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【Amazon.co.jp限定】甲鉄城のカバネリ 1(メーカー特典:「B2リバーシブルポスター」付)(全巻購入特典:「描き下ろしB2タペストリー」、全巻購入メーカー特典:「全巻収納BOX」引換シリアルコード付)(イベントチケット優先販売申し込み券付)(完全生産限定版) [Blu-ray]

4.3 5つ星のうち4.3 76個の評価


「トラペジウム」5/10全国ロードショー
Amazon.co.jp限定「トラペジウム」オリジナル・サウンドトラックは5/10発売。オリジナル特典は「メガジャケ」付き。映画『トラペジウム』の公開とオリジナル・サウンドトラックの発売を記念して、原作者の高山一実さんと東ゆう役の結川あさきさんからAmazon.co.jp宛に直筆サイン&コメントをいただきました!ぜひ特集ページでご覧ください。 特設ページを見る。

商品の説明

【特典の引換方法】
●商品に貼付されている<シリアルコード>を全巻分を、Amazon.co.jpでご購入いただく必要があります。
●<シリアルコード>が記載されている用紙に印刷されているURLもしくはQRコードからキャンペーン特設サイトにアクセスし、全巻分の<シリアルコード>を入力します。
※<シリアルコード>をキャンペーン特設サイトに記憶させておきたい場合は、任意でマイページを開設することが可能です。
●キャンペーン特設サイトにおいて、特典の配送に必要な情報(氏名・配送先住所・メールアドレス・電話番号)を引換申込みフォームに入力します。
●引換申込みフォームに正しく情報が入力された後、引換申込み完了メールが送信されます。
●引換申込み完了メールを受け取られてから、2週間ほどで特典を送付いたします。


【特典の引換にあたっての注意事項】
●特典の引換は、日本国内在住の方に限ります。
●「全巻購入特典引換シリアルコード付商品 キャンペーン」は、Blu-ray全巻またはDVD全巻のいずれかを購入した場合のみ対象となります。DVDとBlu-rayを混在してご購入された場合はキャンペーン対象となりません。


★イントロダクション
世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。
鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。
後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。
極東の島国である日ノ本(ひのもと)の人々は、カバネの脅威に対抗すべく各地に「駅(えき)」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じ籠もることでなんとか生き延びていた。
駅を行き来ができるのは装甲蒸気機関車(通称、駿城(はやじろ))のみであり、互いの駅はそれぞれの生産物を融通しあうことでなんとか生活を保っていた。
製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少年、生駒(いこま)。
彼はカバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒(づつ)」を開発しながら、いつか自分の力を発揮できる日が来るのを待ち望んでいた。
そんなある日、前線をくぐり抜けて駿城(はやじろ)の一つ甲鉄城(こうてつじょう)が顕金駅(あらがねえき)にやってくる。
車両の清掃整備に駆りだされた生駒(いこま)は、義務であるカバネ検閲を免除される不思議な少女を目撃する。
その夜、生駒(いこま)が無名(むめい)と名乗る昼間の少女と再会するなか、顕金駅(あらがねえき)に駿城(はやじろ)が暴走しながら突入してきた。
乗務員は全滅し、全てカバネに変わっていたのだ!
顕金駅(あらがねえき)に溢れ出るカバネたち。パニックに襲われる人々の波に逆らうようにして、生駒(いこま)は走る。
今度こそ逃げない、俺は、俺のツラヌキ筒(づつ)でカバネを倒す!
―――こうして、本当に輝く男になるための生駒(いこま)の戦いが始まるのだった。

★第1巻収録話
第1話「脅える屍」
第2話「明けぬ夜」
第3話「捧げる祈り」
第4話「流る血潮」

★全3巻(各4話収録)リリース


【完全生産限定版特典】
本編DISC+特典DISC 2枚組
・美樹本晴彦描き下ろしBOX
・江原康之描き下ろし3面デジパック仕様
・澤野弘之リアレンジCD
・カバネリメイキングブック(116P)
設定資料・原画・荒木哲郎創作メモ・大河内一楼インタビュー
・美樹本晴彦エンディングピンナップ
・ブックレット8P
・オーディオコメンタリー
(パーソナリティ:畠中祐・千本木彩花/1・2話ゲスト:内田真礼/3・4話ゲスト:増田俊樹)
・「甲鉄城の宴」イベントチケット優先販売申し込み券

※商品の仕様は予告なく変更になる場合がございます。
※完全生産限定版は数に限りがございます。

★放送情報
フジテレビ"ノイタミナ"にて毎週木曜24:55~放送 ほか各局でも放送
・フジテレビ 4月7日より毎週木曜24:55~
・北海道文化放送 4月10日より毎週日曜25:15~
・岩手めんこいテレビ 4月7日より毎週木曜24:55~
・仙台放送 4月7日より毎週木曜26:10~
・秋田テレビ 4月7日より毎週木曜25:20~
・さくらんぼテレビ 4月7日より毎週木曜24:55~
・福島テレビ 4月7日より毎週木曜25:55~
・新潟総合テレビ 4月7日より毎週木曜25:45~
・長野放送 4月19日より毎週火曜25:55~
・テレビ静岡 4月7日より毎週木曜25:35~
・東海テレビ 4月7日より毎週木曜26:20~
・関西テレビ 4月7日より毎週木曜25:55~
・テレビ新広島 4月7日より毎週木曜26:00~
・テレビ愛媛 4月7日より毎週木曜25:00~
・テレビ西日本 4月7日より毎週木曜25:55~
・サガテレビ 4月8日より毎週金曜24:55~
・テレビ熊本 4月7日より毎週木曜25:45~
・鹿児島テレビ 4月7日より毎週木曜26:05~
※放送日時は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

★キャスト
・生駒 畠中 祐
・無名 千本木彩花
・菖蒲 内田真礼
・来栖 増田俊樹
・逞生 梶 裕貴
・鰍 沖 佳苗
・侑那 伊瀬茉莉也
・巣刈 逢坂良太
・吉備土 佐藤健輔
・美馬 宮野真守

★スタッフ
・監督 荒木哲郎
・シリーズ構成・脚本 大河内一楼
・キャラクター原案 美樹本晴彦
・アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督 江原康之
・音楽 澤野弘之
・助監督 田中洋之
・設定統括 笠岡淳平
・コンセプトアート&デザイン 森山洋
・デザインワークス 形部一平
・コンセプトボード 吉田史朗
・プロップデザイン 常木志伸
・美術デザイン 谷内優穂 曽野由大 青木薫
・総作画監督 丸藤広貴 浅野恭司
・アクションアニメーター 川野達朗 世良悠子
・メインアニメーター 手塚響平
・チーフメイクアップアニメーター 松本幸子
・美術監督 吉原俊一郎
・色彩設計 橋本賢
・CGディレクター 薮田修平
・撮影監督 山田和弘
・編集 肥田文
・音響監督 三間雅文
・音響効果 倉橋静男(サウンドボックス)
・アニメーション制作 WIT STUDIO
・制作 カバネリ製作委員会

★オープニングテーマ
EGOIST 『KABANERI OF THE IRON FORTRESS』
★エンディングテーマ
Aimer with chelly (EGOIST) 『ninelie』


≪Copy Right≫
(C) カバネリ製作委員会

登録情報

  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 446 g
  • メディア形式 ‏ : ‎ Blu-ray
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/6/22
  • 販売元 ‏ : ‎ アニプレックス
  • ASIN ‏ : ‎ B01E3FH032
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 76個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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5 星
字幕無し
2020年も終わろうかという時期プライムビデオでふと目に止まった甲鉄城のカバネリ1クールと短く、見やすそうだなと思って前情報も何もなく再生したのがこの作品との出会い。生駒の真っ直ぐすぎる性格無名の年相応の可愛らしさと、年に似合わぬ大人びた態度、そして何よりも戦闘シーンのカッコよさ各登場人物も皆魅力があり本当に面白く、カバネリの世界に魅せられてしまいました。言葉では上手く説明できないけれど、今まで観てきたアニメでここまで気持ちが満たされたアニメは無かったのでとても不思議な気分です。ひとつ残念なのはアニメ放送当時にこの作品を知らなかった事それと字幕再生ができないのでセリフを一字一句確認出来ないのも残念なところ最後に甲鉄城のカバネリの制作に携わった全ての方々に、素晴らしい作品をありがとうございました。
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年も終わろうかという時期
プライムビデオでふと目に止まった甲鉄城のカバネリ
1クールと短く、見やすそうだなと思って前情報も何もなく再生したのがこの作品との出会い。
生駒の真っ直ぐすぎる性格
無名の年相応の可愛らしさと、年に似合わぬ大人びた態度、そして何よりも戦闘シーンのカッコよさ

各登場人物も皆魅力があり本当に面白く、カバネリの世界に魅せられてしまいました。

言葉では上手く説明できないけれど、今まで観てきたアニメでここまで気持ちが満たされたアニメは無かったのでとても不思議な気分です。
ひとつ残念なのはアニメ放送当時にこの作品を知らなかった事
それと字幕再生ができないのでセリフを一字一句確認出来ないのも残念なところ

最後に甲鉄城のカバネリの制作に携わった全ての方々に、素晴らしい作品をありがとうございました。
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5つ星のうち5.0 字幕無し
2021年1月7日に日本でレビュー済み
2020年も終わろうかという時期
プライムビデオでふと目に止まった甲鉄城のカバネリ
1クールと短く、見やすそうだなと思って前情報も何もなく再生したのがこの作品との出会い。
生駒の真っ直ぐすぎる性格
無名の年相応の可愛らしさと、年に似合わぬ大人びた態度、そして何よりも戦闘シーンのカッコよさ

各登場人物も皆魅力があり本当に面白く、カバネリの世界に魅せられてしまいました。

言葉では上手く説明できないけれど、今まで観てきたアニメでここまで気持ちが満たされたアニメは無かったのでとても不思議な気分です。
ひとつ残念なのはアニメ放送当時にこの作品を知らなかった事
それと字幕再生ができないのでセリフを一字一句確認出来ないのも残念なところ

最後に甲鉄城のカバネリの制作に携わった全ての方々に、素晴らしい作品をありがとうございました。
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3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
撇除後段劇情的不合理,甲鐵城還是有非常優異的畫面作畫水準、音樂表現
我會推薦給身邊較少接觸動畫的朋友
藍光的內容物也很豐富
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Ann
5つ星のうち5.0 無名可愛
2021年4月20日に日本でレビュー済み
撇除後段劇情的不合理,甲鐵城還是有非常優異的畫面作畫水準、音樂表現
我會推薦給身邊較少接觸動畫的朋友
藍光的內容物也很豐富
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2016年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
限定版の特典に惹かれて購入。
本編については割愛します。
今回、BOXが美樹本さんの描き下ろし、設定資料が付いてくるというのが最大の魅力でした。
購入前はペラい小冊子でも付いてくるのかなぁと思っていましたが届いてビックリ。かなりのボリュームで嬉しい誤算。キャラ三面図は勿論、小道具や衣装、背景に詳細設定(キャラの成長過程)などなど読み応えのあるものばかりで届いてすぐに読破してしまいました。
ディスクの方では声優さんのオーディオコメントが流れるのですが、これもそれぞれのキャラへの想いや監督からの指示などという制作秘話的なものが聴けて愉しく聴けました。
付属のアレンジサントラも素敵で最近もずっとBGMとして流しています(わりと穏やかなアレンジで気に入りました)
本来なら満足度☆5と評価したいところですが、個人的にアニメーターさん描き下ろしのパッケージにくどさを感じたので(連結パッケージなら甲鉄城だけのシンプルなものでもよかったし、本編のワンシーンじゃない方が嬉しかった)大変申し訳ないのですが☆4とさせていただきました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんにちは七彩塗装です。
一話目にこれだけインパクトを与えるアニメがどの位あるのだろう?
私視点ですが(自称アニオタ自負)
二話目を見たくなるアニメランキング一位です。ビジュアル BGM テンポ 脚本
スタッフの方々の仕事に対するプライドが感じられる作品です。

追記 音楽担当は澤野先生です(*^^*)
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年7月17日に日本でレビュー済み
総合的には「バイオハザード」と「進撃の巨人」を足して「ギルクラ」で叩き割ったような作品。
1・2話の「どうすんだこれ?」という絶望感が堪らなかった。無名のアクションも作画がとにかく素晴らしい。ロードムービー的な展開も期待していた。しかしながら、美馬が出てきてから「敵は人間」とかいう在り来たりな展開に…。世界観も「畳めない風呂敷」ではなかったはずなのに、最後は丸投げしてしまった感がある。中盤の「内輪揉め」なんかもどうでもよくて、屍相手にスカッとしたバトルをもっと観たかったな〜。
但し、1クールモノなのに4話入っているのは評価したい(嵩張るの好きじゃないから)。値段が高くなってしまうリスクはあるけど、やがて時間が解決してくれるでしょう…。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仮想文明開化時代の日本を舞台にしたスチームパンク x ウォーキング・デッド x バンパイア(ダンピール)要素の盛り込まれたオリジナルアニメーション。
東欧で生まれたカバネ=ゾンビは世界中で猛威を振るい、島国の日ノ本=日本も遂にその上陸を許して10年以上が過ぎた中で、打倒カバネに執念を燃やす主人公と彼が出会った人々の群像劇が熱く、まっすぐに描かれています。

日本はアニメが盛んでクールジャパンとかいった取り上げられ方をされていますが、一方で特定のジャンルが掘り下げられすぎて日本人にしか受けないガラパゴス化現象が起きています。
そういった中で監督の荒木さんはどういった要素が普遍的に、世界中の人にウケるのかを模索していると思うし、その答として今回こういった題材、要素を選んでいると思います。

せっかくAmazonプライムビデオ日本初の全世界独占配信アニメとなった作品なので、会員の方や気になった方はまずプライムビデオで見ていただきたい。
そしてそれぞれに信念をもっている魅力的な登場人物や彼らのアップで多用されるメイク手法を取り入れた肌色表現、美樹本晴彦さん原案の柔らかく魅力的なキャラクターのアクション、甲鉄城をはじめとする蒸気機関車の細かな設定や動かし方、カバネ対策に開拓された駅と呼ばれる拠点の町並みの多彩さとそこに済む人々の描かれ方、素晴らしい景観の美術ボード、澤野弘之さんによる静と動が効果的な劇伴・・・そういった要素に感銘を受けていただいたら、このBDを手にしていただきたい。

このBD第一巻には1〜4話が収録されており序盤のストーリーが上手く完結されています。
金色を効果的に使ったパッケージはもちろんですが、60分を超える澤野さんによるリアレンジのサントラCD、EDで使われた美樹本さんのイラストカード集、フルカラー116ページに渡る作品の細かな設定が判るビジュアルブック、1〜4話全てに収録されているオーディオコメンタリー・・・と本当に凝った内容物になっています。

(追伸)
BDには9月末にお台場のZepp東京で開催されるSPイベントの先行抽選申込券も封入されています。
こちらは今のところ担当声優さんたちの出演が発表されていますが、ZeppということでOP、EDを担当されたEGOISTさん達の出演もまず間違いなくあると思います。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず最初に大まかな設定が表題通り今までありそうで無かった組み合わせという所に高い評価を付けさせて頂きたいと思います。

ゾンビ物は映画やドラマでも【ゆっくり歩くvs走りまくる】【シリアスvsコメディ】などなど色々なバリエーション、ゲームなども作られ全世界で愛されて来た存在で色々な検証やオマージュを重ね新作に引き継がれながら様々な作品が生み出されて来ましたが、今まで和風の時代物に登場させてみた事はあったのでしょうか。

人類の大きな脅威であるカバネのデザインは傷から体液を介して侵入したウイルスに脳が犯される事で人がカバネと化していくという辺りは従来のゾンビと同様で分かりやすい。特筆するのはカバネ化の際に形成される心臓周りの金属皮膜の堅牢な防御力。これにより驚異の生存能力を有し、これを撃ち破る事が攻略の要となっている。攻撃方法は主に噛み付きですが(移動は走りまくるタイプ)ワザトリと呼ばれる経験を積んだカバネもいて剣技で攻撃する個体も存在します(4話参照)またビジュアルにおいてはウイルスや血潮がオレンジ色の発光イメージで描かれ、暗闇に揺らめくオレンジ色の個体や集団にはぞっとするものがある。

主人公の生駒はカバネに噛まれるが日頃の研究で得た知識から首でウイルスを止める事に成功し、人間の意識はそのままで超越した身体能力を備えたカバネリとなった。もう一人のカバネリ無名はどの様な経緯でカバネリとなったのかという所もこらからの見所の一つであります。

またこの舞台は和風ではありますが時代の割に蒸気機関の技術が発達し、それに頼った世界である。私達の習って来た世界とは似ている様ではあるが異なるそういったズレを楽しむ事が出来ます。発達した蒸気機関は武器や移動手段等に広く取り入れられこの世界において欠かせない物になっている。戦国時代辺りにもたらされた技術が定着し江戸時代辺りにかけて発展したといったイメージでしょうか。

あのアニメの二番煎じなどといった意見もある様だが共通点を無理矢理探せばその様な印象にもなるかもしれませんが、これらの組み合わせの妙を束ねた本作は充分にオリジナリティを備えた非凡な作品であると言えるのでは無いでしょうか。もちろんこれ等を活かし切る美木本晴彦氏の魅力あふれるキャラクターや丁寧な脚本(カバネとの闘いに敗れたモブのお侍さん達に個人名があったり、潔い散り方とかも何かグッと来ますね〜)声優さん達の魂の籠った演技やアクロバティックな戦闘シーンが裏付けとなり、より作品の魅力を加速させている。作画の美麗さや澤野弘之氏の重厚なサウンドトラックも重なりそれらが高次元で融合され比類なき高品質の仕上がりとなっています。

尚、本作はAmazonPrimeでも配信されていて1話を再生すれば後は自動的に最新話まで観せてくれる。もう何度リピートしたか分からないが全然飽きてこない。(データのバッファリングの関係で話が切り替わった時に画質が落ちるのは残念だが本作の評価には何ら関係ない)地味に気に入っているのは”KABANERI OF THE IRON FORTRESS”を1話の終わりのEDバージョン,2話冒頭の従来のOPバージョンを続けて聴き比べる事が出来るという所です。

ゾンビ物やスプラッターが嫌いな方にはおすすめ出来ませんが、アニメは見ないけどゾンビ映画が大好きという方をはじめ多くの方に見て頂きたい極めて質の高い作品だと思います。
60人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月10日に日本でレビュー済み
最終回の内容を含む、ネタバレありのレビューですのでご注意下さい。

最終回まで見た率直な感想は、『良いアニメを見ることができた』です。

アニメ『甲鉄城のカバネリ』は制作に携わったスタッフからも分かるように、作画、音楽は間違いなく素晴らしいです。
またキャスト陣の演技も、視聴者の心に響くような熱演で物語に引き込まれました。

さて、ここまでは大体皆さんも同じ意見だと思いますが脚本に関しては賛否両論の様々な感想が出ました。
個人的には、主人公生駒と悪役美馬の人間性に強く共感できたためこの作品が大好きです。
二人共に弱さを抱え、人間の臆病に絶望しながらも己の正義を貫いた二人の男の生き様は、美しい作画とキャストの畠中さんと宮野さんの演技も相まって、凄まじかったの一言に尽きます。
監督は生駒の輝きを、弱い主人公が立ち上がり自分の誇れる自分になる瞬間を描きたいとおっしゃっていました。
そして、生駒の葛藤、挫折、そして覚悟が我々に伝わったためこの作品は成功に終わったと確信しています。

ここまで作品を絶賛しましたが、8、9話の急激な展開には少し勿体無さを感じました。黒血漿の力を描くために滅火のシーンは必要だと思いますが、展開の強引さや若干の違和感のようなものを感じました。(しかし、黒血漿はラストの展開に繋げるために必要ですし、私はこれ以上の良い展開を思い付きません。)
また、美馬が生駒の命を救った展開は、私は嬉しかったですが、これは見た人の捉え方次第だと思います。

ここまで生駒を中心に感想を述べましたが、他のキャラクターも人間味のある、良い人物でした。
そしてメインの生駒と無名は魅力的で愛すべき人間でした。この二人に出会うことができて本当に良かった、そう私は思いました。

甲鉄城のカバネリはまず自分の目で見て欲しい、そんな作品です。
少しでもこの作品に興味を持つ人が増えてくれたら本望です。長文、乱文失礼しました。

7月17日追記
現在、アクアシティお台場にて開催されているカバネリ&バッテリー展で最終回の絵コンテと荒木監督のコメントを見ました。
そこでは、美馬の人間性と考え方について詳しく語られています。
興味を持った方は是非見ていただけると、よりこの作品の魅力に気付くことができると思います。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート