ダイキャスト(金属の鋳型圧入)で細かい造作ができないために、先端や尾翼の部分が樹脂で、それも、遊んでいるうちに折れてしまわないように、柔らかい塩ビを使っているのは、ある意味では、子供たちへの配慮。トミカは、大人でコレクションする人もいるだろうが、本来は、あくまで子供たちのためのもの。
すでにスターウォーズのタイファイターのトミカでもそうだが、サンダーバード2号まではともかく、1号はいよいよ車じゃない。車輪がついていない。走らない。でも、可変翼のギミックの出来はいいし、全体のバランスも悪くない。プラ製だと折れてしまうようなところにも、強度や配慮があり、車ではないが、子供が遊ぶのにとてもいい。これは、これまでのトミカ、世界のマッチボックスカーの伝統を一歩踏み出す試みだと思う。そのうち、ダイキャストのマッチボックスサイズで、ロボットものなども出てくるのだろうか?
サンダーバード1号としては、映画版に続く三代目で、デザインは、テレビ版の初代に先祖返り。細かなところを言えば、本体裏側にコックピットキャノピーが付いたこと、本体のエンジン部とのくびれが無くなったこと、すごく細かいことだが、THUNDERBIRDのロゴのイチが下に下がったこと(初代は先端の赤いところからTの字が入っている)くらいか。
スケール感としては、2号とも相性がいい。すでにトイザラス専売で、もっとバカでかいサウンドビークルシリーズに合わせたトレーシーアイランドが出ているが、ここまでトミカがやるなら、トミカのサイズで、このトミカシリーズに合わせたトレーシーアイランドも出して欲しい。
品番 | 01 |
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プレイヤー数 | 1 |
個数 | 1 |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
対象性別 | ユニセックス |
メーカー推奨年齢 | 3歳以上 |
発売日 | 2015/10/2 |
商品モデル番号 | 01 |
製品サイズ | 4.32 x 4.06 x 8.13 cm; 10 g |
ASIN | B014KNNWRU |