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再発見 日本の哲学 埴谷雄高 夢みるカント (講談社学術文庫) Kindle版
「自同律の不快」って、いったい何だ!? 難解であることで有名な小説『死霊』の哲学を、しなやかな文章で、明解に解きほぐす快著が、待望の文庫化。話題を集めた「再発見 日本の哲学」の一冊であり、埴谷雄高の世界があざやかに分かる一冊。(講談社学術文庫)
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/10/9
- ファイルサイズ6209 KB
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商品の説明
著者について
熊野 純彦
1958年生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。現在、東京大学教授。専攻は、哲学、倫理学。主な著書に、『レヴィナス』(岩波書店)、『西洋哲学史』(岩波新書)、『ヘーゲル』(筑摩書房)、『マルクス資本論の思考』(せりか書房)など。また、訳書にカント『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』(作品社)、ハイデガー『存在と時間』(岩波文庫)などがある。
1958年生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。現在、東京大学教授。専攻は、哲学、倫理学。主な著書に、『レヴィナス』(岩波書店)、『西洋哲学史』(岩波新書)、『ヘーゲル』(筑摩書房)、『マルクス資本論の思考』(せりか書房)など。また、訳書にカント『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』(作品社)、ハイデガー『存在と時間』(岩波文庫)などがある。
登録情報
- ASIN : B016PNVMZC
- 出版社 : 講談社 (2015/10/9)
- 発売日 : 2015/10/9
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 6209 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 275ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 147,331位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,130位思想
- - 2,662位哲学・思想 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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2017年6月29日に日本でレビュー済み
レポート
カント哲学とドストエフスキーの思想を背景に「自同律の不快」・「虚体」等を描く形而上学的文学者埴谷雄高を、気鋭の哲学者である熊野純彦氏が評論するなどとは、まさに「夢みる」ようです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
熊野純彦による、埴谷雄高の評論です。熊野氏はカントの三批判を和訳した人物であり、埴谷はカントの『純粋理性批判』に触発されて『死霊』を執筆した作家です。カントに導かれた二人の知の巨人による、深淵な哲学の世界に誘われる本でした。
埴谷が言う《自同律の不快》の原型はおそらく『純粋理性批判』の「誤謬推理」だと推測する第一章。『純粋理性批判』の冒頭から「逸脱」というテーマを抽出する第二章。『死霊』の哲学が畳み掛けるように論じられる第三章。埴谷の途方も無い思索の世界に圧倒されました。この本を読み終わっても埴谷の思想が理解できた自信はありませんが、「よくわからないのになぜか面白いと感じられて、一気に読んでしまう」読書体験でした。
この本には、正直「この部分をもっと詳しく噛み砕いて教えて欲しい」と思う箇所がかなりありました。熊野氏と埴谷はわかっていてすぐに納得しながら進んでいても、私にはよくわからない部分が多かったですね。この本は埴谷の哲学世界を再発見させることには成功していると思いましたが、親切な「読み解き」としては読み解き噛み砕ききっていないと感じました。特に第三章は熊野氏の思考も埴谷の思考も飛躍していると思えて、論を追いきれませんでした。この本よりももっとわかりやすい『死霊』入門書が世に出て欲しいですね。
埴谷が言う《自同律の不快》の原型はおそらく『純粋理性批判』の「誤謬推理」だと推測する第一章。『純粋理性批判』の冒頭から「逸脱」というテーマを抽出する第二章。『死霊』の哲学が畳み掛けるように論じられる第三章。埴谷の途方も無い思索の世界に圧倒されました。この本を読み終わっても埴谷の思想が理解できた自信はありませんが、「よくわからないのになぜか面白いと感じられて、一気に読んでしまう」読書体験でした。
この本には、正直「この部分をもっと詳しく噛み砕いて教えて欲しい」と思う箇所がかなりありました。熊野氏と埴谷はわかっていてすぐに納得しながら進んでいても、私にはよくわからない部分が多かったですね。この本は埴谷の哲学世界を再発見させることには成功していると思いましたが、親切な「読み解き」としては読み解き噛み砕ききっていないと感じました。特に第三章は熊野氏の思考も埴谷の思考も飛躍していると思えて、論を追いきれませんでした。この本よりももっとわかりやすい『死霊』入門書が世に出て欲しいですね。