一言で言えば消化不良です。
今までのシリーズでは、最初から、あるいは途中から登場したキャラクターが最終話で悪事を暴かれて大団円というパターンがありましたが
今作では過失や事故ばかりが目立ち、勧善懲悪的な要素が薄く感じられます。
また、今作の舞台が大正時代のため科学捜査が一切行われません。唯一捜査当局がやったことといえば血痕があったかどうかの検査だけで、それが最近のものか過去のものかという検証すらなされないまま証拠として提出される始末です。
もちろん血液による個人特定などは行いません。硝煙反応、銃弾の穿条痕、指紋鑑定もありませんし、証拠品の目録作りもしてないようで、証拠品が法廷に提出された後に改竄されてもそれがそのまま採用されるなどお粗末そのもの。
銃傷と火傷の区別も出来ない医師や打撲痕すら見逃す検視など突っ込みどころなら4を超えているかもしれません。
法廷だけ近代で捜査手法は中世だから冤罪作り放題で話は作りやすいのでしょう、でも作り込まれてない手抜きになっているだけでした。
今作は予約購入でしたが、次回作は予約しません。評価が固まってから検討します。
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メーカーによる説明
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