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図解 ワイン一年生 Kindle版

5つ星のうち4.4 924個の評価

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

発売たちまち重版! 全国書店で続々ランクイン!
今、ワインの本で一番売れてます。
――――
ぶどう品種が擬人化されているので、
ワインの味の違いがかんたんに想像できます。
今まで読んだワイン本の中でも一番斬新で、わかりやすいと思えた一冊です。

ピーロート・ジャパン株式会社
チーフワインコンサルタント
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー 岩見 大輔氏

――――

ワインはそこそこ飲むけれど、ワインはいつも“勘”で選んでる。
そんなプチワイン好きの人のために、複雑でとっつきにくいワインの世界を、
図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説した本。
かわいい高校生に姿を変えた“カベルネ・ソーヴィニヨン”“シャルドネ”“ピノ・ノワール”など
個性豊かな34種のぶどうたちが、ゆかいな学園生活の中で、味や香りの特徴をしめしてくれる。

――――


「どれを選べばいいの?」
「どうやって好みを伝えればいいの?」
「ラベルはどうやって見るの?」
「国や産地によって味はどう変わるの?」
「高いワインってどうして高いの?」
「ワインの“おいしい”ってなんなの?」 「どうやって味わえば、違いがわかるの?」
ワインに関する素朴な疑問をすべて解決します。
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。

商品の説明

メディア掲載レビューほか

ドンキとビックカメラで展開し、6万1000部売れたワイン入門書の販売戦略

ワインの味は葡萄の品種で決まる。その特徴を、メルローは「おっとりまったりお姉さま」、ボジョレーでおなじみガメイは「無邪気なわがまま娘」などなど、可愛らしいイラストとともに大胆にキャラクター化し、わかりやすく解説した本がヒット中だ。

「もともと僕自身がまったくワインの種類を選べなかったんです。入門書を繙いても内容がわからず、売り場の説明文を理解できている人がどれくらいいるのか疑問に思いました(笑)。そんなとき、ワインと肉のお店を実際に経営するソムリエの著者からこの企画が持ち込まれたんです」(担当編集者の橋本圭右さん)

いわば「ワイン入門書の入門書」という位置づけの本だが、売れ始めたのは意外な筋からだという。

「最初は初心者ではなくワイン通のあいだで話題になったんです。『こういうわかりやすい説明の仕方があったのか! 』と驚かれた。それから書店以外での展開も大きかったです。まず乗ってくださったのはドン・キホーテさんで、ワイン売り場に本書のキャラを用いた特設コーナーを作って、本も合わせて展開してくれた。好評だったそうで、10店舗くらいから始まって、今では全国の店舗に広がっています。そのあとビックカメラさんでも売ってくれるようになり、ワイン売り場だけで5000部以上を売り上げています」(橋本さん)

この1冊、今後もワイン人口拡大に一役買いそうだ。

評者:前田 久

(週刊文春 2017.04.13号掲載)

出版社からのコメント

いままで何種類も飲んでいるはずなのに…
スーパーやコンビニにもあれだけ並んでいるのに…
“ブルゴーニュ"とか“カベルネ・ソーヴィニヨン"とかいう単語は聞き覚えがあるのに…
「いまだにワインだけは、よくわからない」
だからいつもワインを買うときは、
「手頃な値段のものの中から、“勘"で選んでいる」
そんな方は、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

ぼくたちが本当に知りたかったのは、
ワインの産地の歴史でも、伝統的な製造方法でもなく
<どうすれば自分が飲みたいワインを、自分の目で選ぶことができるのか?>
ということ。
そこで、
“日本一庶民的な公認ソムリエ"であり、
アニメオタクを自称する小久保尊氏に
かわいく擬人化されたぶどう品種たちのイラストを使って、
どのワインガイドよりも丁寧でわかりやすく図解してもらいました。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B01BDJHA0Y
  • 出版社 ‏ : ‎ サンクチュアリ出版 (2015/11/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/11/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 169.8 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効になっていません。
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 281ページ
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 924個の評価

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小久保尊
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カスタマーレビュー

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お客様のご意見

お客様はこのワイン入門書について、以下の点を高く評価しています: 初心者が読むには分かりやすく、難しい内容もマンガで理解しやすく、読みやすさも高く評価されています。書き手の説明が上手で、マンガとしてわかりやすく、楽しく品種を覚えられると好評です。また、著者の「ワインの良さを伝えたい」という強い気持ちが伝わってくるような内容だと感じています。 一方で、一部の読者からは、内容が複雑すぎて頭に入りにくいと感じる声もあります。 特に、キャラクター化や擬人化された表現は興味深いとの声があります。 さらに、ワインを好きになるきっかけにもなると感じているようです。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

72人のお客様が「わかりやすさ」について述べています。72肯定的0否定的

お客様はこのワイン入門書について、初心者が読むには分かりやすく、難しい内容もマンガで分かりやすいと評価しています。書き手の説明が上手で、易しいという声があります。また、漫画だと読める部分もあり、基礎的な知識を理解できる点も好評です。図表が豊富で、読みやすさも高く評価されています。特に、ぶどう品種のキャラクター化やストーリ仕立ての構成により、楽しく読み進められるとの声もあります。

"...いっぽう、本書はブドウを擬人化してストーリ仕立てにする構成で、とっても楽しく読み進めることができました。ワインを選ぶときもブドウの品種をみるとキャラクターが思い浮かぶようになって、「あのキャラだとどんな味って説明してあったかな」と何度も読み返します。..." もっと読む

"...メジャーどころの産地と品種は抑えてあり、何よりブドウ品種をキャラに例えて説明しているのがとてもわかりやすいです。こちらを読んでから、ワインエキスパート対策の本を購入して勉強しています。" もっと読む

"ワインを呑む機会が増えて勉強しなきゃと思っていたんですが、専門本だとすぐ途中でギブアップ。漫画だと読めちゃいます。基礎的な知識はこれで理解できて良かったです。お勧めです" もっと読む

"難しい内容もマンガで分かりやすい" もっと読む

27人のお客様が「面白さ」について述べています。27肯定的0否定的

お客様はこのワインガイドについて、面白さを高く評価しています。発想が素晴らしく、楽しく品種を覚えられると好評です。ソムリエならではのポイントを面白おかしく教えてくれる点が特に高く評価されています。ぶどう品種のキャラクター化も印象に残りやすい効果があると感じています。また、初心者からワインを勉強するのに適している内容だと感じており、ワインに興味がない人でも楽しめるという意見もあります。

"格式ばった部分はさらりと説明しつつ、各国の品種をキャラクター化することで、未経験の読者に愛着を抱かせてワインを親しいものにする。その発想が素晴らしい。 当然、ワインにも「かくあるべし」というのは存在します。それを重んじるのも大切なことでしょう。..." もっと読む

"古本だけど、新品同様にキレイで安く入手出来て嬉しかったです!ありがとうございました!" もっと読む

"全くの知識なしから、ワインを覚えるのにちょうど良い内容でした。" もっと読む

"...擬人化されたキャラクターたちも味の表現にぴったりですね。 文章だけで表現されるよりもイメージが豊かになり微妙なニュアンスも伝わる気がします。リースリングさん可愛い。アイスワインも位置付けがどこなのかこれを読むまで全然イメージがついてなかったのですが、おかげさまで理解できました。..." もっと読む

14人のお客様が「ワインの味わい」について述べています。14肯定的0否定的

お客様はこのワインブックについて、以下のように評価しています。作者の「ワインの良さを伝えたい」という強い気持ちが伝わってくるような内容だと感じています。また、著者のワイン哲学にも感嘆を覚える声もあります。知識がかわいい絵で覚えられる本として好評です。さらに、初心者の読者も愛着を持ってワインを選べるようになったと報告されています。

"格式ばった部分はさらりと説明しつつ、各国の品種をキャラクター化することで、未経験の読者に愛着を抱かせてワインを親しいものにする。その発想が素晴らしい。 当然、ワインにも「かくあるべし」というのは存在します。それを重んじるのも大切なことでしょう。..." もっと読む

"人間は脳で味わう。色や味、香り、そして知識。 知らないよりも知っていた方が人生は何倍も楽しいものになります。 ワインの沼は果てしなく深いのですが、ちょっとでも興味がある方は先ずは入門書として是非手に取ることをおすすめします。" もっと読む

"...異なる地域の同じブドウの品種の味の違いも知りたいと、新たな視点を持つことができました。 擬人化されたキャラクターたちも味の表現にぴったりですね。 文章だけで表現されるよりもイメージが豊かになり微妙なニュアンスも伝わる気がします。リースリングさん可愛い。..." もっと読む

"美味しいワインを飲み、産地やブドウの種類に興味を持ったものの、 ワインは難しいし敷居が高いというイメージがありました。(今もありますが・・) こちらの本はワイン入門編ということで、購入してみましたが、..." もっと読む

11人のお客様が「品種の描写」について述べています。11肯定的0否定的

お客様はこのワインの品種の特徴について高く評価しています。葡萄の品種が擬人化され、脳みそに吸収できると好評です。また、キャラクター化して紹介される表現も興味深く、感情移入を促進し、愛着を持ってワインを選ぶようになるという声もあります。

"...の品種とその違いは、押さえられる様になるのかなぁと思っている。今は、単一(一種類の品種で作られた)ワインを攻めるのが品種の違いがわかりやすいということで、単一を何本か探して、それぞれ飲み比べている。..." もっと読む

"品種をキャラクターに例える斬新さ。 漫画が好きな人にはとても分かりやすく、入りやすい1冊だと思います。 資格の勉強より、ワインをより楽しむために読むのが良さそうです。" もっと読む

"いままで何となくカッコつけで飲んでいたワインを、きちんと味わおうという気持ちになりました。とても分かりやすいし、品種がキャラクター化して紹介される表現はとても興味深く、感情移入も手伝って、愛着持ってワインを選べるようになりました。..." もっと読む

"ワインを楽しみながら覚えることができる。取っ付きにくかったワインの品種を擬人化することで理解しやすかった。" もっと読む

品種に愛着を持たせる描き方が素晴らしい
星5つ中5つ
品種に愛着を持たせる描き方が素晴らしい
格式ばった部分はさらりと説明しつつ、各国の品種をキャラクター化することで、未経験の読者に愛着を抱かせてワインを親しいものにする。その発想が素晴らしい。当然、ワインにも「かくあるべし」というのは存在します。それを重んじるのも大切なことでしょう。しかしワインとは、もっと気軽に楽しんでいい存在です。仲間同士、和気あいあいと気軽に楽しむのもよし。独り、過去や未来に想いを馳せる夜のお供に味わうのもよし。そもそも日本はやはりワインへの敷居が高いというか、「なんか色々難しそう……」と敬遠してしまう人が多い。非常にもったいない。そのワインとの壁を取っ払うのに、とても良い本だと感じました。詳しいことは別にいいんです。とりあえずワインを好きになりましょ。推し品種を探すところから始めましょうよ。深く知りたいなら他にいくらでも良書はある。だが入り口は間違いなくこの本がベスト。そう思わせてくれる一冊でした。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年5月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    最近ワインを飲むようになり、ワインの選び方を学びたく本書を購入しました。嗜好品関係でよく出版されている「~の基本」系の本は、たしかに基本的な知識は網羅されているのですが、わたしの場合は勉強のようになってしまい途中で挫折しがちでした。

     いっぽう、本書はブドウを擬人化してストーリ仕立てにする構成で、とっても楽しく読み進めることができました。ワインを選ぶときもブドウの品種をみるとキャラクターが思い浮かぶようになって、「あのキャラだとどんな味って説明してあったかな」と何度も読み返します。
     マンガパートの後の解説文からは、著者の 「ワインが好き!」という気持ちが伝わってきて、これもまた良かったです。”嗜好品”のすばらしさを人に説明するときってやっぱり熱量だよね、と改めて思いました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年4月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ワインを本格的に勉強したことのない方への第一歩としておすすめです。メジャーどころの産地と品種は抑えてあり、何よりブドウ品種をキャラに例えて説明しているのがとてもわかりやすいです。こちらを読んでから、ワインエキスパート対策の本を購入して勉強しています。
  • 2025年2月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    著者の小久保さんが後書きで、ワインを学んで1番良かったのは、味や音楽や風景や色々なものを「味わう」ことを知ったこと、という事を仰っていて、強く頷きました。最近ワインの楽しさを知ったばかりの初心者ですが、コツコツ飲んで、知識や経験を増やして、ワイン以外の物事にも味わう力を活かせるようになったら、人生最高✨だな〜と思っています。とてもいいことに気がつかせていただきました(^^)
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年4月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ワインを呑む機会が増えて勉強しなきゃと思っていたんですが、専門本だとすぐ途中でギブアップ。漫画だと読めちゃいます。基礎的な知識はこれで理解できて良かったです。お勧めです
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2023年5月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    難しい内容もマンガで分かりやすい
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2024年4月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    格式ばった部分はさらりと説明しつつ、各国の品種をキャラクター化することで、未経験の読者に愛着を抱かせてワインを親しいものにする。その発想が素晴らしい。
    当然、ワインにも「かくあるべし」というのは存在します。それを重んじるのも大切なことでしょう。
    しかしワインとは、もっと気軽に楽しんでいい存在です。
    仲間同士、和気あいあいと気軽に楽しむのもよし。独り、過去や未来に想いを馳せる夜のお供に味わうのもよし。
    そもそも日本はやはりワインへの敷居が高いというか、「なんか色々難しそう……」と敬遠してしまう人が多い。非常にもったいない。
    そのワインとの壁を取っ払うのに、とても良い本だと感じました。
    詳しいことは別にいいんです。とりあえずワインを好きになりましょ。推し品種を探すところから始めましょうよ。深く知りたいなら他にいくらでも良書はある。だが入り口は間違いなくこの本がベスト。そう思わせてくれる一冊でした。
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    5つ星のうち5.0
    品種に愛着を持たせる描き方が素晴らしい

    2024年4月18日に日本でレビュー済み
    格式ばった部分はさらりと説明しつつ、各国の品種をキャラクター化することで、未経験の読者に愛着を抱かせてワインを親しいものにする。その発想が素晴らしい。
    当然、ワインにも「かくあるべし」というのは存在します。それを重んじるのも大切なことでしょう。
    しかしワインとは、もっと気軽に楽しんでいい存在です。
    仲間同士、和気あいあいと気軽に楽しむのもよし。独り、過去や未来に想いを馳せる夜のお供に味わうのもよし。
    そもそも日本はやはりワインへの敷居が高いというか、「なんか色々難しそう……」と敬遠してしまう人が多い。非常にもったいない。
    そのワインとの壁を取っ払うのに、とても良い本だと感じました。
    詳しいことは別にいいんです。とりあえずワインを好きになりましょ。推し品種を探すところから始めましょうよ。深く知りたいなら他にいくらでも良書はある。だが入り口は間違いなくこの本がベスト。そう思わせてくれる一冊でした。
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  • 2020年5月6日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ワインを少し勉強してみようと、この本を手にとって見た。元々品種によってどんだけ違うのかも考えたことなかったし、どんな品種があるかもよく知らなかったが、この本で、基本?の品種とその違いは、押さえられる様になるのかなぁと思っている。今は、単一(一種類の品種で作られた)ワインを攻めるのが品種の違いがわかりやすいということで、単一を何本か探して、それぞれ飲み比べている。

    最初はカベルネ・ソーヴィニヨンからということで、手にしてみたが、自分はタンニンきついワインは、あまり好きじゃないなということがわかり、そこからはピノ・ノワールをメインにしている。ただこの本にもあるが、ピノ・ノワールはかなり難しいらしく、地域性なのか単に当たり外れなのか、それぞれで全然違う味わいをみせる。そういうときはフランス産に戻って、味を確認する(そもそもブルゴーニュのピノはそこそこの値段で飲めというこの本のオススメによって、そう簡単に戻れないのだけど)。
    で、ピノだいぶ堪能したから、そろそろシラー試してみようかとか、南アフリカ産の安いワインを手にして「さあこれは当たりかな?」と考えられるようになった。
    なにはともあれ、こうした楽しみ方を覚えられたのはこの本のおかげ。

    自分のように、品種の名前すら全く知らない人が、最初の一冊として手にするのには、とてもいい本だと思う。
    ワインの勉強を始めたと人に言うと、大抵「ワインの勉強って何をするの?」って返されるんだけど「ワインは品種や地域で全然違うということを覚えた」と返す。そういうレベルの本。(ぽかんとした顔されて、そのまま話題変わるまでが一連の流れ)。自分の周りは、ワインに詳しくないとか言いながらも「シャルドネはあんまり、ソーヴィニヨン・ブランが好き」「私はリースリングが」「ああいいよね。リースリング」とか既に品種でワインを語れる人たちなので、完全にレベチ。
    くどいようだけど、品種の名前すら知らない、つまり1+1をこれから覚えるような「一年生」向け。

    ここからは、物足りなかったところについて。

    1.赤と白、ロゼの違いにろくな説明がないこと
    貴腐ワインの製法説明とかはあるのに。複数品種で作る場合、赤ワインなのに、白ぶどうの品種混ぜるとか何事?とかなってしまう。逆も然り、白ワイン作るのに、黒ブドウの品種混ぜて、なんで白いの?みたいな、ことになる。

    2.索引がないこと
    ワインを手にして裏ラベルで品種を見たときに、「あ、この品種見たな。どこだっけ?」となってくるのだけど、そのときに調べるのが大変。

    3.擬人化してても頭に残りにくいこと
    シラー/シラーズ辺りはまだいいが、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネ、ピノ・ノワールはどこにも登場してくるし、で結局君はどこの国のピノかな?みたいになる。まあこれはワインそのものに言えることだから、一概に失敗とは言えないのかもしれないが。
    基本文章メインでマンガ部分はおまけ程度なので、よほど読み込まないと、キャラが頭に残らないとも言える。

    長々と書いたけど、総じて自分には良い本だった。これを片手にワインを楽しみ、たまにこの品種のキャラはどんなんだっけ?と調べるのもいいものです。
    10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2023年9月3日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ワイン一年生というだけあって初心者でもすごいわかりやすいです。
    ぜひ2年生などこれ以上のある程度ワインに詳しくなった人向けの同じような本を出してほしいです。
    ちなみに私は白ワインしか飲まないので赤ワインにだけ偏ったりする本もいくつかある中でこの本は赤ワインにだけ偏ったりせず良い感じのバランスの内容になっています。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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