親機WXR-1900HP2をアクセスポイント（バッファローではHub接続と呼ぶ）としてONU一体型ルーターに接続。WXR-1900HP2は見た目ほど電波の飛びが良くないので中継機として本機を導入。Buffalo同士なのに、AOSS、ブラウザの設定画面からのWPS、手動接続（PCのWirelessLANアダプタ）、親機にぴったりつけての接続も駄目。そこで、LANポートからの接続、スマホからの接続、あらゆる接続が「接続できませんでした。 以下の手順に従って設定してください。1. RESETボタンをパワーランプが点滅するまで（約2秒間）押して本製品を初期化してください。2. 暗号化キーが正しいかを確認してください。3. 無線親機を本製品に近づけてください。4. もう一度無線親機を選択して接続してください」とのエラーメッセージによって撥ねられる。ONU一体型ルーターのWi-Fi停止、親機のMACアドレス制限解除、再登録、親機のパスワード変更等、考え得るあらゆる対策を採るも、全滅。現在、サポートに照会中です。WEX-733DHPのレビューに既に出ているのと全く同じ不具合が再現されています。この中継機は見た目よりも電波の掴みは悪く、1m横の親機のSSIDの電波の表示が、ONU一体型ルーターのSSIDの電波の表示よりも下でした。購入を考えている方はレビューが出揃ってからのほうが良いと思います。【2016年4月4日追記】上述した中継機と繋がらない問題に関してバッファローさんのサポートから異例の速さで回避策の案内がありました。躓いている方の一助になればと思い追記します。1）WXR-1900HP2のMACアクセス制限（他社、一般ではMACアドレス制限）をいったん解除。2）手動で中継設定を行う（「中継機の設定方法 WEX-1166DHP」でヒットする手順）これで繋がりました。3）その後、WEX-1166DHP側の中継機のMACアドレスを登録（私は既に登録済みだったので何もしませんでした）親機にMACアクセス制限（他社、一般ではMACアドレス制限）をかけていて、AOSSで繋がらない場合はお試し下さい。事前に親機に中継機のMACアドレスを登録しおいてもAOSSではつながらない仕様のようです。なお、電波の掴み（＝親機との接続）は2階に設置した親機Buffalo WXR-1900HP2 との間は2.4GHzで、80～130Mbps / -63dBm でリンクしています（WEX-1166DHPの中継機設定画面より）。これは親機の飛ばす電波がこの程度なんだと思います。中継機から飛ばすWi-Fiの電波は、中継機を付ける前に電波が弱かった場所ではWiFi Analyzer読みで-83dBでしたが、ギャラリーに添付した写真のように中継機と端末間は-59dBになりました。ただし、中継機と親機の間は上述したとおり、80～130Mbps -63dBでリンクしています。拙宅の場合は20dB改善した事になります。なお、WXR-1900HP2とWEX-1166DHPはアンテナ付きですが、見た目程、飛ばす電波は強くはありません。Wi-FiAnalyzerの読みでは拙宅のONU一体型ルーターの飛ばすWi-Fiの電波の強さと有意な差はありませんでした。ただし、私はネットワークカメラを多数繋いでおりますので、WXR-1900HP2を排他的なアクセスポイントとして利用し、サポートの指示どおりにチャンネルを変え、中継機WEX-1166DHPを導入したところ、通信は非常に安定するようになりました。今回、バッファローさんには、都合、5回もメールサポートをして頂きました。外国メーカーだと普通、ここまで細かいサポート＝面倒は看てくれません。（私はイーサネットコンバーターの存在を知らなかった情弱です）。ただし、ハード自体の性能は法律の縛りがありますので、どこのメーカーも変わらないと思います。違いはサポートの有無だと思います。ルーターに関してはバッファローはサポートが機能しているほうだと思います。光の速さのサポートに敬意を表して、謹んで★4つに改めさせていただきます。【2016年6月2日追記】構成はONU一体型ルーターのLANポート－WXR-1900DHP2－本機WEX1166DHP です。バッファローのホームページでは、中継機に更に中継機を繋ぐ事が可能と出ていたので増設してみました。構成はONU一体型ルーターのLANポート－WXR-1900DHP2－本機WEX1166DHP（中継機1）－本機WEX-1166DHP（中継機2）結果は中継機1 130Mbps / -64dBm (2.4GHz) ※管理画面の「中継機設定ガイド」より中継機2 144Mbps / -50dBm (2.4GHz) ※管理画面の「中継機設定ガイド」よりとなりました。見かけ上は、ONU一体型ルーターの飛ばす2.4GHzの電波はWifiアナライザー読みで -75dB～-83dBですので、最大で20dBの改善効果がある事は変わりません。ところが、WEX-1166DHPはアンテナの指向性が強くあり、端末との間に金属の遮蔽物（拙宅の場合は乾燥機です）があると、ほんの1.6メートル先の端末（ネットワークカメラ）には繋がりませんでした。（ネットワークカメラとの間にイーサネットケーブルを挿す事で解決しましたが）。したがいまして、指向性のある中継機のアンテナを斜め、場合によっては手前向きに水平に倒せない場所への設置は要注意で、2階から1階へ電波を飛ばす場合はWEX-733DHPのほうが良いというか、電波の強さは変わらなくなる場合が想定されます。また、WEX-1166DHPを2段で繋ぐ際に注意すべきなのは、中継機のMACアドレス制限（バッファローではMACアクセス制限）が使えなくなる事です。ただし親機WEX-1900DHP2のMACアクセス制限は有効のまま使えます。MACアドレスは偽装が可能とはいえ、1段では機能するMACアドレス制限が、中継機2段では使えなくなるのは、精神衛生上よろしくありません。特にSSIDの暗号キーはデフォルトのままだと非常に脆弱なうえ、今時記号も使えない仕様は是非とも改善して頂きたいと思います。MACアドレス制限が機能しなくなる事を気になさる方は桁数の多いキーを付けるか、定期的に変更するしか方法がありませんが、端末を多数ぶら下げている場合はキーの定期的な変更は現実的ではありません。やはり記号を使えるようにして頂きたいと思います。なお、今回は前回手こずった中継機同士の接続は何故かAOSSであっさり繋がりました。ただし、中継機2のMACアドレスを知る為にログインするのには非常に手こずりました。手動で2段接続する場合は、親機のMACアドレス制限を解除、中継機1（既設の中継機WEX-1166DHP）のMACアドレス制限を解除する必要がありました。一度、設定してしまえば、落ちる事もなく、非常に安定した通信が可能です。（上述したとおり、拙宅では乾燥機の遮蔽により端末とはイーサネットケーブル経由となりました）。更に、WEX-1166DHPの電波は指向性があり、飛ぶ方向にはかなり飛ぶので、2段接続は輻輳を招き、思わぬ近所迷惑をかける可能性があります。集合住宅では2.4GHzは間違いなく迷惑になると思います。ご参考まで。