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紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) Kindle版
【又吉直樹氏がTVで推薦した話題作】〈ヒューゴー賞/ネビュラ賞/世界幻想文学大賞受賞〉ぼくの母さんは中国人だった。母さんがクリスマス・ギフトの包装紙をつかって作ってくれる折り紙の虎や水牛は、みな命を吹きこまれて生き生きと動いていた……。ヒューゴー賞/ネビュラ賞/世界幻想文学大賞という史上初の3冠に輝いた表題作ほか、地球へと小惑星が迫り来る日々を宇宙船の日本人乗組員が穏やかに回顧するヒューゴー賞受賞作「もののあはれ」、中国の片隅の村で出会った妖狐の娘と妖怪退治師の「ぼく」との触れあいを描く「良い狩りを」など、怜悧な知性と優しい眼差しが交差する全15篇を収録した、テッド・チャンに続く現代アメリカSFの新鋭がおくる短篇集
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2015/4/25
- ファイルサイズ1653 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
1976年中華人民共和国甘粛省生まれ。弁護士、プログラマーとしての顔も持つ。2002年、短篇 “Carthaginian Rose” でデビュー。その後も精力的に短篇を発表し、この4月には初となる長篇 The Grace of Kings も刊行された。また、創作以外に、中国SFの英訳紹介もおこなっている。
登録情報
- ASIN : B00YGIKMNW
- 出版社 : 早川書房 (2015/4/25)
- 発売日 : 2015/4/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1653 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 437ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 20,047位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月1日に日本でレビュー済み
レポート
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初めて読んだときに号しました。処分しては買うを何度か繰り返してます
役に立った
2023年9月17日に日本でレビュー済み
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表題になっている紙の動物園のサンプルを読んで心惹かれたので購入しました。こんなタイプのSF小説は初めて読みます。話が難しくてわからない場面も多くあったけれど、読み進めるうちに不思議な魅力に取りつかれて最後まで読みました。初めての作家でしたが、ほかの作品もぜひ読んでみたいと思います。
2019年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
方向性の違う作品が集まった素晴らしいアンソロジーでした。
## 心智五行
学説が具体的な小説に落とし込まれており、学説自体も今まで意識していなかった(文字通り)ことでしたが感覚としては納得できました。自分自身についても新しい認識ができるようになったと目からウロコでした。
## 円弧
私が学生のころはこのような潜在性を秘めたままの生活を送りたいと、そのようにぼんやりと考えていたことを思い出しました。
## 良い狩りを
すごいバランス感覚の内容で好きな一作です。
京極夏彦さんの文章とSF的アイディアが見事に融合したような、それでいて爽やかな素晴らしい作品でした。
## 心智五行
学説が具体的な小説に落とし込まれており、学説自体も今まで意識していなかった(文字通り)ことでしたが感覚としては納得できました。自分自身についても新しい認識ができるようになったと目からウロコでした。
## 円弧
私が学生のころはこのような潜在性を秘めたままの生活を送りたいと、そのようにぼんやりと考えていたことを思い出しました。
## 良い狩りを
すごいバランス感覚の内容で好きな一作です。
京極夏彦さんの文章とSF的アイディアが見事に融合したような、それでいて爽やかな素晴らしい作品でした。
2019年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説には各々テーマや目的があり、それを伝えるがための手段がある。SFとは例えば読者を楽しませる、もしくはテーマを伝えるための手段であり、そら自体が目的ではないと思う。
ここに書かれているレビューを読むと、SFがそれ自体が目的でないが為に、低評価のレビューがある。はっきり言って、本末転倒でSF小説がメジャーなり得ない理由を見たと思った。
この短編集に描かれているものは人間にとって普遍的なもので、万人に何かを与えうる小説だと思った。
ここに書かれているレビューを読むと、SFがそれ自体が目的でないが為に、低評価のレビューがある。はっきり言って、本末転倒でSF小説がメジャーなり得ない理由を見たと思った。
この短編集に描かれているものは人間にとって普遍的なもので、万人に何かを与えうる小説だと思った。
2017年8月3日に日本でレビュー済み
表題作など、何篇かはとても良かったですし才能ある作家だと思います。
それでも全体として、教条主義的というか原理主義的というか(無意識にそうなっている作者なんだろうけど)、清く正しい感じが目立ちます。
アメリカでマイノリティー人種のアジア系エリートの作者は立派な人、良き家庭人、正しい社会人であるに違いない。知性が高くて、優しくていい人だろう。それだけに、エリート故の精神の根底が強い社会適応性とか保守的な家族観にガッチリ固められていて、親から子供へ未来をつなぐ的な執着心は特に強く、人類の社会の持続可能性(サスティナビリティ)を信じたい...という執念が書かせた物語が散見される。
道徳的に正しいのだがそこが、読んでいて肩が凝るというか、この作者は精神的に大丈夫なのか...ちょっと不安になる部分でした。
ウイリアムSバロウズや、PKディックなどのドロップアウトデカダンス文系SFで育った自分には、この作者の建設的で窮屈なところに正直ストレス溜まりました。後半は読み進められず、途中で放り出してしまった 汗。この作家が売れるというところに現代の抑圧的な社会の雰囲気が集約されているのではないかなと感じます。
それでも全体として、教条主義的というか原理主義的というか(無意識にそうなっている作者なんだろうけど)、清く正しい感じが目立ちます。
アメリカでマイノリティー人種のアジア系エリートの作者は立派な人、良き家庭人、正しい社会人であるに違いない。知性が高くて、優しくていい人だろう。それだけに、エリート故の精神の根底が強い社会適応性とか保守的な家族観にガッチリ固められていて、親から子供へ未来をつなぐ的な執着心は特に強く、人類の社会の持続可能性(サスティナビリティ)を信じたい...という執念が書かせた物語が散見される。
道徳的に正しいのだがそこが、読んでいて肩が凝るというか、この作者は精神的に大丈夫なのか...ちょっと不安になる部分でした。
ウイリアムSバロウズや、PKディックなどのドロップアウトデカダンス文系SFで育った自分には、この作者の建設的で窮屈なところに正直ストレス溜まりました。後半は読み進められず、途中で放り出してしまった 汗。この作家が売れるというところに現代の抑圧的な社会の雰囲気が集約されているのではないかなと感じます。
2018年12月11日に日本でレビュー済み
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日本オリジナルの短編集。どの作品も着眼点が良く、バラエティに富んでいて面白い。多少は中国の文化を背景にした作品もあり、日本人読者は、完全に理解できないものもあるだろう。そこは気にせずに、底に流れる人として共感できる事物を楽しむのが良さそうだ。
表題作しかりだが、親子の関係を描いた作品が多い。訳者の好みもあるだろうが、著者としても自分のアイデンティティを表現するために必要な作品だったのかもしれない。世代間宇宙船の作品が多いと感じた。親子の関係を描くのにちょうど良い舞台なのだろうか。
好みの作品は「紙の動物園」「結縄」「文字占い師」といったところ。もちろん他の作品も面白い。
表題作しかりだが、親子の関係を描いた作品が多い。訳者の好みもあるだろうが、著者としても自分のアイデンティティを表現するために必要な作品だったのかもしれない。世代間宇宙船の作品が多いと感じた。親子の関係を描くのにちょうど良い舞台なのだろうか。
好みの作品は「紙の動物園」「結縄」「文字占い師」といったところ。もちろん他の作品も面白い。
2021年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短く、平易な文章として素晴らしく練られています。
史実に基づき、ファンタジーとして絶賛されているのもよくわかります。
”郷愁”的な世界観に満ちてます。
ただハードな面を期待すると…
岡田斗司夫センセーの言うとおり、無理なのかな。
史実に基づき、ファンタジーとして絶賛されているのもよくわかります。
”郷愁”的な世界観に満ちてます。
ただハードな面を期待すると…
岡田斗司夫センセーの言うとおり、無理なのかな。
2017年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
紙の動物園
空想的でありながら、リアルに感情に訴えかける作品です。
私の妻はベトナム人で、子供が二人います。
妻は日本語が流暢に話せますが、子供たちはベトナム語が話せません。
彼女が母国語で、子供たちと微妙な感情の襞を伝え合えないもどかしさや悲しさを
初めて実感できた気がします。
妻と子供たちの心情、それに自分の母親に対する愛情と苛立ちが絡み合った感情が
オーバーラップして、涙が止まりませんでした。
自分の中にもう一つの感覚器官が生まれたようです。
空想的でありながら、リアルに感情に訴えかける作品です。
私の妻はベトナム人で、子供が二人います。
妻は日本語が流暢に話せますが、子供たちはベトナム語が話せません。
彼女が母国語で、子供たちと微妙な感情の襞を伝え合えないもどかしさや悲しさを
初めて実感できた気がします。
妻と子供たちの心情、それに自分の母親に対する愛情と苛立ちが絡み合った感情が
オーバーラップして、涙が止まりませんでした。
自分の中にもう一つの感覚器官が生まれたようです。