Rachael Zに対する個人的な思い入れ(80年代に彼女がボストンで勉強している時にローカルクラブで何度か見ました)が無ければ聴くことは無かったアルバムですが、上手くまとまった安心して聴ける一枚です。上質で耳障りの良い音をお探しの方にはお勧めです。曲もソロも音作りもセンスが良く、本来の力はもっとありそうだとついつい思いながら聴いてしまう内容です。Stepsahead, Wayne Shorterとの活動で立証されているようにサポートとして力を発揮するタイプなのかもしれません。このアルバムに限らずジャケットを少し考えるともっと評価が上がるのではないかと思います。Omar Hakimとのバンドに期待です。