グッド・ライ~いちばん優しい嘘~ [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 吹き替え, 字幕付き |
コントリビュータ | アーノルド・オーチェン, フィリップ・ファラルドー, エマニュエル・ジャル, リース・ウィザースプーン, ゲール・ドゥエイニー, コリー・ストール |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 50 分 |
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商品の説明
誰かの優しい嘘で、今日も世界は救われる。
≪アカデミー賞(R)スタッフ&キャストが集結! 世界の裏側の驚くべき実話をもとにした感動の物語≫
★『ビューティフル・マインド』でアカデミー作品賞と監督賞に輝いた巨匠ロン・ハワードが製作、
『ぼくたちのムッシュ・ラザール』でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたフィリップ・ファラルドーが監督、
そして『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で、アカデミー賞始め、数々の栄えある賞を獲得し、
今また『わたしに会うまでの1600キロ』で2度目のオスカーにノミネートされたリース・ウィザースプーン主演最新作。
★2000年、アメリカとスーダンが協力し、難民キャンプで育った3600人の若者たちを全米各地に移住させる計画が実施された。
突然、自由の国への切符を手渡された若者たちと、彼らを受け入れたアメリカ人たちとの間に、いったいどんなドラマが起きたのか―?
ロストボーイズ'と名付けられた彼らの実話をベースにした驚きと感動の物語。
[内容解説]
カンザスシティーの職業紹介所で働くキャリーは、スーダンから到着したマメールと二人の仲間を空港まで迎えに行く。
彼らは内戦で両親を亡くした、“ロストボーイズ"と呼ばれる難民たちだ。
そつなく仕事をこなしてきたキャリーに与えられたのは、電話を見るのも初めての彼らを就職させるという、最難関のミッションだった。
車に乗せれば一瞬で酔うし、牧場を見ると「猛獣はいますか?」と確認、マクドナルドもピザも知らない彼らに最初はイラつくキャリーだが、
その成長を見守るうちに思いがけない友情が芽生え、生き方さえも変わっていく―――。
[特殊内容/特典]
≪特典映像≫
■メイキング
■日本版劇場予告
[スタッフキャスト]
【CAST】
リース・ウィザースプーン
アーノルド・オーチェン
ゲール・ドゥエイニー
エマニュエル・ジャル
コリー・ストール
【STAFF】
監督::フィリップ・ファラルドー
脚本::マーガレット・ネイグル
製作::ロン・ハワード
[発売元]キノフィルムズ
(C)2014 Black Label Media, LLC. All Rights Reserved.
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4988013401082
- 監督 : フィリップ・ファラルドー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 吹き替え, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 50 分
- 発売日 : 2015/11/4
- 出演 : リース・ウィザースプーン, アーノルド・オーチェン, ゲール・ドゥエイニー, エマニュエル・ジャル, コリー・ストール
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B0143YJZ1I
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 119,249位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 11,471位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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未だに存在する難民キャンプの物語です。
若干ネタバレあり
題名が示す通り最後に優しい嘘をつきます。
何度観ても心に響きます。
200万人が虐殺されたと言われ、いまでも230万人以上が難民として暮らしているのだ。想像に難くない。
というわけでこの映画を避けてきたのだが、良い評価ということもあり鑑賞してみた。
映画は現実にあった悲劇を幾重にも注意深く優しいフィルターでくるみ
村が襲われるシーン、難民たちが襲われるシーンなどあるが、血は見せない。
殺される瞬間はほぼ見せないなど、多くの人にも見てもらえるように配慮している。
お子様ともぜひご覧になって、そして話し合ってほしい。
オブラートにくるんだ表現にはなっているが、
それでも悲劇は十分伝わるし、幼い子供たちだけでの、荒野の千キロ以上にわたる徒歩の旅が相当に過酷であろうことも見ている側はよくわかる(実際に兄弟をなくしている)。
難民としてアメリカに到着、カルチャーギャップもありクスリとするシーンや、改めて考えると変かもなぁという”先進国”の変なところなどにニヤリとさせられる部分もある。
また、兄弟たちのいついかなるときも礼儀正しく、丁寧な態度には正直感銘を受けた。
そんな彼らの純粋な心の美しさにいつしか周りの人も巻き込まれて手助けするようになっていく。
自分をかばうために自らを囮にして兄弟たちを助けた長兄のテオ、
そんな長兄の犠牲の上に、アメリカに来て医者の勉強をしたいのに、
現実では仕事を2つ掛け持ちして通える夜学では小学生のような授業。
同じ両親の兄弟のうち唯一残った姉とは引き離され、文化も風習も違う国で何をしているのか....
色々な気持ちがぐちゃぐちゃになって、ポールと喧嘩をして(元はポールが原因だがポールの気持ちも痛いほど分かる)、牧場にたどり着いたマメールと一緒に私も泣きました。
初めは「ウソ」も知らなかったマメールが、
テオについた良い嘘。
本音ではみんな兄弟が新天地で幸せになってめでたしめでたしで
終わってほしかったが、スーダンの難民問題は2020年の現在も続いている、ということだろう。
余談ですが、冒頭のマメール達兄弟の村のシーン、
どこまでも開ける大地にしっかりと立つ彼らの姿は本当に美しいと感じた。
いつか、この美しい大地に彼らが安心して戻れる日が来るよう強く願う。
聞いてはいるがよその国のことだと思っていた。
この映画によって、難民の悲惨な状況を初めて目にした。
自分の国に住めない、自分の家が理不尽に焼かれてしまう
挙句に親は撃ち殺される
子供だけ残されて裸足で数千キロも歩く・・・
たどり着いた難民キャンプでも将来に希望もないまま暮らし続けるって想像がつかないが、
それ以上に彼らの純粋さに驚きだ。
我々には当たり前の常識が、彼らの目を通すことで非常識であることを思い出さされた。
先進国の人々の心はなんとがすさんでいるのだろう。
それでも難民に心を動かされ、行動していく人々に救いを感じた。
生きていくうえで何が大切か、
非常に考えさせられた映画に初めて出会った。
昨日は話題の映画を見たが、暴力を正義とする気持ちの悪いものだったので
この映画を見て心が浄化された気持ちだ。
メリーに首ったけの女優さんが出ているので場面場面でとてもコミカルに描かれていますが
主人公の人生は本当は私たちももっと問題意識を持つべきもの
前半アフリカでの話が長いですが、中盤で一点都会に行くので
絵的にも飽きません
必ず胸がいっぱいになります
そしてエンドロールの衝撃の事実に涙が出ました
人と人とが直接関わっている生活の中では、正直である事、誠実である事、互いに協力して生きて行く事の重要さが幼い頃から自然に身に付きます。きっと昔の日本もそうだったんでしょう。
しかし学問を学び少し知恵を得ると、人はそれを他人を助ける為ではなく自分の利益の為に使い始める。自分も含めて、人間とは何て下等な生物なのかと思い知らされます。ここで描写されている、アフリカで原始的な暮らしをしていた人達の方が、種として遥かに優れた存在だと感じます。
「一番優しい嘘」が何なのかは、作品の最後に描写されています。元々、真実を見抜く目を持っていたマメールは、学校で学んだ「優しい嘘」の真意を完璧に理解していました。そして自分の大切な人の為に、それを実行に移すのです。
自らを犠牲にして人を助けられる人、それはあり余る余裕の中から、自分の困らない分をこれ見よがしに出す人ではなく、誰に知られずとも、進んで犠牲を払う誇り高い人なのだと教えてくれる、先進国の人達に是非観て欲しい作品です。
野生動物ですら生き抜くのが困難な干からびた大地で集まって生活する無数の人々。
そこでは大変でしょうからとアメリカが難民を受け入れて新しい人生を与えている現状。
映画ではこういった部分だけが描かれています。
アメリカというお国柄がそもそも慈愛に満ち満ちた国ではなく、彼らがこれから受けるであろうエグいほどの偏見や差別や襲いくる犯罪や貧困に関しては一切触れられていません。
私がひねくれているのでしょうが、社会派ドラマというよりはファンタジーに近い印象でした。
天国と地獄はこの世に存在している。
生まれ育った環境、小さい頃の環境というのは、人間性を決めるくらい大事なのか。
血が繋がってもいないのに、あんな風に喜び合えるなんて。
自分のことじゃないのに、最高のクリスマスだ!って、心から言える。神に感謝する。
一方、宗教心があまりない(と思われる)日本人。
自分の子供じゃなきゃ大切にできないとか平気で言ったり、連れ子だからいじめるとか日本人は大丈夫か?
人間に大切なものって何だろう。
不自由のない環境でなければ、仲間外れにされかねない日本。
生きづらい社会とか。
道徳心とか人助けの精神とか、そういう偏差値には表れない、目に見えない面の教育こそ大切にしてもらいたい。
そのような事が思い浮かぶ映画でした。
この作品のように今まで知らなかった世界を知ることができるのも素晴らしい点だと思います。
想像を絶する環境や、発狂してもおかしくないような壮絶な体験を経てきた子供たちが成長して、夢の国アメリカへ。
思うようにならない生活や、現実を突きつけられ苦悩もしますが、終始一貫、心の綺麗な若者である彼らに、最初は面倒臭そうだったキャリーや周りの人も変わっていきます。ラストは本当に泣けました。
お勧めします。