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吹けよ風 呼べよ嵐 Kindle版

4.1 5つ星のうち4.1 103個の評価

剛腕の歴史小説旗手が放つ川中島合戦!
義を貫いてこそ―
上杉謙信と武田信玄が鎬を削る北信濃の地で、若武者須田満親が、才を磨き、戦塵を駆け抜ける!

徹底的な現地取材を基に描く新たな合戦像!
時は戦国、あまたの武将ひしめく北信濃の地。甲斐の武田晴信(信玄)は、今川・北条と盟を結びつつ野望の眼を北に向けた。北信の盟主村上義清に忠義を尽くす須田家の後継満親と、従兄にして刎頸の友でもある須田庶家の信正。川中島に所領を持つ二人の若者は悩み、葛藤する。道は二つ、裏切ってでも生き残りを策すべきか、滅ぼうとも義を貫くか。やがて武田の脅威に抗しきれなくなった時、満親は越後の長尾景虎(上杉謙信)に支援を請う使者に立った……。北信濃を巡って謙信の義と信玄の欲が火花を散らす中、流転を強いられる須田一族の運命は――。
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商品の説明

著者について

1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を、『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「本屋が選ぶ時代小説大賞2013」を受賞。最新刊に『天下人の茶』。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B01FSGHCW4
  • 出版社 ‏ : ‎ コルク (2016/3/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/3/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1768 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 371ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 103個の評価

著者について

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伊東 潤
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伊東 潤

(いとう・じゅん)

1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、外資系企業に長らく勤務後、執筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った実用書を相次いで発表。2011年『戦国鬼譚 惨』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『城を噛ませた男』で第146回直木賞候補となる。最新刊は『叛鬼』。

主な著書に『武田家滅亡』『山河果てるとも』『戦国無常 首獲り』『戦国鬼譚 惨』『幻海 The Legend of Ocean』『戦国鎌倉悲譚 剋』『北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録』『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』本屋が選ぶ時代小説大賞2011」受賞)『義烈千秋 天狗党西へ』などがある。

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
103グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地方の豪族に絞り込む事で戦国期の幅広い背景が面白い
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
越後から甲斐に至る舞台の設定となる地域の、地理の説明が細かくて、とても勉強になります。歴史好きや旅行好きの方、また歴史小説を書きたいという方には参考になるのでは?…次に小説の内容について…完結していない感もありましたが、謙信ずきなら買っても問題ないでしょう。
2017年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
川中島合戦の土豪の闘い、時代の激戦地に生まれた土豪はいずれかの勢力に寄って戦う定め。最後は生き残った者が勝者になると思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年10月7日に日本でレビュー済み
戦国史上有名な第四次川中島の戦いに至るまでを描いた力作です(しかしすごいタイトルですね)。

謙信と信玄でなく、主戦場となった北信の武将須田満親を主人公に、敵味方に別れた同族の友や旧主村上吉清など、旧領復帰をかけて戦う小領主たちを前面に据えた点が斬新ですね。文字通り「一所懸命」に土地にしがみつく主人公が、謙信の義に生きる姿にうたれ変わってゆくさまもたくましく美しいです。

物語は第五次川中島合戦の後ほどで終わるのですが、史実によれば、満親も同族の友である信正もその後不幸な死に様を迎えるようです。そこまで描ききっていたら、またひと味違った作品になったかも…と思うのはないものねだりでしょうか。
2019年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊藤潤先生の作品が好きで,本書も手にしました.北条贔屓(?)の伊藤先生が,敵対する信玄や謙信をどのように描くのかも興味がありました.

戦国時代も中盤から後半になると,小勢力は自立出来なくなり,大勢力に従うか滅亡するかの選択を余儀なくされる.本作品に描かれる須田満親も,まさにそんな時代の荒波に巻き込まれた小豪族の一人.私は本書を読むまで満親のことは全く知りませんでしたが,別の書で調べたところ一廉の人物のようです.

満親は信玄の我欲に任せた侵攻を良しとせず,義に生きる謙信に惹かれ臣従してゆく.小豪族とは言え義を貫くために命をかけるその生き様に,少なからぬ共感を抱いた.また信玄や謙信の描かれ方は,私の思う伊藤先生像と違わぬものでした.

大大名の歴史を変えるような豪快な生き方には憧れますが,なかなか自分自身の人生には反映出来ません.こういった小豪族の人生の方が,共感出来る部分が多いような気がします.素敵な作品だと思います.
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月30日に日本でレビュー済み
『吹けよ風 呼べよ嵐』(伊東潤著、祥伝社)は、上杉謙信と武田信玄が5度に亘り戦った川中島合戦を舞台に、謙信方の若き武将・須田満親を主人公とする歴史小説です。

川中島合戦は、北信濃への領土拡大を図る野心家の信玄と、北信濃の国衆(国人、土豪、地侍)たちから助けを求められ、義の名のもとに信玄の野望を挫こうと立ち上がった謙信が長期間、鎬を削った戦いですが、謙信に頼ろうとした人物こそ、満親の主人筋に当たる北信濃の盟主・村上義清だったのです。こういう背景を考えると、本書で、恩義のある謙信が「義」の化身、敵の信玄が「欲」の権化として描かれているのは已むを得ないでしょう。

「意外にも、その声は快活だった。景虎(謙信)の年齢は、満親より6歳年長の24歳なので、考えてみれば当然である。・・・これが、22歳で越後を統一した傑物か。・・・『よかろう。神仏は義に味方する。わが手で武田晴信(信玄)の首を獲り、北信の地に静謐をもたらしてみせよう』」。

「『晴信は調略をもっぱらとし、利で誘って多くの者どもを傘下に組み入れます。それゆえ、われらは内から崩された次第』。『内からか』。景虎が嫌悪の情をあらわにした。・・・戦わずして領国の拡大を目指すことが、国人土豪の盟主である戦国大名の使命であり、そのためには手段を選ばないのが常である。しかし、景虎という男だけは違うらしい。・・・『戦に負けた武将の治める地の民は、甲斐に連れていかれ、市で売買されます』」。

「景虎の声が上ずる。『そうだ。この世は戦ばかりだ。なぜに皆、相争う。戦って勝ち、その後に何を求める。すべては空しきものではないか』。・・・『そなたの申す通り、この世は欲に憑かれた者ばかりだ。皆、己の栄華のために他人の苦しみを顧みず、他人の物を奪うことだけに血道を上げておる。その典型こそ武田晴信』」。

テンポよく物語が展開していくので、一気に読み通してしまったが、川中島合戦がどのように行われ、謙信、信玄の戦略・戦術がいかなるものであったのかが、臨場感豊かに伝わってきました。これこそ歴史小説を読む醍醐味です。

「信濃先方衆の故地奪回は成らなかったものの、以後、信玄は越後国への本格的侵攻をあきらめ、上野国へ、さらに駿河国へと駒を進めていく。信玄の戦略構想を根本から変えさせたという意味で、政虎(謙信)と越後国衆にとって、この戦い(第四次川中島合戦)は意義あるものとなった。結局、信玄は飯山領を除く信濃全土を制圧したとはいえ、天文10(1541)年に諏訪郡への侵攻を開始してから、ここに至るまで、おおよそ20年の歳月をかけてしまった。しかも川中島の制圧には、その半分の10年がかかっている。その時間的損失が、天下を制して幕府を開くという、信玄の野望を頓挫させることにつながっていく。・・・第五次川中島合戦と呼ばれる戦いは、対峙だけで終わった。甲越両軍の川中島をめぐる戦いは、これが最後となり、両雄の直接対決も二度と行われることはなかった」。

生き残りを懸けた戦いの陰で調略、裏切りが盛んに行われたが、武田方の調略担当として、真田信繁(幸村)の祖父・真田幸綱が大活躍します。「北上策を取り始めた甲斐の武田晴信と、その手足となって暗躍する真田幸綱が、北信の国衆の間に疑心暗鬼の火種を撒き散らし、国人たちは互いに腹を探り合うようになっていた」。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年10月30日に日本でレビュー済み
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 歴史に埋もれた人物の目線を借り戦国を見る作者オハコの作風です。今回は、お馴染みの武田がらみの川中島ですが立ち位置が攻め込まれた北信側というのが目新しいです。いままで、村上義清等の立場で書いた作家さんがどれだけいたでしょうか。今回は、さらにその下の国人「須田氏」が主役です。かなり目立たない存在ですが、史実ではなかなかの人物だったらしく、川中島戦を筆頭に上杉勢としてさまざまに活躍した様子です。
 内容は ライバルとの絡みや 妻との愛 小国人の悲哀などを絡め、のちの謙信の下、信玄の進行に徹底抗戦をした様子が臨場感を伴って味わえます。 自分としてはラストにもう一捻り欲しかったと、この作家さんなので期待値を上げてしまった感がありました。 しかし、決して駄作では無く充分楽しめました。川中島戦ものは色々ありますが、また新しい戦記が読めたと満足しています。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年9月29日に日本でレビュー済み
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登場人物を格好良く描こうとしているからかなあ?わかりやすい対比もありがちかなあ?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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