堀江由衣さんの19枚目となるシングル「アシンメトリー」は、堀江由衣の楽曲に多大なる貢献をされてきたアーティスト、angelaが手掛けた力強い作品です。

オーケストラ風のイントロから入り、メロは落ち着いた雰囲気ながらジャズのような伴奏がとても良いアクセントになっています。アップテンポなサビは心地よい疾走感で畳みかけるようにリスナーを引き込みます。そのあとにまたオーケストラ風の伴奏があり、それがまた心地よく響きます。
歌詞や曲の雰囲気としては、ヒカリ、silky heart、インモラリストなどに近いと感じられますが、angelaさんいわく「ドイツの童謡のような雰囲気」にしたとのことで、確かに今までありそうでなかった曲に仕上がっています。

何より、angelaさんらしさにあふれる曲なんです。具体的な説明が難しいのですが、過去のangela作成の曲や、angelaさん自身の曲を聴いていればいるほど、angelaさんらしさを感じるのではないでしょうか。堀江由衣さんの楽曲の中でもそれらが好きな人には、特にお気に入りの一曲になるのではないでしょうか。何より私自身がそう感じます。

前作「Stay with me」が非常に保守的で無難な印象だったのに対し、「アシンメトリー」は挑戦的な曲です。人によって好みは別れそうな印象ですが、個人的には堀江さんのクリアなボーカルと、尖ったメロディーがギャップを生み、何とも中毒性の高い曲になっていると感じます。聞けば聞くほど堀江由衣の魅力に足を奪われるような感覚です。

私事ではありますが、今作「アシンメトリー」と前々作「The World's End」が私の中で双璧を成す名盤です。それぞれ作成はangelaと清竜人。どちらも独自の世界観を持つアーティストであり、それぞれが堀江さんとリスペクトし合う関係にあります。この両名の作品はやはり素晴らしいと改めて感じる一枚です。

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届く前の感想です

2016年10月3日に日本でレビュー済み

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届く前の感想です(注意)両方発売したの買ったけど発送予定より1日早く前届いたのに今回は1日早く届かなくて残念です

2015年11月5日に日本でレビュー済み

最近の堀江由衣さんの曲は綺麗な高音で歌うものが多かったですが、今回は素直な歌いかたをしていて昔のアルバムを思い出しました。
2曲ともバックの音楽やコーラス、エコーが歌声にかぶりすぎてたりしないので、ほっちゃんの声をしっかり聞ける曲が好きな方にはとってもオススメです。
独特の世界感を感じられる曲調も良かったです。

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アシンメトリー(期間生産限定アニメ盤)

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