監督は、『パビリオン山椒魚』で長編デビュー後コンスタントに作品を発表し、抜群の映像センスとオリジナリティで観客と批評家を魅了し続ける冨永昌敬。
『パンドラの匣』『乱暴と待機』など近年は商業映画での活躍が目立つが、本作は久々の完全オリジナル劇映画! 2002年『ビクーニャ』が水戸短編映像祭グランプリを受賞するなど縁の深い茨城県水戸市での全編ロケを敢行!
本作は【プチョン国際ファンタスティック映画祭 コンペティション部門 正式出品】【バンクーバー国際映画祭 正式招待】【レインダンス映画祭 正式招待】と海外でも高く評価されている。
主演の貫一役は、2010年の映画デビュー後、多数のドラマ映画CMに出演、新作映画も多数控え今まさに邦画界の期待を担う三浦貴大。
そして、東京からやってきたキャバクラ嬢・みはり役は、子役から活動し近年多数の映画作品に出演する実力派若手女優・柳英里紗が熱演。
さらに、盗撮で故郷を追われながらも水戸に帰ってきた元教師権藤役は、瀬々敬久監督作品はじめ多数の日本映画に出演する当代随一の個性派俳優・川瀬陽太が好演。水戸を舞台にクセ者たちが絶妙のアンサンブルを織りなす、面白くてやがて哀しき人間模様。
<ストーリー>
水戸のおしぼり業者で働く貫一は、10年前学校内で盗撮事件を起こし行方をくらましていた元高校教師の権藤と再会する。
権藤はかつての教え子たちにつかまり糾弾され面目を失い、さらに東京から連れて来ていたキャバクラ嬢みはりに貫一が一目惚れし権藤から奪ってしまう。
一方かつて権藤の盗撮した動画に録画されたある人物に目を付けた貫一の悪友たちによって、芸能事務所を巻き込んだ思わぬ騒動へと発展していく…。
■特典映像:メイキング、舞台挨拶集、オーディオコメンタリー(予定)
■初回生産限定 スリーブケース仕様(予定)
※初回特典は数に限りがございますので、ご注文はお早めに