四巻の引きから一冊でどう終わるのか? いちおうそれなりに話は締めてあります。
伏線も回収され、疑問点があったとしても読者側で補完する程度のものでしょう。
デストロイもカタストロフもありません。ふわっ、もやっ、としたカタルシスはあります。
一つの事件が終わり、少年少女がなんか成長したような気がするあたり、大変まっとうな物語なのかもしれません。
ささやかでふらふらした世直しの漫画、私はわりと好きです。
不人気や作者の行き詰まり等による、予定外の結末だったとしても、この読み味は悪くない。むしろ良い。「なるたる」「ぼくらの」に連なる系譜の正統な後継作だとすら思います。
同じようなものが読みたきゃ過去作品を開けばいいしね。
作者にはまた違った切り口の新作を期待しています。
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なにかもちがってますか(5) (アフタヌーンコミックス) Kindle版
ミッツ&イッサの世直しコンビ、やってることは超能力を使った大量殺人。 私怨の復讐を果たすために参加するニコ、そして警察官なのに加担する桜山(さくらやま)。さらには奇妙な新興宗教もからんできて、思わぬ方向でいざファイナル!
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/4/7
- ファイルサイズ55558 KB
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商品の説明
著者について
鬼頭 莫宏
1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後『なるたる』『ぼくらの』など代表作多数。現在「イブニング」にて自転車入門漫画『のりりん』、「good!アフタヌーン」にて『なにかもちがってますか』を連載中。
1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後『なるたる』『ぼくらの』など代表作多数。現在「イブニング」にて自転車入門漫画『のりりん』、「good!アフタヌーン」にて『なにかもちがってますか』を連載中。
登録情報
- ASIN : B00WFOSRGS
- 出版社 : 講談社 (2015/4/7)
- 発売日 : 2015/4/7
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 55558 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : 有効になっていません
- 本の長さ : 199ページ
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月21日に日本でレビュー済み
一気に読んでしまったので、最終巻のあっさり具合に拍子抜け
世界観が広がる前に終わってしまった感じです
もっとこの世界に浸っていたかったのですが
また春が普段何をしているか辺りはもっと詳しく知りたかったですね
ただ、中学生が大きなことをしようとして(例えばバンドとかYouTuberとか)、結局受験やらなんやで話が流れるっていうのは生々しくて面白かったです
ミッツとイッサの高校生活が見てみたかったですね
世界観が広がる前に終わってしまった感じです
もっとこの世界に浸っていたかったのですが
また春が普段何をしているか辺りはもっと詳しく知りたかったですね
ただ、中学生が大きなことをしようとして(例えばバンドとかYouTuberとか)、結局受験やらなんやで話が流れるっていうのは生々しくて面白かったです
ミッツとイッサの高校生活が見てみたかったですね
2015年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「あまりにもアッサリ終わりすぎ」という印象だったが、1巻から読み返せば普通に中2病の優等生版だ。
殺す動悸がイッサは持論に基づいていてそれを疑わず(春にはアホだと公言されてる)
ミツは恋人にもなっていない片思いの女の子の為にその力を使い、
ニコは母親問題が解決したので同行する動悸も意味もなくなった。
警察はオマケ程度の補足。(イッサの超能力云々も解決してます)
青春にいかにも正論に思える思考の持ち主(しかも美形)と、ミツのような不明瞭な超能力を
加える事で別段ペースダウンする事もなかったが、「交通費問題」や「受験問題」など
現実はただただ平凡で、鬼頭先生の1巻の最後、「ささやかな世直しごっこ」とは
こう言う事だったのかなぁとも思える。まんまと踊らされた(苦笑)
作者なりの「言いたい事は言ったから」感があるけれど、個人的にはこれで満足。
ただ、読者が置いてけぼりになってる事を含めて★4つの評価にしました。
とことんやりきって欲しい!難しい話がいい!と言う人は、鬼頭先生の「ぼくらの」や「なるたる」
をオススメします。(めっちゃ憂鬱になるのでそこだけは注意で・・・;)
殺す動悸がイッサは持論に基づいていてそれを疑わず(春にはアホだと公言されてる)
ミツは恋人にもなっていない片思いの女の子の為にその力を使い、
ニコは母親問題が解決したので同行する動悸も意味もなくなった。
警察はオマケ程度の補足。(イッサの超能力云々も解決してます)
青春にいかにも正論に思える思考の持ち主(しかも美形)と、ミツのような不明瞭な超能力を
加える事で別段ペースダウンする事もなかったが、「交通費問題」や「受験問題」など
現実はただただ平凡で、鬼頭先生の1巻の最後、「ささやかな世直しごっこ」とは
こう言う事だったのかなぁとも思える。まんまと踊らされた(苦笑)
作者なりの「言いたい事は言ったから」感があるけれど、個人的にはこれで満足。
ただ、読者が置いてけぼりになってる事を含めて★4つの評価にしました。
とことんやりきって欲しい!難しい話がいい!と言う人は、鬼頭先生の「ぼくらの」や「なるたる」
をオススメします。(めっちゃ憂鬱になるのでそこだけは注意で・・・;)
2015年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とうとう最終巻か....結果的には面白かったですが
やっぱりあっさりしてますね〜
打ち切りが理由なのでしょうが、もっとじっくりストーリーが進んで欲しかったです。
鬼頭さんの次の作品が楽しみです。
ちょうどのりりんも終わるみたいなので、なにかあるといいですねぇ....
やっぱりあっさりしてますね〜
打ち切りが理由なのでしょうが、もっとじっくりストーリーが進んで欲しかったです。
鬼頭さんの次の作品が楽しみです。
ちょうどのりりんも終わるみたいなので、なにかあるといいですねぇ....
2016年2月24日に日本でレビュー済み
打ち切り感★★★★★
あっさり感★★★★★
がっかり感★★★★★
宗教への批判★★★★☆
作者の人間嫌い感★★★★☆
あっさり感★★★★★
がっかり感★★★★★
宗教への批判★★★★☆
作者の人間嫌い感★★★★☆
2015年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
殺人犯、しかもシリアルキラーをあっさりと描いたマンガでした。終わり方もあっさり。このあっさりした雰囲気が怖かったです。(小並感)
個人的には、罪を犯した人にはそれなりの報いがあるべきだと思います。なので、運転中のケータイ使用で死刑になるのはやりすぎで、むしろ主人公たちが死んで決着を付けるべき話だと感じています。この作者はそこまで描かなかったので、逃げやがったな、と思いました。そこだけが惜しかったです。あと、大人(刑事さんとか)の描写に、いまひとつリアリティがなかったのが気になりました。
個人的には、罪を犯した人にはそれなりの報いがあるべきだと思います。なので、運転中のケータイ使用で死刑になるのはやりすぎで、むしろ主人公たちが死んで決着を付けるべき話だと感じています。この作者はそこまで描かなかったので、逃げやがったな、と思いました。そこだけが惜しかったです。あと、大人(刑事さんとか)の描写に、いまひとつリアリティがなかったのが気になりました。
2015年7月4日に日本でレビュー済み
もう手元にはないのではっきりとは覚えてないのですが、すごく惜しいと思いました
正直4巻の内容をもう少し減らしてもっと早くにやればよかったのにと思うくらいに面白かったです(4巻もよかったけど)
正直4巻の内容をもう少し減らしてもっと早くにやればよかったのにと思うくらいに面白かったです(4巻もよかったけど)
2015年4月8日に日本でレビュー済み
もちがっていますか5巻目
あれよという間に宗教がらみな展開になってきて
宗教の定義っみたいな物が展開されたり
鶴里さんが一社君が犯人だと知らされたり
フラグ立ってた高岳さんの敵が解ったような・・・
そこから似子の母親が出てきて対決したり
一社君の能力が割れたり・・・しました
終われば終わったでなにやら残ったような気もするが・・・
警察官の能力って切断だったの?説明あったっけ とか
宗教からみだったら悪の面の展開は・・・最後の対決だけだったし
なんか、こう 鬼頭作品独特の毒?という物が足りなかったような気がしました
やはり時代的に宗教が~~とか 計画の為だが殺人ネタはヤバかったのか
作品としてはアッサリ感が残ります
鬼頭作品のファンならこのまま☆4
あっさり糸冬了に悩むのなら☆-1で
鬼頭先生の現作品と次回作に期待します
あれよという間に宗教がらみな展開になってきて
宗教の定義っみたいな物が展開されたり
鶴里さんが一社君が犯人だと知らされたり
フラグ立ってた高岳さんの敵が解ったような・・・
そこから似子の母親が出てきて対決したり
一社君の能力が割れたり・・・しました
終われば終わったでなにやら残ったような気もするが・・・
警察官の能力って切断だったの?説明あったっけ とか
宗教からみだったら悪の面の展開は・・・最後の対決だけだったし
なんか、こう 鬼頭作品独特の毒?という物が足りなかったような気がしました
やはり時代的に宗教が~~とか 計画の為だが殺人ネタはヤバかったのか
作品としてはアッサリ感が残ります
鬼頭作品のファンならこのまま☆4
あっさり糸冬了に悩むのなら☆-1で
鬼頭先生の現作品と次回作に期待します