台風のノルダ DVD通常版
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フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 金子大地, 新井陽次郎, 野村周平, 清原果耶 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 27 分 |
メーカーによる説明
台風のノルダ Blu-ray豪華版 | 台風のノルダ DVD通常版 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち2.4
13
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5つ星のうち2.4
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価格 | ¥4,680¥4,680 | ¥2,920¥2,920 |
仕様 | Blu-ray | DVD |
発売日 | 2015/8/19 | 2015/8/19 |
商品の説明
新進気鋭のクリエイターが集結する、スタジオ・コロリド最新作
僕たちに「本当に大切なこと」を教えてくれた、不思議な少女との一夜の物語。
<商品情報>
【封入特典】
・特製ブックレット(12P)
【映像特典】
・『台風のノルダ』特報
・『台風のノルダ』予告(15秒Ver.)
・『台風のノルダ』予告(60秒Ver.)
・『台風のノルダ』ノンテロップED
・『台風のノルダ』新井陽次郎監督×浜渦正志トークイベントinTOHOシネマズ新宿
・『台風のノルダ』公開後お疲れ座談会! スタッフこぼれ話inスタジオコロリド
・『Control Bear short animation film[ WONDER GARDEN ]』
【仕様】
カラー/1層/本編27分
2015年/日本語リニアPCM2.0chステレオ/16:9LB
<作品紹介>
描きたかったのは、“台風のワクワク感”と“男の子たちの友情”―――。
新進気鋭のクリエイターが集結する、現在注目のアニメスタジオ・スタジオコロリド。
前作『陽なたのアオシグレ』(2013)以来2年ぶりとなる最新作は、繊細にして鮮烈な青春ファンタジー。
監督を務めるのは、スタジオジブリにて『借りぐらしのアリエッティ』(2010)、『コクリコ坂から』(2011)、
『風立ちぬ』(2013)などにアニメーターとして参加した経歴を持つ新井陽次郎。
若き才能が、どこかノスタルジックな世界観を躍動感あるアニメーションで鮮やかに描き、劇場映画監督デビューを飾る。
新井は、『陽なたのアオシグレ』ではキャラクターデザイン・作画監督を担当。
同作の監督で、ショートアニメ『フミコの告白』で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞他数々の賞を受賞している石田祐康が、
今回はキャラクターデザイン・作画監督を手掛ける。
さらに、音楽は「ファイナルファンタジー」シリーズの浜渦正志、
主題歌に「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のオープニングテーマを手掛けたGalileo Galileiが
書き下ろした新曲「嵐のあとで」が起用されるなど、豪華メンバーが集結。
キャストには注目の若手俳優である野村周平が主人公・東の声優として物語に息吹を吹き込む。
<ストーリー>
舞台はとある離島にある文化祭前日の中学校。
幼い頃からずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで親友の西条とケンカした東は、
誰もいないはずの教室で赤い目をした不思議な少女・ノルダと出会う。
時を同じくして、観測史上最大級の台風が学校を襲う。
東が再びノルダに出会った時、「"地の渦"と"空の渦"と"私"が一つに繋がれたとき、この星は生まれわる」
ノルダの発するその言葉の意味とは―――。ノルダが現れた真の理由とは―――。
<スタッフ・キャスト>
■監督:新井陽次郎
■キャラクターデザイン・作画監督:石田祐康(『フミコの告白』『rain town』)
■3DCG監督:三好紀彦
■美術監督:西村美香
■色彩設計:のぼりはるこ
■撮影監督:佐藤光洋
■音楽:浜渦正志(「ファイナルファンタジー」シリーズ)
■キャスト:野村周平(東シュウイチ)・金子大地(西条ケンタ)・清原果耶(ノルダ)
■主題歌:Galileo Galilei「嵐のあとで」(SME Records)
発売元:フジテレビジョン/東宝
販売元:東宝
©2015 映画「台風のノルダ」製作委員会
※商品仕様は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 100 g
- EAN : 4988104098498
- 監督 : 新井陽次郎
- メディア形式 : 色
- 時間 : 27 分
- 発売日 : 2015/8/19
- 出演 : 野村周平, 金子大地, 清原果耶
- 言語 : 日本語 (PCM)
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B010FJLPAE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 210,425位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 36,861位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
生徒たちが夜泊まりする規模で準備作業をしている賑やかで楽しそうな雰囲気。
そこに突如として巨大台風が出現して、生徒たちは陸の孤島状態に!
ハラハラ、わくわくとさせてくれるビジュアルと導入でした!!
しかし、わくわくする舞台とはうらはらに、キャラクターのドラマはありません。
主人公とその親友は、野球のことでちょっとしたすれ違いを抱えているだけでした。
台風といえば、『台風クラブ』という名作映画を思い出す方もいると思われますが、この作品には驚かされるようなキャラクターの生の心理というものはありません。
かといって、萌えや中二病やラノベを好きな方を満たせる要素もありません。
一般受けもするサマーウォーズ系の不発弾という感じです。
また、声優がプロの声優ではなく、売出し中の若手俳優です。特にキャラクターの演技の魅力もなかったのも残念です。
さて、台風とともに現れた少女ノルダ。
彼女は何か壮大な地球規模の事件に関わっているのですが、詳細は説明してくれないまま。
ノルダの抱えている葛藤や事情が完全には明かされませんでした。
さらに、物語は主人公と親友の二人が主軸になっていて、タイトルの台風のノルダは小道具のような扱いなのです。
タイトル名である彼女がメインではないことには驚かされました。
期待した壮大な物語は皆無で、なんだかこじんまりとした終わり方をしてしまったのは非常に残念です。
総評です。
メインの男子二人のすれ違いを解決するために、小道具として台風とすごい設定を抱えていそうな少女ノルダを使った。
しかし、ノルダの物語はただの一般人である男子二人には完全に解決することはできず、その後ノルダがどうなったのかは分からないままのラストを迎えました。
そう。ノルダのハッピーエンドじゃないんですよ。
主人公とノルダの関係性は、友達ですらありません。たまたま助けてくれた現地人で、たぶん二度と会うこともない関係です。
ノルダはヒロインになり得ないままでした。台風とともに去っていったノルダを見て、私はただ口惜しかった。
天空の城ラピュタで例えるなら、飛行石の謎も、城すらも明かされず、ドーラ一家との列車のカーチェイス後、軍も装甲列車も出てこず、そのまま列車でシータを故郷まで送っていって、「私の名前はシータよ。守ってくれてありがとう」で終わるかのような唐突な結末です。
アニメのビジュアル面は悪くないのですが、物語を面白くしてくれる主人公がいないと、不完全燃焼で見ていて悲しいですね。
こらアカン
と思った。虚無以外の感想がない。
音楽だけは良かったのでサントラ欲しかったのだけれど、発売する予定もなく、
この映画に同梱したものしか存在しなかったので、仕方なく購入。
・・・
ネタバレを含みます。
・・・
ある地球外高度知的生命体(※1)は地球を再構築するために首輪で支配したノルダ(※2)を送り込んだ。
「あの穴は、地の渦。この星の中心まで繋がっている。私があれで穴を空けたの」
「地の渦と、空の渦と、そして私が一点で繋がれた時、この星は生まれ変わる」
ノルダは地の渦を地球の中心に繋げる一歩手前で心変わり(※3)をした結果「再構築」を阻止すべく動き出す(※4)が失敗し気を失い、東に旧体育館へと運ばれる。
ノルダに事情を聞いた東は地の渦を埋めるために廃材その他を投入するが、やがて空の渦(台風)が地の渦の真上に来て「再構築」が始まってしまう。東は西条と協力してノルダの首輪を破壊し「再構築」は途中で停止する。首輪が外れ自由の身になったノルダは宇宙へと飛び去った。
・・・
※1
「再構築」がその言葉通りの意味であれば、まず「構築」ありきです。地球を構築したが失敗だったから再構築・・と考えればそれはもはや「神のみわざ」であり、地球外高度知的生命体は神または神に等しい存在だと考えるのが妥当でしょう。心変わりした後のノルダが「この星は生まれ変わる」と述べている以上、人間に対する悪意が前提での「再構築」とは考えられません。結果的に、人間に不利益をもたらす何かが「再構築」なのだと思います。
※2
「私は、この首輪によって支配されている。朝日が昇る頃、強制的に、柱になる」
地球外高度知的生命体が神または神に等しい存在であるならば、ノルダは罪を犯した神なのかも知れません。恐らくは窃盗罪、制服を盗んでいましたから(冗談)。
※3
「私があれで穴を空けたの」
「駄目だった。もう繋がってた」
これら二つのセリフから、ノルダが当初は地球外高度知的生命体の意思に従って行動していたものの、中心に穴が繋がる直前に心変わりしたことが分かります。この心変わりの理由が何なのか具体的には不明ですが、説明されることのなかったノルダの背景に触れる必要があるので省いたのでしょう。
※4
地球に来た時ノルダは服を着ておらず、そのまま「柱」になるのであれば服を着る必要はなかった。しかし心変わりして「再構築」を阻止するためには服を着る必要があった。制服を盗んだのは誰かに見られると恥ずかしいから。その後鉄塔の上で台風の進路を変えようと試みたが首輪に邪魔をされて失敗・・の流れではないかと。
・・・
ノルダが神であったなら・・の話です。「構築」の成否を司る立場になった人間は失敗したと神に見なされた。何らかの罪を犯したノルダは、罪を犯したからこそ人間の弱さや愚かさを理解することができた。そして自分が心変わりをしたことで人間にもチャンスを与えるべきだと判断し、行動した結果自由を手に入れた。つまり、この映画は人間の贖罪と再生がテーマになっているのではないでしょうか。最終的に「構築」が失敗した時には再びノルダが「再構築」のために現れるのです。次は自らの意思で。
しかし最近のアニメはどれもこれも空に舞い上がるのがお好きですね。
さて、この作品ですが大事な部分で話の軸が安定しない。考察を楽しませたいなら話の軸をちゃんと作って欲しい。
例えば、「世界の再構築」に来た宇宙人?地底人?が、何故かそれを阻止しようとしている…。そして、「世界を救うため」ではなく、見ず知らずの女の子を助けたいために動く主人公。
エンディングも、世界を救えて良かったね!ではなく、女の子を助けられて良かったね!って感じで終わる。
世界の再構築をできる力を持ったナニカから、乗ってきた宇宙船?しか宇宙人?ぽいところのない女の子が無事に逃げられるとは思えない😅
他にも突っ込み所多数です。
いくら短編アニメーションだからと言って、矛盾だらけの投げっぱなしストーリーで良いということにはならないと思います。
「この星は生まれ変わる」が具体的にどういうことを指すのかも掘り下げられないまま。
人類が滅亡するぐらいのことであれば登場人物の切迫感があんなものではないだろうし、友情云々ではなくなる。
考えれば考えるほどあれだけ無理な設定にする意味がないように思えます。
「風の又三郎」を超えてはいないが、主題歌はなかなか。