クリーピー 偽りの隣人[DVD]
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フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 東出昌大, 佐藤直子, 竹内結子, 香川照之, 西島秀俊, 戸田昌宏, 藤野涼子, 黒沢清, 最所美咲, 笹野高史, 池田道枝, 馬場徹, 川口春奈 |
稼働時間 | 2 時間 10 分 |
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メーカーによる説明
クリーピー 偽りの隣人 豪華版[Blu-ray] | クリーピー 偽りの隣人[Blu-ray] | クリーピー 偽りの隣人[DVD] | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.0
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価格 | ¥5,747¥5,747 | ¥3,545¥3,545 | ¥3,271¥3,271 |
製品仕様 | Blu-ray | Blu-ray | DVD |
発売日 | 2016/11/02 | 2016/11/02 | 2016/11/02 |
商品の説明
あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。
未解決の一家失踪事件×奇妙な隣人家族
犯罪心理学者が迷い込んだ2つの≪謎≫に隠された真実とは-?
■西島秀俊×竹内結子×香川照之 日本映画界を代表する豪華キャストの共演
主演は、4度目の黒沢清監督作への出演となる西島秀俊。その妻役に竹内結子。奇妙な隣人を香川照之が怪演。更に黒沢組初参加となる、川口春奈、東出昌大、藤野涼子などの若手実力派俳優の活躍も光る。
<第66回ベルリン国際映画祭正式出品作品 ベルリナーレ・スペシャル部門>
<第40回香港国際映画祭クロージング上映作品>
■黒沢清監督最新作! 日常へ深い闇が忍び寄る、衝撃のサスペンス・スリラー
本作で監督を務めるのは、『CURE』(97)『回路』(00)など数々の恐怖映画を手掛け、2015年度第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞した名匠・黒沢清。ある夫婦が“奇妙な隣人"への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく圧倒的な恐怖を描く!
■じつは"実話"な痛快歴史エンターテインメント超大作! 今から250年前、本当にあった庶民の話。空気に流され、長いものに巻かれるのが日本人だとすれば、自分の欲を捨て、他人のために何かを成したいと思うのも日本人。そんな日本人の強く、美しい<無私の精神>に迫る。
■『第15回日本ミステリー文学大賞新人賞』受賞作待望の映画化!
原作小説は、作家・綾辻行人が「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した前川裕著の「クリーピー」(光文社文庫刊)。小説で描かれた恐怖の質感が遂に映像化! -あなたは、隣に住む人が“何者"か知っているか?
【映像特典】
特報・予告編
【仕様】
バリアフリー再生機能付:日本語字幕(本編ディスクのみ)
【ストーリー】
犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、刑事・野上(東出昌大)から6年前に起きた一家失踪事件の分析を頼まれる。しかし事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。
一方、高倉が愛する妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居の隣人は、どこか奇妙な家族だった。病弱な妻(最所美咲)と中学生の娘・澪(藤野涼子)をもつ主人・西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄され、困惑する高倉夫妻。そしてある日、澪が告げた言葉に、高倉は驚愕する。
「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」
未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。
2つの繋がりに高倉が気付いた時、康子の身に【深い闇】が迫っていた・・・。。
【キャスト】
西島秀俊 竹内結子 川口春奈 東出昌大 香川照之
中本賢 西村雅彦 山本舞香 岩田華怜/
藤野涼子 戸田昌宏 馬場徹 最所美咲 池田道枝 佐藤直子 笹野高史
【スタッフ】
監督:黒沢清
原作:前川裕「クリーピー」(光文社文庫刊)
脚本:黒沢清 池田千尋
音楽:羽深由理
撮影:芦澤明子(JSC)
美術:安宅紀史
照明:永田英則
録音:島津未来介
編集:高橋幸一
※商品仕様、特典等については変更となる場合がございます。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 160 g
- EAN : 4988105072077
- 製造元リファレンス : 43215-1208
- 監督 : 黒沢清
- メディア形式 : 色
- 時間 : 2 時間 10 分
- 発売日 : 2016/11/2
- 出演 : 西島秀俊, 竹内結子, 川口春奈, 東出昌大, 香川照之
- 販売元 : 松竹
- ASIN : B01KFLVYT4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 68,306位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 732位日本のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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期待し過ぎたのか、思ってた内容がなくて残念な感じです。
完成披露試写会等の国内の舞台挨拶が全くなくて、インタビューも一人ずつの内容でした。
西島さんや竹内さんのからみもあまりなく、真面目な特典映像という感想です。
メイキングは映画を作っている感はすごいありました。映画本編は、公開中に何回も見に行ってたので、これからじっくり見たいと思います。
雰囲気をジワジワと感じさせるものが出ていて、とても良かったのだが、終盤から展開が
早くなったと云うか、端折っている部分があるように感じた。尺に収める為に所々映像を
カットしてやっとギリギリ130分に削って仕上げたような感じに受け取れた。中盤までの
展開が割と進展もせず、ゆっくりとした流れだったから、そう感じるのかも知れないが、
高倉康子=(竹内結子)も西野雅之=(香川照之)にいつの間にか薬漬けにされていた状態に
なっていたが、そんな描写は一切無かったし、大体この人の行動や振る舞いも少し変だ。
隣り近所とはいえ、西野への接し方にも違和感があるし、夫の高倉幸一=(西島秀俊)にも
秘密を隠しているような距離感のある夫婦に思えた。西野はサイコパスだが、高倉幸一は
空気の読めないアスペのように見える。だから妻の康子も薬漬けにされる以前から鬱ぎみ
のような症状なのかは不明だが、兎に角、出ている人物全員の行動が不可解で警察も子供
の澪=(藤野涼子)も行動に違和感があり変なのだ。西野が澪に拳銃を渡す場面でも反撃の
チャンスは有った筈だ。澪の母親の通帳が空になり、手を汚さない筈の西野が澪の母親を
簡単に撃ち殺すが、幸一や康子は殺さない。ラストは特に混乱する、誰が洗脳されている
のか、洗脳されたフリをしただけなのか?。困惑させるシーンも全て監督の狙い通り?。
雰囲気をジワジワと感じさせるものが出ていて、とても良かったのだが、終盤から展開が
早くなったと云うか、端折っている部分があるように感じた。尺に収める為に所々映像を
カットしてやっとギリギリ130分に削って仕上げたような感じに受け取れた。中盤までの
展開が割と進展もせず、ゆっくりとした流れだったから、そう感じるのかも知れないが、
高倉康子=(竹内結子)も西野雅之=(香川照之)にいつの間にか薬漬けにされていた状態に
なっていたが、そんな描写は一切無かったし、大体この人の行動や振る舞いも少し変だ。
隣り近所とはいえ、西野への接し方にも違和感があるし、夫の高倉幸一=(西島秀俊)にも
秘密を隠しているような距離感のある夫婦に思えた。西野はサイコパスだが、高倉幸一は
空気の読めないアスペのように見える。だから妻の康子も薬漬けにされる以前から鬱ぎみ
のような症状なのかは不明だが、兎に角、出ている人物全員の行動が不可解で警察も子供
の澪=(藤野涼子)も行動に違和感があり変なのだ。西野が澪に拳銃を渡す場面でも反撃の
チャンスは有った筈だ。澪の母親の通帳が空になり、手を汚さない筈の西野が澪の母親を
簡単に撃ち殺すが、幸一や康子は殺さない。ラストは特に混乱する、誰が洗脳されている
のか、洗脳されたフリをしただけなのか?。困惑させるシーンも全て監督の狙い通り?。
現実の事件を掘り下げた... とかいうことではなく、「不快映画」を作りたかったから単なる素材として現実の事件を利用した... ということでしょう。
で、DVDの方のレビューに「警官があんな怪しいところに入って行ってなぜ応援を呼ばずに単独で行動するんだよ、バカか、リアリティなさ過ぎ」といった記述があるようですが、こういう部分って、多分監督がわざとやってるんです。苛つかせることで不快感を増幅させているワケで… だからむかついてる人達って監督の術中にはまってるんですよ…
「ドレッド」なんかにも”逃げたり反撃するチャンスあるのになんで逃げないんだよ…”という局面が多々あったかに記憶してます。
「ファニーゲーム」の方は.. 実は最後まで見られませんでした… のでよく分かりませんけど…
「不快映画」はそれと知らずに見てしまうと(あと、「不快映画」というジャンル自体それほど確立されたものではないので知らない人も多いでしょうし)腹立たしい作品にしかならないと思うので、星の数が少ないのは黒澤監督にとっては想定内かも。いやむしろ誇り…?
「不快映画」にしてはエンディングがちょっとハッピー過ぎるかな…
あと、あの鉄の扉は「悪魔のいけにえ」へのオマージュ…
特に黒沢映画を一度も観たことがない方は要注意。
しかし、理屈抜きに素晴らしいというのが僕の感想です。
黒沢監督の演出力で「CURE」の不気味さを超えた映画ですが、それ以外の部分です。
上記映画の様にただのサイコスリラーではありませんでした。
・サイコパスが被害者を洗脳した会話のシーンがないのはなぜ?
これはわざとです。わざと見せないようにしてます。
なぜかといえば、そこから先はサイコパスの領域だからです。
よって常人には見えない、計り知れないシーンなのです。
見ている方で除外された会話シーンがどういうシーンなのかありありと解った方、あなたこそサイコパス又は専門家です。
・コントに見えるのはなぜ?
「ホラーは笑いと紙一重」という有名な言葉があります。
黒沢清監督も元々はホラー監督なんです。仕組みを理解してます。
これは後述の疑問にも関係します。
・あのラストはなぜ?
まず大前提として「サイコパス=賢い」ではありません。
これは多くの人が勘違いしてそうですが、だからこそ黒沢監督が描いてる事だとも言えます。
要するに名優香川氏が演じたサイコパスも結局頭が悪かったんです。
頭が悪いので自分で自分が制御出来ません。犬も殺せないので主人公に殺害を委ねました。
この時の主人公はまだ完全に洗脳されてません。薬も打ち始めだったからでしょう。
同時に専門家でもありますから、犯人の術中にもはまり辛いと考えられます。
なのにサイコパスは浅はかにも殺害を頼みます。頭が悪いからです。
劇中には布石も散見されます。思い出して下さい。主人公が犯人に対して「目的は何なのか?」問いました。
サイコパスの犯人はこれに答えられませんでした。目的も無くやってるからです。
それは頭が悪いからです。こういう事件を起こす事自体、頭が悪いから来てます。
たとえサイコパスが人たらしで他人を洗脳できても、頭の良さとは別なんです。
前述したコントの件もここにかかってますから滑稽に描いてます。
サイコパス=頭が良い人間、という間違っている認識に対して全編で風刺している映画です。