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ペルソナ5 - PS4
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この商品について
- 初めての人も、知ってる人も、誰でも楽しめる痛快RPG『ペルソナ』が、空前の大ボリュームで登場。
- 大都会“東京"の学校に転入することになった主人公の少年となって、最高に楽しい一年間を過ごそう。昼間は高校生として、大都会で始まる学園生活を自由に謳歌。毎日をどうすごすかはあなた次第。
- 夜は怪盗となって、弱き人々を救うため大都会を暗躍。 仕掛けられた多彩なギミックも、怪盗ならではの鮮やかなアクションで潜り抜けよう。
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 年齢対象 : 15才以上対象
- 梱包サイズ : 16.6 x 13.4 x 0.4 cm; 158.76 g
- 発売日 : 2016/9/15
- ASIN : B01F377U84
- 製造元リファレンス : PLJM-80169
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,937位ゲーム (ゲームの売れ筋ランキングを見る)
- - 578位PS4ゲームソフト
- カスタマーレビュー:
商品の説明
商品紹介
※電子説明書を取り入れているため、商品のディスク取り出すのケース底面にURLが記載されています。
ご注意(免責)>必ずお読みください
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メーカーによる説明
すべてのRPGファンに贈る。「ペルソナ」ナンバリング最新作が登場。
初めての人も、知ってる人も、誰でも楽しめる『ペルソナ』シリーズナンバリング最新作が遂に登場。
『ペルソナ』とは、現代日本の街を舞台に学校や友情、恋愛などの身近な出来事を体験しながら、
同時に不可思議な噂や都市伝説などオカルティックな事件に立ち向かうジュブナイルRPGシリーズ。
心の力『ペルソナ』能力に目覚めた少年少女たちが出会い、幾多の困難に抗い、成長していく物語が描かれている。
過去作を知らない方でも大丈夫。今作のみで楽しめる。
■豪華版「ペルソナ5 20thアニバーサリー・エディション」
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◆豪華<P5アート>トレジャーBOX |
◆ペルソナ5 ART BOOK(仮称)表紙は副島成記描き下ろしの豪華装丁。 今作の制作にあたってかきおろされたイラストや、設定画、ラフ画など 様々な未公開イラストまでも収録したオタカラ画集。 |
◆ペルソナ20thアニバーサリー・オールタイムベストアルバム<CD5枚組>ペルソナの20周年を記念した超豪華5枚組サウンドトラック。 それぞれのディスクには、各シリーズタイトルの選りすぐった名曲に加えて、 この豪華版のためにつくられた『スペシャルアニバーサリー・アレンジ曲』も収録。 DISC1:女神異聞録ペルソナ/他 DISC2:ペルソナ2罪・罰 DISC3:ペルソナ3(FES)/他 DISC4:ペルソナ4(THE GOLDEN)/他 DISC5:ペルソナ5 |
◆スペシャルコラボDLCセット①スペシャルペルソナセット 「P5ver.オルフェウス・賊神&P3ver.オルフェウス」 「P5ver.イザナギ・賊神&P4ver.イザナギ」 副島成記によるピカレスクアレンジを含んだペルソナ2体と専用スキルのセット。 「もしP5の主人公があのペルソナを召喚したら…?」 究極の “ if ” コラボレーション! ②コスチューム&BGM&ジングルセット 「怪盗衣装:P3月光館学園制服」パーティメンバー<9人全員分>&P3バトルBGM&ジングルセット 「怪盗衣装:P4八十神高校制服」パーティメンバー<9人全員分>&P4バトルBGM&ジングルセット ゲーム内で使用できるコスチューム(パーティメンバー9人全員分)に加え、バトルBGMとジングルがP3、P4バージョンに! ③アニバーサリー・エディション限定「副島成記描き下ろしスペシャルカスタムテーマ」 ペルソナチームがデザインを手掛ける、アニバーサリー・エディションだけのオリジナルカスタムテーマ! ※カスタムテーマ以外のDLCは、後日有償販売予定です。 |
大都会・東京が舞台。 スリリングな二重生活。
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大都会“東京”の学校に転入することになった主人公の少年となって、最高に楽しい一年間を過ごそう。 昼間は高校生として、大都会で始まる学園生活を自由に謳歌。 学校に行ったり、放課後は友達と遊びに行ったり、バイトしたり、デートしたり。 毎日をどうすごすかはあなた次第。 |
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悪いオトナを懲らしめろ。 空前の大ボリュームで贈る、痛快RPG。
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夜は怪盗となって、弱き人々を救うため大都会を暗躍!? 人々を困らせる悪いオトナの心の世界「パレス」から、歪みの元「オタカラ」を盗み出して、改心させろ。 心の世界「パレス」は主の欲望によって古城や、美術館、果てはピラミッドなど多様な姿で怪盗団を待ちうけている。 仕掛けられた多彩なギミックも、変装で敵の目を欺いたり、怪盗ならではの鮮やかなアクションで潜り抜けよう。 笑いあり、涙あり、サスペンスありの「ジュブナイル活劇」が、いよいよはじまる。 |
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
しかし数年後完全版が出ました、やった事ない人は追加シナリオのあるペルソナ5Rをおすすめします。
全体的な印象として、シナリオはより色濃く、システムは3、4を基準にさらに進化したという感じで、まさに正当進化という印象です。
以下、プレイ12時間でのファーストインプレッションで良かった所を箇条書きにしていきます。
⚫日常パートの快適性
PVを見てた印象だと街がフリーカメラで広さと複雑さが増した分施設の行き来のテンポが悪くなるかと不安だったのですが、
街を探索して一度見つけた店や施設は全てショートカットポイントとして細かく登録されるので、街の規模は過去最大ですが、行きたい場所にはショートカットですぐいけるので、日常パートの各地の行き来はシリーズで一番快適です。
コミュは今までだとどのキャラが何曜日にコミュがとれ、場所はどこかとかメニューでいちいち調べてから計画を練らなければいけなかったのですが、今回はマップのショートカット画面を開けば、各街事にタロットカードのマークが表示され、その画面で□ボタンを押せば、誰がコミュがとれ、誰のコミュのランクが上がるのか、コミュの詳細が一目で分かるようになり、かつその画面のままショートカットで移動できるようになったので、テンポが非常に良くなりました。
また、関係を結んだキャラがコミュをとれる日、またはコミュのランクが上がる日はSNSに交流の誘いが連絡の履歴として残ってるのでその履歴にアクセスして交流の要求に対して了承を得れば仲間のいる場所までショートカットで飛んでいけるのも便利だと思いました。
コミュのランク事のエピソードに応じてSNSの誘い文の内容が変わるのも芸が細かくていいです
⚫進化したコミュ(コープ)システム
今までだとコミュの意義はペルソナ合体でのボーナス経験値を得る為というのが主な意義でしたが、今回はそれに加えて、道具作成やサードアイなど各キャラ事に持っている違った特技を、新しいパートナーとコミュの関係を結んだり、キャラ事のコミュのランクを上げる事で、主人公が新しくその技能を得たり、店の商品が増えたりして、コミュのメリットがさらに増えた事で、キャラとの交流の楽しみがより増しました。
⚫進化したダンジョン攻略
ダンジョンは前作のようなコピぺダンジョンじゃなく、一つのしっかりした作りのダンジョン構成で、ゼルダのダンジョンをイメージしていただけると分かりやすいと思います。
敵と戦いながら、サードアイという、目に見えない物が見えるようになる特技を駆使して、謎解きと、抜け道を探しながら攻略していくというスタイルです。
10~20分くらいの間隔でセーフティルームという中継地点があり、そこでセーブとショートカットができ、ダンジョン脱出もできます。
一度訪れたセーフティルームは、ショートカットポイントとして全て登録され、次に探索する時はその最後に訪れたセーフティルームに、ショートカットで移動して探索を再開していくというのが、一連の流れとなります。
この一つのダンジョンがかなり広く、最奥にあるココロのお宝を盗む為に少しずつ進んでいくというのが、まさに怪盗気分で緊張感と歯ごたえが物凄くあります。
一応救済処置としてカエレールといういつでも脱出できるアイテムと、エンカウントを回避できるようになるアイテムを自室で作成できるので、すぐにやめれないのでは?と思うかたは安心を
あと、一応注意点として、ストーリーのネタバレにも関わるので詳しく言えませんが、ダンジョンの攻略期限より3日か4日くらい余裕もって攻略しないと詰む可能性があるので、注意してください。
結構そこで引っかかってる方が多いみたいなので一応記載しておきます。
セーブは多めに残しておく事を推奨します
あと、探索パートで□ボタンを押せばメンバーの回復スキルを使って一瞬で全員のHPを全回復できるのも便利です。
⚫戦闘面について
弱点ついて行動回数を増やす同じみのプレスターンバトルですが、
一度弱点をついた敵はその敵に対してつける弱点属性の技をキャラクターが所持してる場合、そのキャラのスキル一覧とターゲット選択のカーソルに「weak」と表示されるようになったのと、その状況の時にR1ボタンを押せば一括でその弱点をつけるスキル画面、またはその弱点属性の技を所持してるペルソナへと変更できるため、今までのように、アナライズで一々弱点属性を調べてという一連の作業をしなくてすむようになったので快適かつ、物凄くテンポがよくなりました。
また、ペルソナチェンジをするとそのままチェンジしたペルソナのスキル選択画面まで画面の切り替えなしでいけるのもテンポがいいです
スキル、通常攻撃、アイテムなど各コマンドが全てボタン事に割り振られていてワンボタンで各コマンドの選択画面にいけるのも素晴らしいです。
また、一番上と下の難易度を除けばいつでも難易度変更は可能で、RPGが得意な人でも苦手な人でも楽しめるように配慮されています
また、ボス戦なら負けたらリトライで何度でも戦い直す事もできます。
⚫進化したボスバトル
最初のボスバトルのみの感想ではあるのですが、ボス戦はギミックを利用したものへと進化していてできる事が増え、
単純に弱点をついて攻撃して倒すのではなく、そのボスのステージにあるギミックを利用する為キャラの適正や状況を考えて仲間を一人派遣したり、会話交渉したりと、攻撃以外にできる事が増え、今までよりも戦略性と臨場感がかなり増していて、コマンドバトルとしては革新的な戦闘になっていました。
⚫シナリオについて
シナリオはまだ、プレイ12時間で最初のボスを倒し、まだ一カ月しかプレイしてない範囲ではあるのですが、ここまでの感想として、とにかく話の内容が濃く、厚みのある話、描写だと感じました。
仲間との出会いから、かなり不遇な環境にある仲間達の背景とその葛藤を丁寧に描き、感情移入させ、
壁となっている大人の醜さ汚さを、描写を押さえずにこれでもかという程生々しく描き、プレイヤーを強く動機付けさせ、
自分の殻を破り成長した仲間達が壁となっていた大人を乗り越えていくという、この一連の起承転結の流れが物凄く丁寧で、
かつ、対立している大人を少年少女が乗り越えていくという話の展開が 、少年少女の自立というペルソナのシリーズ共通のテーマの部分を今まで以上により色濃くしているように感じられたのもあって、まだ最初のボスを倒しただけですがいきなりラスボス倒したかのようなカタルシスが得られました。
やはりピカレスクという難しい題材は、
登場人物達の行動、主張にどれだけ強く説得力を持たせ、 プレイヤーに感情移入させられるかが勝負だと思うので、
シリーズの中では中々のエグさのある描写も臆せずにしっかり描いて客観的な倫理感として、正義と悪の分かりやすい対立構造にプレイヤーの感情を持っていっているのが良かったです。
もちろん最初の展開とピカレスクというテーマの事を考えれば、この先も単純な正義が悪を倒し続けるというような安易な展開になるかは分かりませんが。
扱ってる題材も日々の報道でよく見るような事件を扱っていて、実際にそういう事件が起きた時の周りの被害者の心理、状態や、その事件を起こしてる加害者の動機の理由とか現実でもこんな感じなんだろうなと思わされ、加害者と被害者の状況描写が宙に浮いてなく現実味があるので入っていきやすかったです。
個人的にこのシリーズで一番いいと思ってるのが人間の心理描写がとにかく上手くて単にゲームの中のキャラの心情にとどまらず、身近に感じられるような内容なので、今回もそこを外してなかったのでよかったです。
またペルソナ覚醒などの一番大事なシーンは、ちゃんとモーションキャプチャの入ったイベントムービーが導入されて演出強化されてるのでイベントシーンにより臨場感が増してシナリオに厚みが増しているのも素晴らしいと思いました。
⚫欠点
欠点というか、パッチで改善してほしい事としてカメラの自動回転のon、off機能追加してほしいです。
ダンジョン攻略はステルスで物影に隠れながら敵の背後をつくというのが基本なのですが、ステルス要素は細かい操作が要求されるのでカメラの自動センタリングと相性が悪いと思い、個人的にはこれが改善されるだけで操作性が全然違うと思うのでパッチ改善を希望します。
あとマップが少し小さいので拡大機能と自分の方向とリンクしてマップが回転するのもオプションで追加されればいいかと。
あと、これは自分のワガママで、気になる人はそんなにいないと思うのですが、
総攻撃の演出の簡略化のon.off機能がほしいかと。
総攻撃の始まりとフィニッシュのアニメーションを省いて△ボタン→即カットイン→ボコボコ→アニメーション抜いたフィニッシュカットインみたいな、4みたいなシンプルな演出でも見た目的には十分楽しめるので、それが実現できればよりテンポが良くなるかなと思いました。
自分が気になったのはこの三点だけですね。
※あと、4月からそこそこ進めての追記ですが
序盤の導入が長いのと、自由度がややないとの声がありますが、
5月くらいから新たにできる事や自由度がどんどん増えていきます。
また、早い段階でコミュキャラに、行動の自由度を増す特技を多く持ち、コープランクを上げればダンジョン探索後も夜行動ができるようになるコミュキャラも登場するので、それを上げればさらに自由度が増していきます。
あと、よくいわれてる欠点なのですが、それをカバーできる気付きにくい操作方法があるので、一応まとめときます。
1.戦闘後のリザルト画面(主人公が走り抜ける演出のもの)は、△ボタンを押してる間は早送りできるのですぐに終わる
(日常会話も△ボタンで早送り可能)
2.カメラの方向リセットは×ボタンでできる
3.ジャンプアクションは、○ボタンを押しっぱなしで移動すれば勝手にジャンプする
これらを知ってるかどうかで操作性が大分違うと思うので一応記載しときます。
あと、メニューは△ボタンで一括閉じできるのと、ゲーム開始時のP5のロゴマークはオプションボタンでスキップできます。
⚫まとめ
まだ、プレイ12時間で4月末ですが、これが水増しのボリュームではなく、この12時間が物凄い質が凝縮されたものだと感じたので、とにかくアトラスが本気で作り込んだという気合いが伝わってきました。
コンシューマーの売り上げが下火となってる今の時代、大作ナンバリングなんかは前作や過去作の評価にあぐらかいて次は手抜きのゲーム作ってくる事が多いのに、そこに甘んじないで、あえて前作の評価のプレッシャーを全て背負って一切妥協のない作りの作品を出してくるという、
こういう儲け主義に走らずにユーザーの事を第一に考えてクオリティを最重視している感じがプレイしていて随所に感じる事ができるので、
本当に待った甲斐があったと心から思いました。
またクリアしたら追記しようと思います。
★クリア後追記
発売から一ヶ月かけてようやくクリアしたので追記します。
ネタバレはありませんがシナリオのテイストの感想はあります。
クリアは約90時間
率直に言って本当に素晴らしかった。
個人的には今年プレイしたゲームでは圧倒的にこのゲームが面白くて、大作の期待を見事に答えてくれました。
⚫ストーリーの感想
ゲームをプレイしていく中で
毎回思いもつかない形で姿を変える
今の社会を皮肉ったパレスの心象風景や、社会病理ともいえる欲望にとらわれ、それを上手く表現してるボスバトルがメリハリや驚きがあって面白いのと、
外圧によって苦しむキャラの境遇やそれを乗り越える過程などに毎回強く感情移入させられる為、だれが全く来なかったです。
そして、ゲームも終盤でそろそろ終わりかと思う頃に、さらに怒涛の展開が押し寄せ、興奮を一気にピークまで上げられる為、常に刺激的な気持ちでプレイできました。
長丁場のゲームですが、前記した物が全て合わさり、ゲームの合間合間で盛り上げるべき所をしっかりと盛り上げてくれる為、常に次の展開や先が気になって止められなかったです。
また、全てのキャラのエピソードを見れたわけではないのですが、
今回はメインはもちろんですが、
サブキャラのコミュのエピソードの出来もどれも素晴らしかったです。
社会と対峙しそれを打破する個人というゲームのメインテーマに沿ってシナリオが描かれてる為、今までのシリーズより皆抱えてる物が重い。
そして、主人公との関わりの中でランクを重ねる事に気持ちの変化が芽生えていくというのは今までと同じ流れなのですが、
一つ違うのは主人公が怪盗団であり悪人の心を変えられる力を持っているということ。
そのコミュエピソードで間接的に最後の背中の一押しができるわけです。
それが怪盗団の魔法の力によるご都合展開というわけではなく、
外圧や自らの悩みと対峙し続け、最後の一歩を踏み出そうとしている人間は、何か一つの大きなキッカケさえあれば現実は変えられるというメッセージ性にも感じられ、シリーズの中では中々重めのエピソードが多いぶん、各々が抱えてるそういった物を打破していく展開はどれも感動的でした。
これはメインシナリオにも共通してる部分だと思います。
逆境の最中にいる人の自分の力ではどうにもならない最後の壁を、怪盗団の力を使って取り除いた時その人はどんな景色を見出だし、どう生きようとするのかという、
理不尽な外圧により、抑圧された本来の自分の解放の過程という、物語を見る事により、何か前向きな気持ちになれる。
現実的じゃなくただの都合の良すぎる綺麗事ととればもうそれまでなんですが、
外圧に本来の自分が抑圧されるというのは誰もが感じる事だと思うので、プレイし終えれば、何か前向きになれるゲームなんじゃないかなと思います。
また、勝てば官軍の世の中の価値観に対してのアンチテーゼ的な面の強いシナリオですが、
善と悪、両者の言い分はキチンと描写され、善の中の独善性、正義の押し付けなどにちゃんと言及する場面もあるのも好印象です。
また、悪い大人を改心させるという物語に、先入観で抵抗感を持ってる方もいると思いますが、
辛い経験を乗り越えたがゆえに、その経験を生かし、同じような想いをしている人の為に役立てたい。だが迫害されたがゆえに、大人や社会全体への強い不信感と反逆の感情がある。
そういった相反する感情を合わせもつ怪盗団の行動原理を、過酷な環境と、十代ならではの繊細な心から生まれた、ごく自然な想いと理解でき、心を変える為改心させるという荒い行為も、そういった反逆と救済の相反する気持ちの現れと、
表現として理解できる。
十代であんな目にあって物分かりの良い大人な感情持ってたら不自然だと思うので、
行為の是非だけ問わずに、行為の裏の感情や人の気持ちなど、物語の行間に想いをはせられ、
何かしらの迫害を受け社会から居場所をなくした、まだ成熟していない十代の少年少女の
振りかざす正義という設定をフィクションの物語としてとらえられるなら、
悪人の際立たせ方が強い物語ですが、悪い大人を成敗していくという物語に、抵抗感を持ってる大人の方でも楽しめるのではないかと思います。
あと、今回は今までと比べ、年齢のいった大人が多く登場し、大人目線での社会の中での葛藤というのが多く描かれてるので、前記したような事と、ペルソナが十代の青臭い物語という先入観で抵抗持ってる方でもわりかし入っていきやすいかもしれないです。
⚫欠点
ここまで絶賛しましたが細かい粗があるのも事実です。
まず演出面のテンポ
人間パラメーターのアップや、シナリオ上絶対に必要なのは分かるのですが、
街や学校での大衆の声を表す演出がややしつこく導入される事など、省けそうな演出が結構あり、連続性の強い物こそ演出をテンポの良いシンプルなものにして、そうじゃない物はハデにするという方が、バランスがいいのではないかと思います。
秒数にして1~3秒、連続性の強い物はこのわずか数秒を微調整するだけで体感のテンポ感や快適性とかストレスが全く違うと思います。
いずれも気にならない人は全く気にならない小さなレベルのものですが、気になる人は少し気になるのではないかと思います。
あとダンジョンで敵に気付かれるエンカウント判定もうすこしゆるくしてもよかったかなと思います。
せっかくステルス要素があるのにそれが主にバックアタックをつく為の手段になってるので、もう少し簡単にやりすごせても、よかったのではと思います。
普通潜入というのは基本敵に見つからず時には敵を倒しながらひっそりと奥地に進むというものだと思うのですが
エンカウント回避のアイテムこそあれど、それを使わない場合、
P5はパレス内の7割くらいの敵を駆逐しながら奥地に進む感じになるので、潜入感を出すという演出的な意味でも、少しゆるくてもよかったかなと思います。
メガテン4から4Fへとシステム周り全体を、エンカウント判定や、テンポ面など、細かな粗を一つ一つ少しだけ微調整しただけで劇的に進化したようにペルソナ5もパッチで調整したらいいのになと思いました。
本当に面白いゲームだけにこういう細かい所が本当にもったいなくて、軽く微調整してより遊びやすさを向上させるだけでもっともっと面白いゲームへと進化する事ができるのににもったいないと思います。
色々書きましたが、別にゲーム性を劇的に損なうものでは全くなく、本当に気になる人は気になるかなってレベルの物なんですけどそれと同時に完全無欠のゲームというには惜しい部分があると思うので書かせていただきました。
⚫ペルソナシリーズに興味のある方へ
このゲームに向いてそうな人としてあくまで主観ですが、
・がっつり遊べるゲームがやりたい
・戦略性テンポの良いコマンドRPGが好き
・計画的に物事を進めるのが好き
・キャラとの交流で仲を深めるのが好き
・ダンジョン攻略は少し歯応えがほしい
・人の悩みや境遇に感情移入できる
・長めのイベントシーンにも耐えられる
・世の中理不尽な事が多いと思う
上記の点がどれか合えばこのゲームが楽しめてるのではないかと思います。
合いそうにない方は上記の点を全てを逆の意味にしてみれば参考になるかと思います。
印象的に気が滅入るような暗い話なんじゃないかと思われてる方は、本当に気が滅入って人を選びそうなのは序盤の序盤だけで、
そこからは理不尽な逆境からの逆転劇という爽快感や驚きの方が勝る展開の連続なので、純粋な娯楽としても充分楽しめるゲームだと思うのでそこは心配する必要はないと思います。
⚫まとめ
最後になりましたが、
どんな作品でも作品のテーマとしている物を中心軸としてしっかりと立ててあり、そこを中心にシナリオしかり美術やシステムなど、随所にこだわりを持って組み立てていくという、
こういうゲーム全体に1つの一貫したものがあるゲームは非常に心に残りやすいです。
ゲームのテーマを表す物は
3は命を表す「銃」
4は内面を見透かす「霧とメガネ」
5はしがらみと解放の「鎖」でしょうか
ナンバリング事にテーマこそ違えどその扱ってるテーマと対峙しながらそれに必死に立ち向かっていくキャラクター達の姿には毎回どれも感動させられます。
また今回のペルソナでは「認知」というワードも一つのテーマとなっていて、
何か一つの出来事があったとして
その出来事には実は良いも悪いも存在しなく、
それは、全て個人や社会の尺度によって
何が幸福で何が不幸かと決めつけられた価値観による認知の結果にすぎない。
現実というのは捉え方次第で全て変わり、
プラスにもマイナスにもなりうるものという
強いメッセージ性を感じ、
認知というテーマと、社会の価値観から外れた怪盗団、既成概念からの解放と逆転劇、パレスによる人の主観の視認化とその欲望への依存と別離、
そして彼等の認知による正義というものへの捉え方とは?
そういった物語が作品のテーマに深みを増してくれました。
物事の捉え方が変わり、前向きな気持ちになる事ができるゲームだと思います。
生き辛い世の中や逆境の中でどう生きるかなどという事を問い詰めるような内容でゲームのテーマとしてる物を吟味して遊べはクリアした後の物の見え方が少し変わって見えるというのはシリーズ共通で、今回もそんな体験をさせてもらいました。
長くなりましたが本当に素晴らしいゲームです。たくさんの方が手に取ってもらう事を願います。
長々と失礼しました。
高評価&中古価格に誘われて何の気なしに購入したのが大当たり。
フルボイス、アニメ挿入、BGM、ゲーム内の細かく描かれた背景や風景、アイコン…etc。
どれをとっても作り手側の気迫が感じられるゲーム内容にただただ脱帽。
3周していまだ楽しんでます。RPG好きなら買って損なし!
ターン数が決められてるので、失敗すると出来る事が少なくなります!
そうすると何かきになっちゃって自分はあんまりでした!
ファンタジーじゃなくて学園もので現代の話だけど、ゲームの中身はしっかりしているし、恋愛とか友情やパラメータ育成要素もあり、ペルソナ育成や合体もあり、戦闘もリズミカルでテンポも良く、音楽もカッコよい。
最近は強い相手に何度もやり直すとか億劫になってきたのもあり、なんといっても難易度がちょうどよいのが気に入った。
同じようなゲームにならないようにまた続編とか作ってくれると嬉しいですね。