この業界の風穴を開ける秀逸な書籍でIT業界の近代化に一躍買っていると思われます。
この時期まで誰も書かなかったのが不思議です。
以下は個人的な極論です。
ピラミッド建設に匹敵する工数のITプロジェクトもあり社会的に有意義であり
醍醐味もありますが…。
学歴偏差値社会そのものを体現しているかのようで身分固定社会の有様を呈しており、
平安貴族の社会や江戸時代の幕府体制のようで封建制でもあります。現場はまだ希望があり、
逆に大人しい一流の出自や学歴でも更に下請けの声がデカイ不良な三流に牛耳られるケース
もあり下剋上的な所もあります。出生地もモノを言い旧帝大卒でも地方出身の上京組の
場合は孤立して不遇を強いられるケースも多々あります。たとえベンチャーでもそういう点は、
非常に保守的な場合があるかと思います。老舗となると…。細かい例を挙げるとキリがありません。
もちろんどこの会社やグループのベンダーに属しているかが一番影響してくるところですが、
出身校×出身地の椅子取りゲームさながらに見えてしまい徒党を組むも良し、ニッチャーを
目指すも良し、取り巻きの太鼓持ちでも良し、スケープゴートにされるのも良しで下請け構造の
枠組みや利害関係の一致した蜜月関係は変わりありません。また外圧という構造変化がない限りイタリアの傭兵のカルテルにも似た意外とぬるま湯かも。普段は後景にあって洗練されたもので決して前景になるものでは無い代物ではありますが…。これが全てではありませんが、ITゼネコン/デジタル土方とは言い得て妙です。情報通信産業はメンタルヘルスを損ない易いのも分かる気がします。
これ以上突っ込めない野暮で少し齧った程度の田吾作からでした。
よくある縮図で別に気にする程度のことでも無いですが…。
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SEは死滅する 技術者に未来はあるか編 Kindle版
「SIerの余命は5年」「IT部門は“かまってちゃん"」「ブラックを排除しないのならSIerもブラックだ」・・・IT総合情報サイトの名物コラムニストがIT業界の不条理を斬る『SEは死滅する』の第2弾。
日本のIT業界は、著者が「SIガラパゴス」と呼ぶ、世界でも類を見ない特異な業態。ハイテク産業のイメージと裏腹に、多数の技術者を動員する人海戦術でシステムを開発するため、SIer、下請け、孫請け、ひ孫請け…と何段もの多重下請け構造を形成する。
そんな日本のIT業界に“絶滅の危機"が迫る。デジタルマーケティング、IoT、フィンテックなど「ビジネスのデジタル化」のトレンドが全てを変える。素人集団と化し古いシステムのお守りしかできないユーザー企業のIT部門と共に、SIerや下請けベンダーはまもなく用済みとなる。
IT業界、そしてユーザー企業のIT部門で、プロジェクト炎上などの不条理の中で働く技術者に、はたして未来はあるのか。元マイクロソフトのチーフアーキテクトやCIO経験者ら4人の識者と著者の対談も収録し、鋭い切れ味の暴論で技術者の“生きる道"を示す。IT専門誌「日経コンピュータ」の元編集長で、IT総合情報サイト「ITpro」の人気コラム「極言暴論」の著者が、技術者に大いなる気付きを与える必読の一冊!
主な目次
【第1章】技術者を使い捨てる日本のIT業界の末路
【第2章】丸投げのIT部門、人月商売のITベンダーの喜悲劇
【第3章】諸悪の根源、劣化したIT部門の不都合な真実
【第4章】デジタルビジネス時代、ITベンダーの生きる道
日本のIT業界は、著者が「SIガラパゴス」と呼ぶ、世界でも類を見ない特異な業態。ハイテク産業のイメージと裏腹に、多数の技術者を動員する人海戦術でシステムを開発するため、SIer、下請け、孫請け、ひ孫請け…と何段もの多重下請け構造を形成する。
そんな日本のIT業界に“絶滅の危機"が迫る。デジタルマーケティング、IoT、フィンテックなど「ビジネスのデジタル化」のトレンドが全てを変える。素人集団と化し古いシステムのお守りしかできないユーザー企業のIT部門と共に、SIerや下請けベンダーはまもなく用済みとなる。
IT業界、そしてユーザー企業のIT部門で、プロジェクト炎上などの不条理の中で働く技術者に、はたして未来はあるのか。元マイクロソフトのチーフアーキテクトやCIO経験者ら4人の識者と著者の対談も収録し、鋭い切れ味の暴論で技術者の“生きる道"を示す。IT専門誌「日経コンピュータ」の元編集長で、IT総合情報サイト「ITpro」の人気コラム「極言暴論」の著者が、技術者に大いなる気付きを与える必読の一冊!
主な目次
【第1章】技術者を使い捨てる日本のIT業界の末路
【第2章】丸投げのIT部門、人月商売のITベンダーの喜悲劇
【第3章】諸悪の根源、劣化したIT部門の不都合な真実
【第4章】デジタルビジネス時代、ITベンダーの生きる道
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2016/2/19
- ファイルサイズ5893 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B01C3VWUEW
- 出版社 : 日経BP (2016/2/19)
- 発売日 : 2016/2/19
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 5893 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 290ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 261,953位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 9,550位コンピュータ・IT (Kindleストア)
- - 10,702位工学 (Kindleストア)
- - 18,795位コンピュータ・IT (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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日経クロステックの編集委員。自身のコラム「極言暴論」「極言正論」を通じて、IT業界や企業のIT活用の問題点などを一刀両断にした情報を発信している。2012年12月までの3年間、日経コンピュータ編集長。著書に『アカン!DX』『SEは死滅する 技術者に未来はあるか編』『SEは死滅する もっと極言暴論編』がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年11月15日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2017年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
件名の通り、現在とこれからの在り方を理解した。大変参考になった。
2017年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あくまで一つの観点として捉えて、こういう考えもあるという感じで把握すると良いと思う。
対談のところ等は、実際業界で働いている方と意見交換しているので、なかなか良いです。
対談のところ等は、実際業界で働いている方と意見交換しているので、なかなか良いです。
2021年6月23日に日本でレビュー済み
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課題を正面から検証するうえで極論的な言い回しでの討議は面白い
2016年6月25日に日本でレビュー済み
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暴論でも極論でもない。
人月商売に従事するSEは危機感を持つべきだ。
私が特に共感できたのは下記3点。
・人月商売は技術者の成長を鈍化させ、奴隷根性を冗長させる。
・メーカー系企業のIT部門は素人か保守的な人材が多い。ダメダメ部門である。
・公共機関はシステムの受注先として最悪である。
IoTやFintechなど新しい技術の獲得は勉強も必要だし、ビジネスとしてリスクもある。
だが、そこで勝負しないで技術者といえようか。
人月商売に従事するSEは危機感を持つべきだ。
私が特に共感できたのは下記3点。
・人月商売は技術者の成長を鈍化させ、奴隷根性を冗長させる。
・メーカー系企業のIT部門は素人か保守的な人材が多い。ダメダメ部門である。
・公共機関はシステムの受注先として最悪である。
IoTやFintechなど新しい技術の獲得は勉強も必要だし、ビジネスとしてリスクもある。
だが、そこで勝負しないで技術者といえようか。
2017年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お客様とベンダーの橋渡しとして10年以上働いてきました。それなりのキャリアだと思っていましたが、この本をよんで、そのキャリアが採用担当からどのように見られているのかがはじめてわかりました。
2017年10月29日に日本でレビュー済み
面白かったことは面白かったのですが、内容的には第1章だけで十分で、あとは同じことを繰り返し述べておられるだけと感じました。
web連載記事をまとめた本ということで、「はじめに」のところに「多少の重複はご容赦願いたい」とありますが、「多少の重複」どころではない。
対談も4本入っていますが、要点はいずれも第1章と同じ。300ページもいらない。最初の70ページだけで良いと思います。web連載で散発的に読む分には良いのでしょうが、1冊の本にするほどの中身ではないと感じました。2章以降を読むのが苦痛でした。
せっかく1冊の本にまとめるなら、業界外の人にも分かるように、専門用語(「コボラー」とか「スクラッチ」とか)に説明を加えるとか、統計資料などを載せるとか、イラストでも入れるとか、もう少し工夫していただくとよかったと思います。
web連載記事をまとめた本ということで、「はじめに」のところに「多少の重複はご容赦願いたい」とありますが、「多少の重複」どころではない。
対談も4本入っていますが、要点はいずれも第1章と同じ。300ページもいらない。最初の70ページだけで良いと思います。web連載で散発的に読む分には良いのでしょうが、1冊の本にするほどの中身ではないと感じました。2章以降を読むのが苦痛でした。
せっかく1冊の本にまとめるなら、業界外の人にも分かるように、専門用語(「コボラー」とか「スクラッチ」とか)に説明を加えるとか、統計資料などを載せるとか、イラストでも入れるとか、もう少し工夫していただくとよかったと思います。
2019年5月3日に日本でレビュー済み
仕事関係の方のススメで無理やり読みきりました。他の方も記載されている通り、はじめの何ページか読めば充分です。
著者の意見は正しく、IT業界に関する人は読んで損はないです。
ただ、後半の中身がない。間で著者のアピールが多い。対談がタメ口で記載されている。点が苦痛でしたので、低評価とさせていただきます
著者の意見は正しく、IT業界に関する人は読んで損はないです。
ただ、後半の中身がない。間で著者のアピールが多い。対談がタメ口で記載されている。点が苦痛でしたので、低評価とさせていただきます