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2015年03月31日‾04月02日に、ニコニコ生放送にて公開レコーディングされた、向谷実さんの発車メロディー作品の１つ。
4曲目までの全曲に、カシオペア3rdスペシャルサポートの「神保彰さん」など、豪華アーティストの収録参加。
まずは、発車メロディーだという概念を「捨ててから聴いてみる」事をオススメします。それだけクォリティ高いです。
１曲目(B線)・２曲目(A線)は、東京の都会を思わせるイメージと、下町情緒をイメージした感覚。そして、途中の「お江戸日本橋」と「大きなたまねぎの下で」を、「足しても抜いても1曲として成立するように考慮」という、とても凝った作品です。
3曲目の「お江戸日本橋」は、前奏だと思っていた部分が、じつは、前奏の更に前奏の「遊んでいる部分」なのに、全くそのように聞こえない渋さ。
後日にステルス枠で、生譜面を公開しつつ、生解説もあったのが「ホントにココまで解説しちゃっていいの？」っていうぐらいのキメ細かさ。
「小さなジャズ喫茶のステージで、豪華メンバーが演奏しているようなイメージで、お聞き下さい(向谷さんご本人談)」だそうです。
4曲目の「大きなたまねぎの下で」は、爆風スランプの「サンプラザ中野くん」も参加。ストリングス(弦楽器)のドラマ性グルーヴも加えた、豪華なアレンジです。
向谷さんと中野くんが、東京メトロさんへ「大々的にプレゼンをして」、この曲が九段下駅に採用されたのだとか(向谷さんご本人談)。
5曲目と6曲目に「Plus」がついている理由は、実際に駅で使われている音源に、シンセサイザーで、他の楽器を付け足したから、らしいです。それをそのまま1曲につなげたそうです。
実際に東西線の電車に乗ってヘッドフォンして聴くもよし、他の路線で聴くもよし、家でゆっくり聴くもよし。お好きな場所でどうぞ。
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