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花神(上中下) 合本版(新潮文庫) Kindle版
周防の村医から一転して討幕軍の総司令官となり、維新の渦中で非業の死をとげたわが国近代兵制の創始者大村益次郎の波瀾の生涯を描く長編。動乱への胎動をはじめた時世をよそに、緒方洪庵の適塾で蘭学の修養を積んでいた村田蔵六(のちの大村益次郎)は、時代の求めるままに蘭学の才能を買われ、宇和島藩から幕府、そして郷里の長州藩へととりたてられ、歴史の激流にのめりこんでゆく。 ※当電子版は『花神』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2015/6/5
- ファイルサイズ2252 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B00XXAA950
- 出版社 : 新潮社 (2015/6/5)
- 発売日 : 2015/6/5
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2252 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 1228ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 75,302位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 200位歴史・時代小説 (Kindleストア)
- - 2,087位新潮文庫
- - 7,492位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
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1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月28日に日本でレビュー済み
レポート
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合理主義が人の形に凝結したような軍神大村益次郎。その突出した異能は、革命や戦争という緊迫した状況下で不完全な人間の感情と相いれず、さまざまな摩擦や軋轢を引き起こし、最後は彼の命を奪います。一段高い視点から双方(大村とそれ以外の人々)の心情をきちんと分析してみせたのは小説ならではの成果でしょう。論拠を求められる歴史学ではこうはいかない。ところで、最近は「何の才能もない大村益次郎」みたいな人が増えているように思えてなりません。残念なことです。
役に立った
2019年9月16日に日本でレビュー済み
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老眼の為に、文字を拡大して読んでます。大変有難く、今後も利用するつもりです。
2020年6月7日に日本でレビュー済み
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無駄の多い伝統を廃し
合理的な革命を起こした人の物語
合理的な革命を起こした人の物語
2015年12月5日に日本でレビュー済み
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大村益次郎の功績を正しく評価。西郷との対決は必見。イネとの恋物語も絶妙。
2015年7月19日に日本でレビュー済み
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幕末の防長戦争、倒幕戦争で不可欠の役割を果たした蔵六こと大村益次郎。卑賤の村医の出で、蘭方医学を修めた蔵六を歴史の運命が必要とした。
2016年3月3日に日本でレビュー済み
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若い頃に読んだ本である。少し説教くさいが、気楽に読めるのはさすが司馬遼。
2023年1月30日に日本でレビュー済み
村の医者をしていた主人公は、お婆さんに「今日は暑いですね。」と世間話を振られたら、「夏は暑いものです。」と無愛想に答えたそうです。正論を振りかざす嫌なヤツです。
ですが、その正論の切れ味は圧倒的な知識量とそこからくる合理的な思考に裏付けされています。
その正論は、アヘン戦争以降、軍備を整えて列強に対抗しなければならない日本にとって、必要不可欠なものでした。
武士の美学を切り裂いて、近代的な軍隊の基礎を作り上げた偉大な人物の人生を知ることが出来ます。
ですが、その正論の切れ味は圧倒的な知識量とそこからくる合理的な思考に裏付けされています。
その正論は、アヘン戦争以降、軍備を整えて列強に対抗しなければならない日本にとって、必要不可欠なものでした。
武士の美学を切り裂いて、近代的な軍隊の基礎を作り上げた偉大な人物の人生を知ることが出来ます。
2015年7月10日に日本でレビュー済み
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親が大河ドラマが好きで、花神も見ていましたが、ふと原作を読みたくなり購入しました。視聴率は低かったようですが、ドラマもそうですが、原作も面白く読んでいます。中村梅之助さんと浅丘ルリ子さんが読みながら出てきます。