何にもわかってないダメ男くんへ、メンターの先生が論文の書き方を教えていくという体裁で書かれている。堅苦しくなく、平易なやり取りで基礎的な論文の形式について学べてとても気持ちが楽。通読するのもの時間がかからないだろう。いわゆる卒業論文的なデカめの論文もそうだし、学部一年生で課されるレポートや小論文といったものにも非常に役に立つ。というかこういうのって普通に大学で教わるものだと思っていたのだけれど、、、。私は美術大学卒なので、一般大学に比べるとこの類の文章を書く必然性はなかったのだけれど、そういう人間にも役に立つのだから、大概の大学生には役に立つかと思う。
問いを自分で探したり、立てたり、ということはこの本は助けてくれないが、そういったところは別の本を読むのがいい。
あえて、難点をあげるなら
本の性質上、何度も何度も読み返すことになるのだが、このカジュアルな文体、ダメ男くんとのやりとりがその際にはくどくて邪魔くさく感じてしまったりするし、くだらないギャグを何度も読まないといけなくなってしまう。読書のハードルを低くするためにあらゆる工夫をされているのだが、その手練手管がやけに文章を遠回りにしてしまう感じはちょっとある。
あとちょっと表現が古臭い。
ただ、上記の難点は総合評価を下げるものでは決してない。
レビューは何かどうしても欠点を書かなければいけない気にさせるものなのだ。
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大学生のバイブルが生まれ変わった! インターネットなどの情報へのアクセス法をより詳細に解説。それを使うと必ず作文がヘタになる「禁句集」など巻末付録も充実。より読みやすい論文を書くための文章指南としても使える決定版。キミは論文って何かを知っているか!?
[内容]
Ⅰ キミは論文って何かを知っているか
第1章 論文の宿題が出ちゃった!
第2章 論文には「問いと主張と論証」が必要だ
第3章 論文にはダンドリも必要だ
第4章 論文とは「型にはまった」文章である
Ⅱ 論文の種を蒔こう
第5章 論文の種としてのアウトライン
第6章 論証のテクニック
Ⅲ 論文を育てる
第7章 「パラグラフ・ライティング」という考え方
第8章 「パラグラフ・ライティング」という考え方
第9章 最後の仕上げ
ここまでましになったヘタ夫の論文
練習問題の解答
巻末豪華五大付録
A 論文提出直前のチェックリスト
B 論文完成までのフローチャート
C ここだけのインサイダー情報:論文の評価基準
D 「禁句集」――作文ヘタ夫くんの使いがちな表現トップテン+α
E おすすめの図書など
大学生のバイブルが生まれ変わった! インターネットなどの情報へのアクセス法をより詳細に解説。それを使うと必ず作文がヘタになる「禁句集」など巻末付録も充実。より読みやすい論文を書くための文章指南としても使える決定版。キミは論文って何かを知っているか!?
[内容]
Ⅰ キミは論文って何かを知っているか
第1章 論文の宿題が出ちゃった!
第2章 論文には「問いと主張と論証」が必要だ
第3章 論文にはダンドリも必要だ
第4章 論文とは「型にはまった」文章である
Ⅱ 論文の種を蒔こう
第5章 論文の種としてのアウトライン
第6章 論証のテクニック
Ⅲ 論文を育てる
第7章 「パラグラフ・ライティング」という考え方
第8章 「パラグラフ・ライティング」という考え方
第9章 最後の仕上げ
ここまでましになったヘタ夫の論文
練習問題の解答
巻末豪華五大付録
A 論文提出直前のチェックリスト
B 論文完成までのフローチャート
C ここだけのインサイダー情報:論文の評価基準
D 「禁句集」――作文ヘタ夫くんの使いがちな表現トップテン+α
E おすすめの図書など
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2012/8/30
- ファイルサイズ11351 KB
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登録情報
- ASIN : B00VESYKAS
- 出版社 : NHK出版 (2012/8/30)
- 発売日 : 2012/8/30
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 11351 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 331ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 110,955位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 251位論文作法・文章技術
- - 2,204位言語学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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戸田山和久 Todayama Kazuhisa
1958年東京都生まれ。89年、東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。専攻は科学哲学。現在、名古屋大学大学院情報学研究科教授。
著書に『科学哲学の冒険』(NHKブックス)、『「科学的思考」のレッスン』『恐怖の哲学』(以上、NHK出版新書)、『論理学をつくる』『科学的実在論を擁護する』(以上、名古屋大学出版会)、
『知識の哲学』(産業図書)、『哲学入門』(ちくま新書)、『教養の書』(筑摩書房)、『思考の教室』(『新版 論文の教室』の姉妹編、NHK出版)など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ学部1年ですが、論文やレポートを書く際に高い評価をよくいただきます。
この本で得たノウハウを存分に使わせてもらってます。
この本で得たノウハウを存分に使わせてもらってます。
2023年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数ページよんで、ゲラゲラわらいました。
完読できそうです。
ありがとうございます♪
完読できそうです。
ありがとうございます♪
2023年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
字が小さくて、読むのに時間がかかる。ゆっくりと時間が取れる人が、楽しみながら学ぶにはよい。しかし、私にはそんな余裕はない。内容はQアンドAの対話形式で、文章を書くのが困ってる人へ、分かりやすい返事を返す、物語のように読める。理解はしやすいが、かいつまんで要点だけ知りたい私には不向きな書でした。
2022年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事を始めてから、レポートを書く機会もあまりなく慌てて、購入しました。
分かりやすい内容で、助けてもらいました(;'∀`)
やはり、紙の本が落ち着いて勉強できたいいですね。
分かりやすい内容で、助けてもらいました(;'∀`)
やはり、紙の本が落ち着いて勉強できたいいですね。
2022年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コストパフォーマンスあり梱包もバッチリ 論本作成で非常に役立ちました!
2021年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
電子版で購入しました。
真面目な部分とギャグパートの硬軟あわせた文体です。
このギャグパートの評価が難しいです。
私自身は作者のユーモアを(フフフ…)と楽しめました。
しかし、要点が頭に入った後に本書を辞書的に使おうとすると、
このギャグパートがわりと邪魔に感じます。
ギャグパートのボリュームが知りたい部分の検索を妨げる面と、
検索中にギャグパートを読み返すことで時間を無駄にしてしまう面の両面です。
レポート作成は奥が深く、ハウツー本は何度も何度も読み直すことになります。
本書は良いレポートとはどういうものか、と言ったイメージ作りのためには最適ですが、
レポート作成期間中に伴走してくれる類の本ではないと感じます。
真面目な部分とギャグパートの硬軟あわせた文体です。
このギャグパートの評価が難しいです。
私自身は作者のユーモアを(フフフ…)と楽しめました。
しかし、要点が頭に入った後に本書を辞書的に使おうとすると、
このギャグパートがわりと邪魔に感じます。
ギャグパートのボリュームが知りたい部分の検索を妨げる面と、
検索中にギャグパートを読み返すことで時間を無駄にしてしまう面の両面です。
レポート作成は奥が深く、ハウツー本は何度も何度も読み直すことになります。
本書は良いレポートとはどういうものか、と言ったイメージ作りのためには最適ですが、
レポート作成期間中に伴走してくれる類の本ではないと感じます。
2021年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会人。英語のレポートの書き方は習った事があります。
日本語のレポートの書き方、色んなサイトを見ていて、「あれ、やっぱり英語とは違うのかな」と思ってました。
でも、この本では、私が習った英語のレポートの書き方と、ほぼ一緒でしたので、やっぱりこれでいいんだ、と自信が持てました。
本書は、「楽しく教えてくれている」というところが、特徴的なものです。特に最初のページで、楽しく解説してくれていて、入りやすいです。(たまに、脱線が長く感じた箇所もありますが)
私が気に入ったのは、他にもありまして、「難しい単語をせっかくだから使おう」という意見です。
日本人て、「使い慣れてないのに知使おうとするな」っていう意見多くないですか?
私、常々、日本人て、英語を使う時に、よほど得意じゃないのに「英語が好きって言っちゃだめ。恥ずかしい思いするよ」とか言いませんか?私、そんなこと言う人が多いから、日本人で英語話せない人が多いんだと思うんですよね。
英単語ばっかり、知ってて、英会話となると、できない人とか、いますよね。
内容は、一本筋が通っていて、良かったです。
私が常々思うことと、意見が似てて、それもとても嬉しかったです。それに、説得力がありました。
これで頑張ってレポート書きます。
日本語のレポートの書き方、色んなサイトを見ていて、「あれ、やっぱり英語とは違うのかな」と思ってました。
でも、この本では、私が習った英語のレポートの書き方と、ほぼ一緒でしたので、やっぱりこれでいいんだ、と自信が持てました。
本書は、「楽しく教えてくれている」というところが、特徴的なものです。特に最初のページで、楽しく解説してくれていて、入りやすいです。(たまに、脱線が長く感じた箇所もありますが)
私が気に入ったのは、他にもありまして、「難しい単語をせっかくだから使おう」という意見です。
日本人て、「使い慣れてないのに知使おうとするな」っていう意見多くないですか?
私、常々、日本人て、英語を使う時に、よほど得意じゃないのに「英語が好きって言っちゃだめ。恥ずかしい思いするよ」とか言いませんか?私、そんなこと言う人が多いから、日本人で英語話せない人が多いんだと思うんですよね。
英単語ばっかり、知ってて、英会話となると、できない人とか、いますよね。
内容は、一本筋が通っていて、良かったです。
私が常々思うことと、意見が似てて、それもとても嬉しかったです。それに、説得力がありました。
これで頑張ってレポート書きます。