私は著者と同い年ですが、この歳で、このような生き方に気づいて実践できたことは尊敬できます。もっと若い人なら、初めからネットもあるし、多様性を受け入れる社会になっているし、結婚はしなくてもいい社会になっているので、すんなりと好きな生き方できる人はいそうですが。
ましてや京大卒であれば、周囲に勝ち組だらけなわけで、いかに働きたくない哲学を持っていても、周囲に影響されそうですが、それでいてこのような生き方ができることが尊敬できます。
さらに、私はこの本で書かれていることは、子供の頃からずっと思っていたけど、周囲でそんな雰囲気は無かったので、私がおかしいのだと心に秘めてきましたが、著者が、あらゆる事例や著作を出して、説得力を持たせて私が言いたかったことを、言ってくれたような気がしました。
若い人は、こういう考えの人がかなり出てきているようです。もちろん、粉骨砕身働くような人間も、ずっと存在し続けます。
これから日本は、古代ギリシアのように、権力者、哲学者、働く奴隷という3パターンの人間が、うまくバランスをとった社会になるだろうと、この本を読んで感じました。
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持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎単行本) Kindle版
僕はいわゆる「真っ当」な生き方から逃げて楽になった――
もっと自由に、伸び伸びと。
京大卒・日本一有名な“ニート”が提唱するこれからの生き方。
・生きるのがつらそうな人がこんなに多いのはちょっと変だ。
・「正社員にならねば」「結婚しなければ」「子どもを作らねば」「老後に備えなければ」「貯金しなければ」……「こうあらねば」が人を追い詰めている。
・お金があればみんな幸せになるんだろうか?
・いや、お金で解決できるのは、うまく稼げる一部の人だけだろう。
・生きるのが苦しくなったときは、世間の価値観や周りの意見にとらわれずに「自分が何が好きか」という感覚をしっかり持つことが大事だ。
・僕の場合は好きなものはインターネットだった。ずっと嫌々ながら勤めていた会社を辞めて、それ以来八年間定職に就かずふらふらとした生活をしている。
・会社や家族やお金に頼らなくても、仲間や友達や知り合いが多ければわりと豊かに暮らしていけるんじゃないだろうか。
・生きていく上で大事なのは他者との繋がりを保ち続けることや社会の中に自分の居場所を確保すること。
・いわゆる「普通」とされている生き方以外にも、世界には生き方はいくらでもある。
・今はもう終身雇用で何十年も雇われるのを目指す時代でもないし、家庭を持てばその中で何十年もずっと安定が続くと安心できる時代でもない。
・だから、仕事がしんどくなったら数カ月や数年しばらく休んだりとか、元気が出たらまた社会に出て働いたりとか、
一緒に暮らす相手も状況に応じて柔軟に組み替えていったりとか、そういうのを流動的に選べばいい。
・世の中は「三歩進んで二歩戻る」くらいの感じで少しずつしか変わらないけど、確実に少しずつは変わっていく。
もっと自由に、伸び伸びと。
京大卒・日本一有名な“ニート”が提唱するこれからの生き方。
・生きるのがつらそうな人がこんなに多いのはちょっと変だ。
・「正社員にならねば」「結婚しなければ」「子どもを作らねば」「老後に備えなければ」「貯金しなければ」……「こうあらねば」が人を追い詰めている。
・お金があればみんな幸せになるんだろうか?
・いや、お金で解決できるのは、うまく稼げる一部の人だけだろう。
・生きるのが苦しくなったときは、世間の価値観や周りの意見にとらわれずに「自分が何が好きか」という感覚をしっかり持つことが大事だ。
・僕の場合は好きなものはインターネットだった。ずっと嫌々ながら勤めていた会社を辞めて、それ以来八年間定職に就かずふらふらとした生活をしている。
・会社や家族やお金に頼らなくても、仲間や友達や知り合いが多ければわりと豊かに暮らしていけるんじゃないだろうか。
・生きていく上で大事なのは他者との繋がりを保ち続けることや社会の中に自分の居場所を確保すること。
・いわゆる「普通」とされている生き方以外にも、世界には生き方はいくらでもある。
・今はもう終身雇用で何十年も雇われるのを目指す時代でもないし、家庭を持てばその中で何十年もずっと安定が続くと安心できる時代でもない。
・だから、仕事がしんどくなったら数カ月や数年しばらく休んだりとか、元気が出たらまた社会に出て働いたりとか、
一緒に暮らす相手も状況に応じて柔軟に組み替えていったりとか、そういうのを流動的に選べばいい。
・世の中は「三歩進んで二歩戻る」くらいの感じで少しずつしか変わらないけど、確実に少しずつは変わっていく。
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2015/5/26
- ファイルサイズ614 KB
- 販売:
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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著者について
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1978年生まれ。大阪府出身。京都大学総合人間学部を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳で退社。以来毎日ふらふらしながら暮らしている。シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人。
著書として『しないことリスト』(大和書房)、『どこでもいいからどこかへ行きたい』(幻冬舎)など多数。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月28日に日本でレビュー済み
レポート
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10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2017年5月29日に日本でレビュー済み
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「やりたいことをやって生きろ」「嫌いなことをやって人生無駄にするな」
みたいな圧力が最近、逆に強まっているのを感じていて、
嫌々仕事をすることも人の自由ではあるだろうに、と思うのだけれど。
この本は「したくないこと=>働くこと」「したいこと=>寝ること」
みたいな感じでゆるくていい。
「やりたいこと」とか「人生で成し遂げたいこと」とか大仰に考えると、
自分の人生はそれができてない人生では?と疑い始めて生き苦しいわけで。
したいように生きる、というかしたくないことを避けて生きるために
どういう風にすればよいか、というのを考えるのにも参考になる1冊。
みたいな圧力が最近、逆に強まっているのを感じていて、
嫌々仕事をすることも人の自由ではあるだろうに、と思うのだけれど。
この本は「したくないこと=>働くこと」「したいこと=>寝ること」
みたいな感じでゆるくていい。
「やりたいこと」とか「人生で成し遂げたいこと」とか大仰に考えると、
自分の人生はそれができてない人生では?と疑い始めて生き苦しいわけで。
したいように生きる、というかしたくないことを避けて生きるために
どういう風にすればよいか、というのを考えるのにも参考になる1冊。
2017年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なかなかいいことが書いてあると思いながら、すいすいと読み進められました。
要は、交友なり仕事なり趣味なりにせよ、生き方は流動的であるべき、というふうなことが書かれています。
前半部分では主に「努力して、苦労して、得たはずのお金や仕事や家族というものに現代人は縛られていて、さらなる苦労を生み出しているよ」ということが指摘されています。
「うん、まさにそうだよ。人間は持つことのできる(所有することのできる)動物だから苦しみも多いのだと思う」と思いました。
お金は便利だけど、それに固執する生き方はしない、というのも大切ですね。
そして、何かあったとき助けになるのは人脈だけど、その人脈も家庭のように固定されたものではなく、多くのコミュニティに流動的に参加することで助け合いや生き方の幅を広げることができると。
あの世にはお金も名誉も何も持っていけない。この世にもそうがんばっても何十年何百年も自分の生きてきた足あとは残らない。
極端な話、「宇宙から見ればひとりの人間の人生なんてどうでもいい」のかもしれません。ある意味「さとり」ですが、それでもいいのかも。
要は、交友なり仕事なり趣味なりにせよ、生き方は流動的であるべき、というふうなことが書かれています。
前半部分では主に「努力して、苦労して、得たはずのお金や仕事や家族というものに現代人は縛られていて、さらなる苦労を生み出しているよ」ということが指摘されています。
「うん、まさにそうだよ。人間は持つことのできる(所有することのできる)動物だから苦しみも多いのだと思う」と思いました。
お金は便利だけど、それに固執する生き方はしない、というのも大切ですね。
そして、何かあったとき助けになるのは人脈だけど、その人脈も家庭のように固定されたものではなく、多くのコミュニティに流動的に参加することで助け合いや生き方の幅を広げることができると。
あの世にはお金も名誉も何も持っていけない。この世にもそうがんばっても何十年何百年も自分の生きてきた足あとは残らない。
極端な話、「宇宙から見ればひとりの人間の人生なんてどうでもいい」のかもしれません。ある意味「さとり」ですが、それでもいいのかも。
2015年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は社会に存在する幻想に対する筆者の意見と現在とってる対応について記したものである。働きたくないと言ってる筆者がどのように考えて現在の生活に至ったのかを概説している。
本書のキーワードの一つにシェアという考え方があるだろう。
シェアを用いることで現在が如何に多様性のある生活を可能にするのかを実例を交えて示していると思う。
本書の中で筆者の述べる考えについて、ぼくはごもっともと頷きながら読んだ。
同意する。
現代は自分のものがなくても生きていきやすい時代である。本を読みたければ図書館に行けばいい。住むところや物品はシェアをしたらいい。清貧に生きずとも、そこそこ俗にまみれてそこそこ清く生きることができるのが現代であろうと思う。
このような生き方には同士が必要だ。その点も現代は便利だ。繋がろうと思えばいくらでも繋がれる。インターネットというのは非常に便利なものだ。
また本書には地域での物々交換のことも描かれてる。これは食物のシェアと言い換えてもいいと思う。日本に昔からあるお裾分けというのは一種のシェアの概念であろう。
本書は新旧入り混じったシェアの概観を紹介している。そしてそれらを用いて生きる方法を示した本であると僕は思った。
さて、そこまで考えた上で個人的な感想を述べよう。
ぼくかまず思ったのは「この本の対象読者ぼくではないんだろうな^^;」である。
否定的なことを述べたいのではない。主観的な事実である。
先ほど僕は本書の意見に同意すると書いた。しかし共感するとは書かなかった。
それは僕は筆者と同じように考えた上で異なる結論を選択したからだ。
筆者は本書の中でなんで辛そうに仕事をしてるのだろうという疑問を示している。筆者の疑問はわかる。本当にしなくてはならない仕事など世の中にそう多くないのかもしれない。そこに固執して生命を失うのは何故なのだろうと思ったのだろうと推測する。
実際、僕がやらなくても誰かがその仕事をするのだろう。
それは事実だ。
しかし、それは辛い仕事を選ばない理由にはならないのではないか。代わりがいても自分がやってもいいだろう。
あ、先に書いておこう。ちなみに僕も死にたいほど忙しく仕事をしたいわけではない。僕の言いたいのは仕事を選ぶのも、自分の時間を選ぶのも、趣味に生きるのも全て自分の選択だと言いたいだけだ。
仕事を選ばなくていいという考え方もあれば、仕事を選んでもいいじゃないかと言ってみたいだけだ。
別に辛かろうが苦しかろうが仕事や生活の困難を選択したっていい。それは本人の選択だ。
筆者が自分の生き方を選択したように、苦しみもある仕事を選ぶことにそれほど違和感はない。そして、その選択からも得られるものはきっとある。
ちょっと幼い時の話をしよう。
「遊ぶのも勉強(仕事)するのも同じことだろう」
小学生の頃から、僕はそう言い続けている。僕がそう言う度にコイツは何を言ってるんだという顔をされたものだ。
あらゆるものには楽しむべきポイントがある。ゲームや漫画を楽しむように、勉強や仕事にも楽しむべきポイントはあるだろう。楽しめるかどうかは、楽しむポイントがわかってるかどうかに寄るとおもう。
人生は長い。別に仕事をしなくてもいいけど、逆にしたっていい。
僕は暇なら仕事を選択に加えるだろう。そこから得られるものもあるだろうし、面白みもあるだろうから。
この意見に筆者は共感はなくとも同意を示してくれるのではないかと思う。どうだろう。
(5/26 てれびん著)
本書のキーワードの一つにシェアという考え方があるだろう。
シェアを用いることで現在が如何に多様性のある生活を可能にするのかを実例を交えて示していると思う。
本書の中で筆者の述べる考えについて、ぼくはごもっともと頷きながら読んだ。
同意する。
現代は自分のものがなくても生きていきやすい時代である。本を読みたければ図書館に行けばいい。住むところや物品はシェアをしたらいい。清貧に生きずとも、そこそこ俗にまみれてそこそこ清く生きることができるのが現代であろうと思う。
このような生き方には同士が必要だ。その点も現代は便利だ。繋がろうと思えばいくらでも繋がれる。インターネットというのは非常に便利なものだ。
また本書には地域での物々交換のことも描かれてる。これは食物のシェアと言い換えてもいいと思う。日本に昔からあるお裾分けというのは一種のシェアの概念であろう。
本書は新旧入り混じったシェアの概観を紹介している。そしてそれらを用いて生きる方法を示した本であると僕は思った。
さて、そこまで考えた上で個人的な感想を述べよう。
ぼくかまず思ったのは「この本の対象読者ぼくではないんだろうな^^;」である。
否定的なことを述べたいのではない。主観的な事実である。
先ほど僕は本書の意見に同意すると書いた。しかし共感するとは書かなかった。
それは僕は筆者と同じように考えた上で異なる結論を選択したからだ。
筆者は本書の中でなんで辛そうに仕事をしてるのだろうという疑問を示している。筆者の疑問はわかる。本当にしなくてはならない仕事など世の中にそう多くないのかもしれない。そこに固執して生命を失うのは何故なのだろうと思ったのだろうと推測する。
実際、僕がやらなくても誰かがその仕事をするのだろう。
それは事実だ。
しかし、それは辛い仕事を選ばない理由にはならないのではないか。代わりがいても自分がやってもいいだろう。
あ、先に書いておこう。ちなみに僕も死にたいほど忙しく仕事をしたいわけではない。僕の言いたいのは仕事を選ぶのも、自分の時間を選ぶのも、趣味に生きるのも全て自分の選択だと言いたいだけだ。
仕事を選ばなくていいという考え方もあれば、仕事を選んでもいいじゃないかと言ってみたいだけだ。
別に辛かろうが苦しかろうが仕事や生活の困難を選択したっていい。それは本人の選択だ。
筆者が自分の生き方を選択したように、苦しみもある仕事を選ぶことにそれほど違和感はない。そして、その選択からも得られるものはきっとある。
ちょっと幼い時の話をしよう。
「遊ぶのも勉強(仕事)するのも同じことだろう」
小学生の頃から、僕はそう言い続けている。僕がそう言う度にコイツは何を言ってるんだという顔をされたものだ。
あらゆるものには楽しむべきポイントがある。ゲームや漫画を楽しむように、勉強や仕事にも楽しむべきポイントはあるだろう。楽しめるかどうかは、楽しむポイントがわかってるかどうかに寄るとおもう。
人生は長い。別に仕事をしなくてもいいけど、逆にしたっていい。
僕は暇なら仕事を選択に加えるだろう。そこから得られるものもあるだろうし、面白みもあるだろうから。
この意見に筆者は共感はなくとも同意を示してくれるのではないかと思う。どうだろう。
(5/26 てれびん著)
2015年7月12日に日本でレビュー済み
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初めて読む本なのに、どこかで同じ考え方に触れたことがある…と感じながら読んでいた。
半分ぐらい読んだところで気づいた。これ、ヘンリー・ディヴィッド・ソローの「森の生活」だ。
共通するところと一緒に、印象に残った考え方は以下の通り。
1)ひたすら自分本位
サブタイトルにもある「働きたくない」が一貫してる。「働かない」じゃなくて、あくまで『働きたくない』。これが「働かない」だったら、もっともらしい理由が必要になりそうだけど、しつこいくらい『働きたくない』。直観や価値観に理由なんていらないんだよな。自分が大事で、自分が一番で、その自分の正直な想いが『働きたくない』。理由としてはもう十分すぎる。ソローも他人の言う事なんて気にしてなかった。
2)散歩、読書、生活
そのまんまソローとの共通点。散歩好き。読書に喜びを感じてる。自分の生活を自分でデザインすることに情熱をもっている。住むところ、食べるもの、着るものを必要だと思うだけ。ただ自分が心地いいように調える。
3)自分の体験が最大のベース
何回か出てくる「普通の社会人生活は自分には合わなかった」というフレーズ。誰かを非難しているわけではなく、ただ「自分には合わなかった」という体験を、飾り無しで淡々と表しているだけ。そして、「自分の生活が万人に当てはまるものじゃない」という事も繰り返し言っている。きっと、自分が体験したことや実感として感じたこと、を大切にしているのだと思う。だから、体験できない種類のこと、例えば他人の価値観を否定したり非難したりしない。
この本を読んだ後では、「だるい」「働きたくない」が強烈に誠実な言葉に見えてくる不思議。。。
半分ぐらい読んだところで気づいた。これ、ヘンリー・ディヴィッド・ソローの「森の生活」だ。
共通するところと一緒に、印象に残った考え方は以下の通り。
1)ひたすら自分本位
サブタイトルにもある「働きたくない」が一貫してる。「働かない」じゃなくて、あくまで『働きたくない』。これが「働かない」だったら、もっともらしい理由が必要になりそうだけど、しつこいくらい『働きたくない』。直観や価値観に理由なんていらないんだよな。自分が大事で、自分が一番で、その自分の正直な想いが『働きたくない』。理由としてはもう十分すぎる。ソローも他人の言う事なんて気にしてなかった。
2)散歩、読書、生活
そのまんまソローとの共通点。散歩好き。読書に喜びを感じてる。自分の生活を自分でデザインすることに情熱をもっている。住むところ、食べるもの、着るものを必要だと思うだけ。ただ自分が心地いいように調える。
3)自分の体験が最大のベース
何回か出てくる「普通の社会人生活は自分には合わなかった」というフレーズ。誰かを非難しているわけではなく、ただ「自分には合わなかった」という体験を、飾り無しで淡々と表しているだけ。そして、「自分の生活が万人に当てはまるものじゃない」という事も繰り返し言っている。きっと、自分が体験したことや実感として感じたこと、を大切にしているのだと思う。だから、体験できない種類のこと、例えば他人の価値観を否定したり非難したりしない。
この本を読んだ後では、「だるい」「働きたくない」が強烈に誠実な言葉に見えてくる不思議。。。
2015年5月28日に日本でレビュー済み
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phaさんを知ったのは5年程前、TV番組で見た時は少し衝撃的だった気がする。
当時より、より自由業的な職業をされている気がするが、都会から田舎に移住する人の中には同じような考えを持った人も居るような気がする。
働きたくないというか、生きていけるだけ働けば十分という人は意外と居るような・・・家庭を持つ、持たないは別として。
多様な生き方をする人が居て当たり前だと思うし、こういった思考、生き方は理想的な気もする。仏教的でもあるというか。
自分にはちょっと無理だけど。
phaさんはもう十分に有名かもしれないけれど、こういった生き方もアリだということを世間の人達にも、もっと知って欲しい気がする。
でもまだまだ、批判的に見る人も多いのかな・・・
今後のphaさんに期待します。(期待という言葉も変かもしれないけれど)
ちなみに、電子書籍より、本を手にとって読んだほうが記憶に深く残るらしい。
本のほうを買えば良かったかも・・・
当時より、より自由業的な職業をされている気がするが、都会から田舎に移住する人の中には同じような考えを持った人も居るような気がする。
働きたくないというか、生きていけるだけ働けば十分という人は意外と居るような・・・家庭を持つ、持たないは別として。
多様な生き方をする人が居て当たり前だと思うし、こういった思考、生き方は理想的な気もする。仏教的でもあるというか。
自分にはちょっと無理だけど。
phaさんはもう十分に有名かもしれないけれど、こういった生き方もアリだということを世間の人達にも、もっと知って欲しい気がする。
でもまだまだ、批判的に見る人も多いのかな・・・
今後のphaさんに期待します。(期待という言葉も変かもしれないけれど)
ちなみに、電子書籍より、本を手にとって読んだほうが記憶に深く残るらしい。
本のほうを買えば良かったかも・・・
2015年6月10日に日本でレビュー済み
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働くことはすばらしい、でも働かないこともすばらしい
結婚して家庭を築くことはすばらしい、でもそうしないこともすばらしい
この本はこのような価値観の多様性を認識するための本だと思います。
働くこと自体や家族をもつこと自体を否定しているのではなく、それが自分にとって幸せならそうすればいい、と。
このような本や生き方をバッシングする人もいるようですが
逆に、「価値観は人それぞれだ」というメッセージを誰かが発信していってくれないと、
「会社に滅私奉公するのは当然」「家族を持ってマイホームを建ててこそ一人前」という従来の価値観が蔓延したままになりかねません。
従来の価値観が蔓延したままの社会では、そこから外れた人は大変生きにくいかと思います。外れたい人にとっても生きにくいかと思います。
結婚して家庭を築くことはすばらしい、でもそうしないこともすばらしい
この本はこのような価値観の多様性を認識するための本だと思います。
働くこと自体や家族をもつこと自体を否定しているのではなく、それが自分にとって幸せならそうすればいい、と。
このような本や生き方をバッシングする人もいるようですが
逆に、「価値観は人それぞれだ」というメッセージを誰かが発信していってくれないと、
「会社に滅私奉公するのは当然」「家族を持ってマイホームを建ててこそ一人前」という従来の価値観が蔓延したままになりかねません。
従来の価値観が蔓延したままの社会では、そこから外れた人は大変生きにくいかと思います。外れたい人にとっても生きにくいかと思います。