師(男爵)にも軈て天罰が下る時が来る。
クライマックスから畳み掛けるテンポの速い演出は流石フィッシャー監督の十八番である。
ラストのどんでん返しは、皮肉を効かせた痛快な締め括りであった。「遣るな、ハンス、見事な腕前だ。」と言いたい。
リーが不在でも創意工夫を凝らした脚本や個性的な脇役俳優達が物語を盛り上げる、前作と色合いが異なる傑作である。