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はなとゆめ (角川文庫) Kindle版
なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか――。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2016/7/23
- ファイルサイズ2048 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
出版社からのコメント
『天地明察』『光圀伝』に次ぐ、歴史小説第3弾!!
異才・冲方丁が千年の時を超えて描き上げた、平安王朝絵巻!
異才・冲方丁が千年の時を超えて描き上げた、平安王朝絵巻!
著者について
●冲方 丁:1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』でスニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞受賞。09年に刊行した『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞。2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。他の著作に、『テスタメントシュピーゲル』『もらい泣き』など多数。
登録情報
- ASIN : B01IOFMZOG
- 出版社 : KADOKAWA (2016/7/23)
- 発売日 : 2016/7/23
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2048 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 333ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 48,659位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞 を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2009年、天文暦学者・渋川春海の生涯を描いた初の時代小説『天地明察』で第31回吉川英 治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞し、第143回直木賞の候補となる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『マルドゥック・スクランブル』(ISBN-10:4152091533)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月23日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
本書は枕を下敷きにして、その世界を想像して描いた作品ですが、讀了して枕観が變りました。清少納言は中宮定子に仕えた頃の随筆を集めた枕が日本文學の中で不朽の地位を占める理由は、宮中の中にあって前向きな明るさや機知に富んだ面白さが人々を魅了して止まないからでしょう。枕は中宮定子に仕えた7〜8年の間に書き留めたものを纏めて成立した、と學校では習いますので、文學作品の一つという認識にしか成りませんが、本作は宮中での宣傳戰の道具、紙爆弾という視點で枕を捉えて居て、成る程と思いました。枕の「記事」に就いて、史実と異なる部分がある、とか、整合性の取れる記録が相手方に見つからないなどという批判をする人が居ますが、公文書では無いのですから、其の様な見地からの批判は的外れに外なりません。抑、史実か如何か等と考えながら枕を讀む方がどうかして居ます。枕は怪文書(?)的な面も含めて本邦に於けるジャーナリズムの魁だったのかも知れませんね。何にしても、私達を宮中に招いてくれる素晴らしい著作である事には代わり有りません。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「天地明察」「光圀伝」が面白かったので、この作品も読んでみました。
終始清少納言の語り口で綴られていた点に、個人的には読みにくさを感じたのですが、読み進めるうちに清少納言本人が書いているような錯覚を覚えました。
あくまで小説なので清少納言の実像とは異なるのかもしれませんが、「高慢」「高飛車」「自慢しい」と言った悪い側面の彼女のイメージが覆されたのは新鮮な驚きでした。
解説の方も書かれていますが、この本を読んだ後に読む枕草子はまた違った味わいがあると思います。
終始清少納言の語り口で綴られていた点に、個人的には読みにくさを感じたのですが、読み進めるうちに清少納言本人が書いているような錯覚を覚えました。
あくまで小説なので清少納言の実像とは異なるのかもしれませんが、「高慢」「高飛車」「自慢しい」と言った悪い側面の彼女のイメージが覆されたのは新鮮な驚きでした。
解説の方も書かれていますが、この本を読んだ後に読む枕草子はまた違った味わいがあると思います。
2023年5月16日に日本でレビュー済み
清少納言が、一条天皇の后、中宮定子の女房(侍女)となってから、定子の死で職を離れるまでを描いた一代記。
平安時代の宮中の様子ややんごとなき人々の日常は、興味深くはある。現代よりも恋愛至上主義の時代だったのね!
ただ、モテ女子で才気溢るる清少納言の自慢げなひとり語りがしっくりこないし、現実離れしたような読みにくさが否めない。典雅な雰囲気は十分に伝わるのだが…。
枕草子が如何にして世に出る事になったのか、どのような思いが込められていたのかというくだりは、著者の想像力の高さが良く分かる。作品をものするのに苦心惨憺したのかなという印象だ。
本作品は、前半はやや退屈だが、藤原道長と藤原伊周の政争に宮中が右往左往する後半から、歴史小説としての醍醐味が味わえる。この時代に明るくはないが、読み進めながら知的好奇心を満足させることができた。陰陽師安倍晴明が権力におもねっているという清少納言のコメントは面白いね。
平安時代の宮中の様子ややんごとなき人々の日常は、興味深くはある。現代よりも恋愛至上主義の時代だったのね!
ただ、モテ女子で才気溢るる清少納言の自慢げなひとり語りがしっくりこないし、現実離れしたような読みにくさが否めない。典雅な雰囲気は十分に伝わるのだが…。
枕草子が如何にして世に出る事になったのか、どのような思いが込められていたのかというくだりは、著者の想像力の高さが良く分かる。作品をものするのに苦心惨憺したのかなという印象だ。
本作品は、前半はやや退屈だが、藤原道長と藤原伊周の政争に宮中が右往左往する後半から、歴史小説としての醍醐味が味わえる。この時代に明るくはないが、読み進めながら知的好奇心を満足させることができた。陰陽師安倍晴明が権力におもねっているという清少納言のコメントは面白いね。
2014年3月23日に日本でレビュー済み
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なぜ、冲方丁はこの本を書いたのだろう?なぜ清少納言?枕草子?その理由はPVでお話されてはいますが、
言葉にされていない想いがあると思います。
古典、歴史に詳しく、清少納言や枕草子ファンのかたには、物足りない小説かもしれません。
そういったものに今まで関心があまりなかったわたしには、ちょうど良い本でした。
読んだのは3月21日春分の日。偶然なのですが、今この時、春まだ浅いこの日に読んで良かった。
去年でもなく、4月に、でもなく。
泣きました。ぽろぽろ涙こぼして。重ねてしまったのです。現在の自分の人生と。
わたしと清少納言では、重なりあうべきもない人生です。それでも、重ね合わせてみてしまったのです。
苦しい恋。思うように生きることを許されない人生。つらいですよね。苦しいですよね。清少納言に
ついつい話かけたくなりましたよ。女の人生の苦しさは千年前も今も変わらない部分があるのですね。
偶然なのですが、気にかけている言葉や想いが、あまりにもこの物語とピッタリはまってしまいました。
千年先に届けたい想い。
この本読んだからって、わたしの苦しみが消えてなくなるわけじゃないのですが、冲方丁さんから
お花をひとついただいたような気がします。すとんと胸におちてきた想いがあります。
これは恋文なんですね。冲方丁さんからの。自信をなくしている女性や、苦しい辛い思いを抱えて
生きているおんなたちへの。
胸張ってください。あなたはあなたの華をみつけて生きてくださいと。
そうですよね。きっと。
生きていくのは辛い。苦しい。
でもわたしたち微笑みながら生きていく。
強さで固めた未来ではなく、柔らかにたおやかに未来を生きる。華を抱きしめて。
言葉にされていない想いがあると思います。
古典、歴史に詳しく、清少納言や枕草子ファンのかたには、物足りない小説かもしれません。
そういったものに今まで関心があまりなかったわたしには、ちょうど良い本でした。
読んだのは3月21日春分の日。偶然なのですが、今この時、春まだ浅いこの日に読んで良かった。
去年でもなく、4月に、でもなく。
泣きました。ぽろぽろ涙こぼして。重ねてしまったのです。現在の自分の人生と。
わたしと清少納言では、重なりあうべきもない人生です。それでも、重ね合わせてみてしまったのです。
苦しい恋。思うように生きることを許されない人生。つらいですよね。苦しいですよね。清少納言に
ついつい話かけたくなりましたよ。女の人生の苦しさは千年前も今も変わらない部分があるのですね。
偶然なのですが、気にかけている言葉や想いが、あまりにもこの物語とピッタリはまってしまいました。
千年先に届けたい想い。
この本読んだからって、わたしの苦しみが消えてなくなるわけじゃないのですが、冲方丁さんから
お花をひとついただいたような気がします。すとんと胸におちてきた想いがあります。
これは恋文なんですね。冲方丁さんからの。自信をなくしている女性や、苦しい辛い思いを抱えて
生きているおんなたちへの。
胸張ってください。あなたはあなたの華をみつけて生きてくださいと。
そうですよね。きっと。
生きていくのは辛い。苦しい。
でもわたしたち微笑みながら生きていく。
強さで固めた未来ではなく、柔らかにたおやかに未来を生きる。華を抱きしめて。
2023年9月10日に日本でレビュー済み
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残念ながら文章の書き方が私には合っていなかったので、すぐに読むのを止めました。
2020年2月11日に日本でレビュー済み
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実は文庫ですでに読んでいました。なのに、絵が見たくて買ってしまいました。素敵です。カラーが見たくてスマホで読みました。わくわくしました。今までの清少納言のイメージと違ってよかったです。
2020年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古典嫌いで、途中まで登場人物の関係もよくわからず苦労しましたが、要は少納言と定子に着目していれば良いとわかり、楽になりました。
教科書で名前しか知らなかった少納言が私の中で一人の女性として命を吹き込まれました
教科書で名前しか知らなかった少納言が私の中で一人の女性として命を吹き込まれました
2014年2月17日に日本でレビュー済み
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今までの作品とは少し違っていました。平安時代の物より江戸時代の物のほうが面白いと思います。