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国貧論 Kindle版
アベノミクスもマイナス金利も8割の国民を貧しくする資本主義である
水野和夫が解き明かす21世紀の経済論!
第一章 国貧論
国民の「貧」の原因と性質の研究
マイナス金利の真実
株式会社は時代遅れ
日本の貧困――年収200万円以下が24%3割は金融資産が全くない
第二章 資本主義の黄昏
資本主義の黄昏1 アベノミクスの終焉
資本主義の黄昏2 中国バブル崩壊の日
資本主義の黄昏3 「ゼロ成長社会」への道筋
資本主義の黄昏4 「近代の秋」への発想の転換
資本主義の黄昏5 皇帝なき「閉じた」帝国の時代
原油価格1バレル=30ドル割れの教え
東大物価指数とはなにか
人口問題とイノベーション
第三章 21世紀の資本論
日本の「21世紀の資本」論――資本主義と民主主義のたたかい
「近代社会」のあらゆる前提が崩壊するなかで
水野和夫が解き明かす21世紀の経済論!
第一章 国貧論
国民の「貧」の原因と性質の研究
マイナス金利の真実
株式会社は時代遅れ
日本の貧困――年収200万円以下が24%3割は金融資産が全くない
第二章 資本主義の黄昏
資本主義の黄昏1 アベノミクスの終焉
資本主義の黄昏2 中国バブル崩壊の日
資本主義の黄昏3 「ゼロ成長社会」への道筋
資本主義の黄昏4 「近代の秋」への発想の転換
資本主義の黄昏5 皇帝なき「閉じた」帝国の時代
原油価格1バレル=30ドル割れの教え
東大物価指数とはなにか
人口問題とイノベーション
第三章 21世紀の資本論
日本の「21世紀の資本」論――資本主義と民主主義のたたかい
「近代社会」のあらゆる前提が崩壊するなかで
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2016/11/4
- ファイルサイズ9750 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
水野和夫 1953年生まれ。法政大学法学部教授。元三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミスト。早稲田大学大学院修士課程経済研究科修了。著作に『100年デフレ』『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(いずれも日本経済新聞社)『世界経済の大潮流 経済学の常識をくつがえす資本主義の大転換』(太田出版)『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)など多数。
登録情報
- ASIN : B01M7249S4
- 出版社 : 太田出版 (2016/11/4)
- 発売日 : 2016/11/4
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 9750 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 162ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 420,755位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 51,917位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1953年生まれ。埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授。元三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミスト。早稲田大学大学院修士課程経済研究科修了。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『超マクロ展望 世界経済の真実(ISBN-978-4087205688)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月9日に日本でレビュー済み
レポート
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資本主義の実態、ポスト資本主義、人類の未来のイメージができました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年5月25日に日本でレビュー済み
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同じ著者の有名になったとか言われている『 資本主義の終焉と歴史の危機 』も読んでみた記憶があるが、何を言いたいのか、よく分からなかった…
2017年2月26日に日本でレビュー済み
水野和夫さんが様々なところで発表した論考を1冊にまとめたものです。読みやすさも手伝い、難しい経済学の話ではないところに筆者の本領が発揮されています。
歴史的な流れから未来を予測する観点はユニークで、低金利の現状を論じるために、12世紀のスペインを論じ、16世紀のジェノバを論じて、日本の将来像を予見しているから、他の論者にはない考え方が伝わります。もっとも、世界中の格差の拡大はグローバルな資本主義がもたらしたもの、という主張は頷けます。
そして多くの例証の後、資本主義の末期は、前近代的な様相を呈しているとして、世界の「中世」化だとしています。一部の資本家を中世の王侯・貴族に例え、残りを持たざる者に落ちていく中産階級以下の人間だと断じていました。論理の飛躍にも見えますが、未来を見通せる人の警鐘なのかもしれません。
なお、この中世化は、114ページ以降にポイントが述べられていますので、そこをお読みください。日本も地方分権に舵をとり、中央集権の仕組みを解体すべきだとも論じています。そこの例示は118ページに書かれていますが、「人の移動は、はなはだ不自由なのが宜しい。」と述べています。確かに中央集権の解体には不可欠だとは思いますが、ただでさえ、グローバル化な世界なのに、人の移動を制限できるとは思えません。このあたりの論述はユニークで読む者としては楽しかったのですが、少し筆の運びが過ぎたようにも感じました。
なお、96ページに「借金1000兆円のカラクリ」という項目に筆者の日本の現状について分かりやすく解説してありましたので、ご紹介します。これは未来の予見として受け取るべき内容だと思いました。
「日本は現在、ストックとして1000兆円の借金があり、フローでは毎年40兆円の財政赤字をつくっている。まず、フローの資金繰りに関してだが、現在の金融機関はマネー・ストックとしてある800兆円の預金が年3%、約24兆円ずつ増えている。その多くは年金である。年金が消費へと向かわず、預金として銀行に流れているわけだ。」と概略を俯瞰して説明してありました。少し飛ばして「さらにいま、企業は、1999年以降、恒常的に資金余剰の状態が定着していて、2013年第3四半期時点で1年間の資金余剰は23.3兆円にも達している。このように、家計部門と企業部門を合わせた資金余剰は48.0兆円、対GDP比で10.1%という高水準を維持している。これが、銀行や生保などの金融機関を通して国債の購入に充てることのできる金額で、毎年40兆円発行される国債が消化できている寸法である。」
最終的な着地点も解説してあり、ここが肝心でした。98ページに「現在同様に毎年40兆〜50兆円の財政赤字を続けるなら、いずれ国内の資金だけではショートして、国債の消化ができなくなる。日銀の試算では、2017年には預金の増加が終わると予測されている。そうなれば、外国人に国債を買ってもわらねばならず、現実的には金利は上昇するだろう。金利上昇によって利払いが膨らむから、日本の財政は瞬くまにクラッシュする事態に追い込まれるかもしれない。」と予言していました。やはり、この筆者の指摘と論点は今後も注視していかねばなりません。
歴史的な流れから未来を予測する観点はユニークで、低金利の現状を論じるために、12世紀のスペインを論じ、16世紀のジェノバを論じて、日本の将来像を予見しているから、他の論者にはない考え方が伝わります。もっとも、世界中の格差の拡大はグローバルな資本主義がもたらしたもの、という主張は頷けます。
そして多くの例証の後、資本主義の末期は、前近代的な様相を呈しているとして、世界の「中世」化だとしています。一部の資本家を中世の王侯・貴族に例え、残りを持たざる者に落ちていく中産階級以下の人間だと断じていました。論理の飛躍にも見えますが、未来を見通せる人の警鐘なのかもしれません。
なお、この中世化は、114ページ以降にポイントが述べられていますので、そこをお読みください。日本も地方分権に舵をとり、中央集権の仕組みを解体すべきだとも論じています。そこの例示は118ページに書かれていますが、「人の移動は、はなはだ不自由なのが宜しい。」と述べています。確かに中央集権の解体には不可欠だとは思いますが、ただでさえ、グローバル化な世界なのに、人の移動を制限できるとは思えません。このあたりの論述はユニークで読む者としては楽しかったのですが、少し筆の運びが過ぎたようにも感じました。
なお、96ページに「借金1000兆円のカラクリ」という項目に筆者の日本の現状について分かりやすく解説してありましたので、ご紹介します。これは未来の予見として受け取るべき内容だと思いました。
「日本は現在、ストックとして1000兆円の借金があり、フローでは毎年40兆円の財政赤字をつくっている。まず、フローの資金繰りに関してだが、現在の金融機関はマネー・ストックとしてある800兆円の預金が年3%、約24兆円ずつ増えている。その多くは年金である。年金が消費へと向かわず、預金として銀行に流れているわけだ。」と概略を俯瞰して説明してありました。少し飛ばして「さらにいま、企業は、1999年以降、恒常的に資金余剰の状態が定着していて、2013年第3四半期時点で1年間の資金余剰は23.3兆円にも達している。このように、家計部門と企業部門を合わせた資金余剰は48.0兆円、対GDP比で10.1%という高水準を維持している。これが、銀行や生保などの金融機関を通して国債の購入に充てることのできる金額で、毎年40兆円発行される国債が消化できている寸法である。」
最終的な着地点も解説してあり、ここが肝心でした。98ページに「現在同様に毎年40兆〜50兆円の財政赤字を続けるなら、いずれ国内の資金だけではショートして、国債の消化ができなくなる。日銀の試算では、2017年には預金の増加が終わると予測されている。そうなれば、外国人に国債を買ってもわらねばならず、現実的には金利は上昇するだろう。金利上昇によって利払いが膨らむから、日本の財政は瞬くまにクラッシュする事態に追い込まれるかもしれない。」と予言していました。やはり、この筆者の指摘と論点は今後も注視していかねばなりません。
2017年4月12日に日本でレビュー済み
歴史的な視点から現代資本主義の限界を説いた本です。思いつきではなくちゃんとした論拠とともに説明されるので説得力があります。一方で、資本主義の限界がきている、全体として成長を望めないといわれるとそのまま認めたくない人が多いのはわかる気がします。
本書を読みながら作成した要点メモからいくつかを挙げます。
・ゼロ金利は利益ゼロと同じ意味と考えてもよい。
・外国人が国債を買うようになると利息をあげるしかなくなる。
・金利上昇は財政破綻につながるから増税は避けられない。
・ピケティの経済学にモラルの復権みた気がする。
・閉じられた体系・モデルのなかで論じることの意味と限界
・株価上昇があっただけで異次元緩和が成功というには疑問が残る。
・技術革新の可能性はそう大きいとは思われない。チャールズ・I・ジョーンズの議論など。
本書を読みながら作成した要点メモからいくつかを挙げます。
・ゼロ金利は利益ゼロと同じ意味と考えてもよい。
・外国人が国債を買うようになると利息をあげるしかなくなる。
・金利上昇は財政破綻につながるから増税は避けられない。
・ピケティの経済学にモラルの復権みた気がする。
・閉じられた体系・モデルのなかで論じることの意味と限界
・株価上昇があっただけで異次元緩和が成功というには疑問が残る。
・技術革新の可能性はそう大きいとは思われない。チャールズ・I・ジョーンズの議論など。
2017年3月24日に日本でレビュー済み
独自性の高い、クセの強い主張なので、人によって好みが大きく分かれると思う。
知らない人が多いと思うが、日本のマル経では原論、段階論、国家独占資本主義論に分けて論ずる宇野学派が流行した時期があった。
タイトルの「世界資本主義論」は宇野経済学から派生してできた学説である。民間エコノミストの仕事をするとマル経は忘れるのが普通だと思うのだが、著者の論説は影響が強く感じられる。マル経的な言論は絶滅状態なので、著者の主張は新鮮に感じる人が少なくないだろう。
ところで、本書の「新自由主義」は、使用の仕方がオカシイと思う。財政や金融政策で経済に積極的に介入し、構造改革は後回しにしているアベノミクスを「新自由主義」にくくって非難するのはちょっと違うのではないか。
著者は、1215年にキリスト教が金利を解禁したと主張している。この説は正確性に欠けるので、安易に引用しないほうが良い。興味のある人は、1215年に何があったかを調べると良い。
知らない人が多いと思うが、日本のマル経では原論、段階論、国家独占資本主義論に分けて論ずる宇野学派が流行した時期があった。
タイトルの「世界資本主義論」は宇野経済学から派生してできた学説である。民間エコノミストの仕事をするとマル経は忘れるのが普通だと思うのだが、著者の論説は影響が強く感じられる。マル経的な言論は絶滅状態なので、著者の主張は新鮮に感じる人が少なくないだろう。
ところで、本書の「新自由主義」は、使用の仕方がオカシイと思う。財政や金融政策で経済に積極的に介入し、構造改革は後回しにしているアベノミクスを「新自由主義」にくくって非難するのはちょっと違うのではないか。
著者は、1215年にキリスト教が金利を解禁したと主張している。この説は正確性に欠けるので、安易に引用しないほうが良い。興味のある人は、1215年に何があったかを調べると良い。
2016年8月19日に日本でレビュー済み
筆者の著作は何冊か読んでいる。中世の時代からの長い時間軸で見たグローバル経済の見方や少子高齢化で世界に「先駆けている」日本経済の今後のあり方、資本主義が終焉を迎えるという論説等について、その視点や切り口には大いに感銘を受けた。
その上で敢えて云えば、本書のタイトルがアダム・スミスの「国富論」に対するアンチテーゼのようなものを意図したとすれば、もう少し濃い内容を期待したい処である。
本書は、近年の雑誌などに筆者が寄稿した12本の文章をまとめたものであり、その一つひとつは筆者のこれまでの考え方が表れており、読ませるものがあるが、このタイトルを掲げるのであれば、少なくとも何等かの「まえがき」「あとがき」を付けて全体を総括するような文章があれば、印象は少なからず異なったのではないかと思う。
その上で敢えて云えば、本書のタイトルがアダム・スミスの「国富論」に対するアンチテーゼのようなものを意図したとすれば、もう少し濃い内容を期待したい処である。
本書は、近年の雑誌などに筆者が寄稿した12本の文章をまとめたものであり、その一つひとつは筆者のこれまでの考え方が表れており、読ませるものがあるが、このタイトルを掲げるのであれば、少なくとも何等かの「まえがき」「あとがき」を付けて全体を総括するような文章があれば、印象は少なからず異なったのではないかと思う。
2017年7月30日に日本でレビュー済み
水野先生の仰ることを書くと、現在のゼロ金利は投資の利潤のゼロ%を意味し、もはやアフリカまで行ったグローバリゼーションの波により、残念ながら、日本はゼロ成長になることを実証データや中世ヨーロッパの歴史を通じて解説している。
その処方箋として、プライマリーバランスの均衡化(法人税、金融資産税、消費税の増税)、地方分権等があげられるが、地方分権の下りで若干矛盾店があることが瑕疵か。(ナショナルブランドは不要といいつつ、コンビニは肯定されている)
もう少し、地方分権がゼロ成長をどのように支えるか突っ込んだ議論がされるとパーフェクト。
結論として、現在の日本の将来を考慮する名著であり、政府・与党の方々に一読して欲しい。
日銀のゼロ金利政策でも、物価が上がらず、ゼロ成長という事実を我々日本国民は体験したのだから、氏の唱える「日本ゼロ成長論」は非常に説得性のあるものとなっている。
花丸!!!
その処方箋として、プライマリーバランスの均衡化(法人税、金融資産税、消費税の増税)、地方分権等があげられるが、地方分権の下りで若干矛盾店があることが瑕疵か。(ナショナルブランドは不要といいつつ、コンビニは肯定されている)
もう少し、地方分権がゼロ成長をどのように支えるか突っ込んだ議論がされるとパーフェクト。
結論として、現在の日本の将来を考慮する名著であり、政府・与党の方々に一読して欲しい。
日銀のゼロ金利政策でも、物価が上がらず、ゼロ成長という事実を我々日本国民は体験したのだから、氏の唱える「日本ゼロ成長論」は非常に説得性のあるものとなっている。
花丸!!!